大手メーカーから塾講師に転職して感じたこと(20代男性)


私は現在20代の男性です。都内の大学院を卒業後はとある大手メーカーで営業の仕事をしてきました。

給料もよく勤務条件については申し分ありませんでした。ただ、毎日が地獄でした。というのは、いわゆるパワハラ上司の存在があったのです・・。

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その上司は私の直属の上司でした。少しでもノルマを達成できなければ、怒鳴り散らし、人格を否定するような言葉で説教がつづきます。

営業をその上司と同行するときは悲惨です。その上司のやり方と少しでも違う方法でやったら、途端に機嫌が悪くなり心を休まる場がありません。

また、嫌だったのは顧客を前に恥をかかせられるんです。「こいつ、仕事できないやつなんですよ。」みたいに紹介される。

そんな上司と毎日顔を合わせるわけですからたまったもんじゃありません。一度、人事部の部長に相談したこともあったんですが、体育会系ということもあり「鍛えられてるって思えばいいんだろ。男なんだから、もっと根性出せよ~」とあえなく返されました。

パワハラを受ける日々が数年に及び、いつしか私はうつ状態になりました。ある日、会社に行こうとしたらベッドから立てなかったんです。携帯で会社に電話を何とかして、入社して初めて会社を休みました。

翌日、なんとか出社したのですが、上司は心配してくれるどころか「このなまけものが!」と怒鳴ってきてそれから数10分に及ぶ説教・・私は精神的に限界で会社を辞めることを決意しました。

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それから3か月後、会社を辞めた私はハローワーク、転職エージェント、転職求人サイトなどを活用して転職活動をしていました。うつ状態はしばらく実家に帰って静養したこともあってから快方に向かっていました。

今まで培ったことを生かせる仕事のなかで塾講師の仕事が候補に浮かびました。というのは私は子供と接するのが結構好きで、勉強も学生時代はそれなりにしてきた自負があったからです。

地元にある大手進学塾が通勤しやすいと思い応募しました。筆記試験を通過し、面接は教えたい科目などを面接官に伝え、5分ほどの簡単な模擬授業をして終了。無事に採用になりました。

現在私はその学習塾で塾講師として教壇に立っています。最初のうちは人前で話したことがほとんどないものですから、緊張しました。自分より10以上も下の生徒から「先生、声全然聞こえないよ。がんばって~!」と励まされ、苦笑したものです。

それでも、何度も教壇に立っているうちに慣れてきて今では特に緊張することもなく30人ほどの生徒(小中学生)を教えています。

塾講師に転職してわかったことに、塾講師として勤務している先生たちの経歴は本当にさまざまだということです。私の知る限り、大学を出て新卒で塾講師になったっていう人はいません。

例えば、弁護士を目指していたけど夢かなわなかった先生、東大を出たのにフリーターだったからかなぜか塾講師しか採用してくれる口がなかった先生、研究者の道を断念して塾講師になった先生、大手企業をリストラされて塾に流れ着いた先生・・

どちらかというと、塾講師になりたくてなったという人より、何らかの事情があって仕方なく塾講師になったという先生が多いですね。

ですから、生徒の前では成功者のようにふるまっていても「こんなはずじゃなかった・・」と塾講師であることを卑下している先生も結構いるのが事実です。

塾講師はとにかく忙しくて大変です。生徒が帰ってからも雑務あり、ミーティングありと夜は遅いですし、帰ってからも授業の予習などしなければいけません。休みもろくにとれません。それでいて給料は高くはありません。

ただ、私としては塾講師として転職出来てよかったと感じています。生徒を教えて成績を伸ばすことにやりがいを感じるのです。そして、それぞれの生徒が志望校に合格してそれを報告しに来てくれた時、涙がでるほどうれしく感じます。

こういった感動は大手メーカーに勤めていたときは味わったことがありませんでした。

私の親せきのなかには「給料の良い職場を辞めるなんてもったいないねえ」、「塾講師になるならわざわざ大学院まで行かなくてもよかったよね」なんて厭味ったらしくいう人もいます。

でも、私はそういた外野の声は聞き入れないようにしています。だって自分の人生の良しあしは自分が決めるものですから。私はこれからも良い転職をできたと胸を張って生きていきたいと思っています。

 (転職の成功談 20代男性)

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