遺品整理など資産家のお手伝い(楽なアルバイト体験談 60代女性)


私は一人暮らしの老人のお手伝いを1年ほどやったことがあります。介護以外の分野のみというとても恵まれた条件だったこともあって引き受けました。

奥様を病気で亡くされた80代の老人の方でしたが、ご本人は非常に元気で介護の必要はありませんでした。

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最初に私に課せられたのは、奥様の残された遺品の整理が第一の仕事でした。

お子様はいなかったのでご主人はすべて捨ててくれとのことで、一切を任せてくださったのでとても仕事がやりやすかったです。

でも大変な財産家で衣類、本、バッグやアクセサリーなど本当にゴミにしてしまっていいのか迷うものもたくさんありました。

「着物はリサイクルの出しましょうか。」と聞くと、「そうしてください。」とのことで、売りにいったり、奥様が洋裁師だったので、残った未使用の布や糸などの材料は福祉作業所に寄付しに行ったりしました。

すべて私にお任せで、着物の代金すら、「あなたのお茶代にしなさい。」と受け取られませんでした。衣類だけでも大型のゴミ袋に70個分ありましたがすべてゴミに出しました。

また私自身も洋裁をするので、使えそうなものをいただいてもいいでしょうかと尋ねると、なんでも持って行きなさいと言ってくださいました。

スイス製のミシンなどいただきありがたい限りでした。

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遺品の整理が終わると、ほとんど仕事はないくなったのですが、今度は「自分1人で庭仕事などして倒れたら電話をする人がいないから、自分が作業する間家にいて見守りを頼みたい。」とおっしゃいました。

しばらくこのお宅に通い、ご主人が庭仕事や室内の高いところの作業などするのを見守るという仕事とも思われない仕事をしました。

ご主人はいつも上機嫌で無理を言うようなことは一切ありませんでした。

さらに仕事が片付くと今度は「一緒に時代劇を見て話し相手をしてくれればいいです。」と言われて、二三か月間毎回一緒にテレビで時代劇を見ました。

最後にご主人の好物のリンゴで生ジュースをこしらえて一緒に飲んで楽しく過ごしました。

こんなことでお金をいただいていいのかと思いましたが、たぶん奥様が亡くなった手持ち無沙汰を解消することが目的だったのだろうと思って、ありがたくやらせていただきました。

この仕事はご主人が自宅を売ってふるさとに引っ越すことになったので終わりになりました。

ただ、大した仕事もせずにただ人助けをしてお金をいただき、その上ご主人さんの処世術を色々伺い私の方が勉強させてもらったようなものでした。

多分こんな簡単でやりがいがあり、しかも楽しい仕事はめったにないと思っています。

  (楽なアルバイトの体験談 60代女性)

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