40代で大手金融機関から住宅関連会社へ転職して思ったこと(40代男性)

私は40代のときに転職をしました。大手金融機関から住宅関連会社へのまさに異職種への転職でした。

転職の理由は、「家」という空間が好きでそれにたずさわる仕事をしたいと思ったからです。

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大学は建築学科で建築にもともと興味がありましたし、空間デザインについてもよく雑誌を読んでいました。ですから30代の時から、住宅にたずさわる会社に転職したいという思いをどこかに抱いていました。

ただ、そこには精神的なハードルがまずありました。前職である大手金融機関では部下を指導する立場にありましたし、それなりの給料をもらっていました。安定した生活を捨ててまで住宅関連会社への転職を実行すべきなのか?と最後まで迷いました

また、世間では「異職種の転職は20代まで」みたいに言われることが多かったりします。特に古い人はそういった固定概念を持っていて、年配の親戚も「40代で異業種への転職なんて無理じゃないか?」なんて口々に言われました。

しかし人生は1度だけだしと思い、ハローワーク、転職情報サイト、転職エージェント、新聞の求人欄などひととおりチェックしながら転職活動を進めました。

銀行に勤めながらこっそり転職活動をしてから2か月後、私は某住宅関連会社から採用の通知をいただきました。異職種ではありましたが、銀行で培った事務処理の能力、住宅への思いが評価されたのだと思います。

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現在は、住宅関連会社に転職して1年ほど経ちます。覚えることがたくさんあって体力的にも精神的にもとにかく大変な1年でした。

思い望んでいた転職。ただバラ色なのかというとそうでもないというが現実です。

まずは給料が下がったことですね。子供も受験を控えている時期で教育費がかかる時期なだけに、妻とも随分けんかになったものです。

あとは、どんな業界でもそうなのでしょうが、裏の現実を知ってがっかりするということ。

パンフレットやCMに映し出されるきれいな風景はあくまでも良い部分だけ見せているわけです。実際に現場で働いてみると、泥臭い作業だったり、人間関係のいざこざがあったり、厳しいノルマに追われたり・・といろんな現実があったりするわけです。

そういった面はどこにいってもあることは覚悟はしていたのですが、夢が壊れるといいますか残念な現実を見てしまう場面もこの1年でもありましたね。

あと、私の場合、40代後半に転職したということもあり、「年下の上司」の存在というのも、嫌なものでした。もともとプライドが高いところがありましたから、年下の上司からため口で叱られるのは、プライドがズタズタになるものです。

その点は随分慣れてきましたが、年齢を重ねての転職組はそこあたり想定しておいたほうがいいかと思います。特に最初のころは、タイムカードの押し方ひとつにしてもわからないわけなので、40代であっても50代であっても、新入社員のように謙虚な姿勢で同僚と接していくことが求められるかと思います。

転職して良かったと思えるか失敗したと思うかはその人によって違いがあると思います。

私の場合、全体としては転職して良かったと思っています。なぜなら、「住宅」という好きなものにたずさわることで、それだけで希望を感じるのです。また、自分自身が心からやってみたいと思ったことを自ら選択したことだからか、辛いことがあっても後悔する感情は不思議とありません。

 (転職の体験談 40代男性)

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