転職回数が多い40代男が面接を通過してきた話術(40代男性)

転職の成功体験談
スポンサーリンク
スポンサーリンク


私は10回転職をしました。職を転々とした理由は、大まかにいうと、「根性がなかったから」です。

スポンサーリンク



前職を辞めた理由は、仕事でミスしたことを上司から叱られ、必要以上に落ち込んでしまったからでした。入社から4か月目でした

その前の会社では顧客から怒鳴られたことで、会社に行くのが嫌になり1週間で退職しました。

前の前の会社では、部長から無理なノルマ達成を求められ、自分には無理だと思って退職しました。

そんなふうに転職を重ねてきた私ですから、当然、履歴書・職歴書は転職回数がとても目立つことになります。

ですから当然のごとく、面接では

「転職回数が多いようですが、どうしてですか?」と必ず聞かれていました。

そんなとき、私なりにテクニックと言いますか、少しした答えるコツがありました。

それは、「転職回数が多いことを卑下せず堂々と熱意を持って語る」ということです。

という私も20代の頃、初めて転職活動をしていたときは、転職理由を正直に答えていました。しかし、結果的に面接ではことごとく落とされていたんですね・・。

「転職を考えられた理由はどうしてですか?」という質問に対し私はこう答えていました。

「上司とそりが合いませんで・・人間関係が苦手な性格でして・・」

暗いムードで正直に語っていたのです。

今から考えてみると、そういった回答はその理由が真実であっても、タブーなんですね。

というのは、採用する企業からすると、よほど人手不足でない限り、
そんな後ろ向きの人材を雇いたいという気持ちにならないからです。
企業が求めている人材は、基本的には明るく円滑な人間関係を構築できる人であるわけです。

スポンサーリンク



ですから、その人物像を少々オーバーにでも表現しなければ、なかなか採用には至らないと気づきました。

ましてや30代、40代・・と年齢が重なってきたら年齢によるハンディも負うわけですから、なおさらのことです。

40代にもなって「上司に叱られたのがショックで前職を退職しました・・」なんて回答していたら即不採用ですね。

確かに転職回数が多いことはマイナス要因であることには間違いありません。しかし、それも含めてポジティブ思考で語れば、マイナスなものをプラスに転化することさえできる。

それが私が転職活動を通して発見したことです。

ちなみに、今勤めている会社の面接でも「転職回数の多さ」について質問されました。

私はそこでは以下のような感じの回答をしました。

私は様々な会社で営業マンとして働いてきました。そこでは、どうすればお客様の信頼をつかめるか試行錯誤しながら研究を重ねてきました。その研究の結果、私なりの「独自のノウハウ」を発見しました。前職では営業トップを達成しましたが、その「独自のノウハウ」があったからだと思っています。私は営業マンの集大成として、グローバルな視野で成長を遂げる御社で、培ってきたものの全てを発揮したいと思い応募しました・・(後略)

特に「独自のノウハウ」「集大成として」という言葉に力を入れました。

敢えて全てを語らずオブラートに包む。

そうすることで、「こいつは何か持っているに違いない」「何かとんでもないことをやってくれるかもしれない」という期待感を引き寄せることを狙ったのです・・

そして「御社で全力で働かせていただきたいと思います」といった熱意を示す言葉を面接の中で意識的に何度も組み入れました。

そうすることで「転職回数が多くてこの人は大丈夫か・・?」という面接官が抱くだろう不安を払しょくして、その熱意で押しきることを無意識のうちに計算していたのです。

その戦略は功を奏し、私は幸い11回目の転職に成功して現在に至ります。しかも、今まで勤めた会社の中で待遇面が一番よく、給料も一番高くて大変満足しています。

40代の転職というのは、一般的には厳しいとされています。20代や30代の伸びしろがある人材のほうが会社にとって魅力があるわけですから、それは当然のことだと思います。

それに加えて転職回数が多いとなるとほぼ絶望的だというのが一般的な考え方だと思います。

ただ、40代には20代、30代にはない「経験」という武器があります。

それをポジティブな言葉でうまく面接官に伝えることができれば、年齢や転職回数といったハンディを払拭することは十分可能だと私は思います。現に根性なしの私でも何度も転職に成功しているのですから。

  (転職の成功体験談 40代男性)

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました