マンガ読み放題でぬるま湯状態だった?マンガ喫茶バイトの日々(楽なアルバイトの体験談 30代男性)


アルバイトを行ったことがある人なら誰もが一度は思ったことがあるでしょう。

「楽なアルバイトをしてみたい」と。

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アルバイトは労働の対価としてお金をもらうわけですから、それなりにしんどいことがたくさんあって当たり前。そういった考えが一般的だと思いますが、中にはとても楽なアルバイトも存在しています。

私は大学生の時とフリーター時代と様々なアルバイトを経験してきました。その中で一番楽なアルバイトだと思ったのは漫画喫茶での長期アルバイトでした。

漫画喫茶のアルバイトを始めたきっかけは、元々漫画好きで、漫画喫茶によく入っては夜通し漫画を読んでいたことにあります。そんなある日、店内に「わたしたちと働きませんか?」という見出しの求人広告を見つけました。

時給なども書かれていたのですが、漫画喫茶の店員って結構暇そうにしているのに時給がかなり高いなとその時思ったのを覚えています。

ちょうどアルバイトを探していたということもあってカウンターでアルバイト募集の広告を見たことを告げ、後日履歴書を持参して面接となりました。私は当時大学生だったのですが卒業に必要な単位はほとんどとっていたということもあり、深夜での勤務も可能でした。それを伝えると、夜勤で働いてくれる人は非常に貴重だということでその場で採用。数日後にはその漫画喫茶のテントにアルバイトスタッフとして立っていました。

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漫画喫茶のアルバイトの仕事内容としては主に2つあります。一つ目は受付2つ目は清掃です。

受付については、お客様が来店された時、希望する座席や使用時間などを聞いた後、空いている席から座席を決めて伝票発行します。またお客様が退店される時は、伝票を元に精算を行いレシート発行します。難しい作業などなく、同じことの繰り返しにすぎません。

清掃についてはお客様が退店された後、使われたブースの片付けや拭き掃除をします。漫画がまだブースに置かれていたら所定の位置に漫画を戻したりパソコンが起動していたらシャットダウンする作業も行います。後は漫画や雑誌を陳列したり、床の掃き掃除をしたりといった感じでしょうか。

以上の二つが漫画喫茶での夜勤の主な仕事内容なのですが、非常に楽な仕事でした。というのはまず深夜はお客様の出入りがほとんどないんです。

来店されるにしても終電を逃してしまったサラリーマンの方くらいのもので、一度入店されたら各ブースでお休みになられて朝電車が動くまで 特に動きがないという方がほとんどです。

そんな状況ですから、漫画喫茶のアルバイトスタッフたちはやることがありません。それなのに深夜は防犯の意味も兼ねて必ず複数のスタッフが待機しているわけですから、仕事量という面においては、はっきり言って人数があぶれていました。

ですから本当にやりたい放題でしたね。交代交代で長い休憩を取るということはもちろんのこと、(お客様が見ていないところで)自由に漫画を読みふけっていたものです。なんせ漫画喫茶ですから漫画は何万冊とあるわけです。漫画好きにとっては当に宝の山というわけです。

漫画喫茶のアルバイトをするまでは私はお金を出して漫画喫茶に入店し、漫画を読みふけていました。ところがこのアルバイトをスタートしてからというもの、結構な金額をもらってさらに漫画も読み放題と言う素晴らしい環境を手にしたわけです。まさに神バイトだと思いましたね。

漫画喫茶でアルバイトしていた期間に読んだ本は本当に数え切れないほどです。こんなのでお金をもらってしまっていいのだろうか?と申し訳なく感じることもしばしばあったことです。

とはいえ良いことだけでもないと思います。私の場合、このぬるま湯に浸かってしまったため、他のアルバイトをできなくなってしまいました。他のアルバイトの場合、体力を使って疲れたり、先輩や上司の機嫌をそこに 気を使ったりと大変なことがたくさんあるものです。

一方漫画喫茶のアルバイトは、のんびりだらだらと漫画を読んでいればいいだけの楽なアルバイトでしたから、きつい仕事なんてやってられるかっていう風になるわけです。

そんなこともあって、就職活動大学4年生の時したものの、一社からも内定をいただくことはできませんでした。結局、卒業してフリーターとなり、この漫画喫茶のアルバイトを数年にわたって続けることになりました。

それもそれで良い経験になりましたし楽しかった面もあるのですが、社会の厳しさをもっと若い時から味わっておけばもっと自分を鍛えることができたのではないかなという風に思っています。

現在私は住宅関連の会社に正社員として働いています。本当は漫画喫茶のアルバイトをダラダラ続けていたかったのですが、付き合っていた彼女の親から正社員としてどこかに勤めないと付き合うことを認めないと言われてしまったのです。

ということで仕方なく?転職情報サイトを調べ履歴書はちこち送って採用されたのが現在の住宅関連会社というわけです。

と言ってもやはりきついですね。当たり前のことでありますが朝早く出社しないといけないですし、残業当たり前、お客様から叱られたり上司から大目玉を食らうと言ったことも日常茶飯時です。

また営業職ということもあり営業成績は張り出されて他のスタッフと比較されます。ノルマを達成できなければ上司からこっぴどく叱られます。また漫画喫茶のアルバイトに戻りたいなと思いつつも、これが社会では普通なのかなと・・耐えるしかなさそうです。

以上私なりの漫画喫茶バイトの体験談を書かせていただきました。ただ一つ付け加えなければいけないことに、漫画喫茶バイトといってもあらゆる職場が楽なアルバイトではないことです。

例えばシャワーが付いている漫画喫茶ならば、夜勤バイトたちがシャワー室の清掃も行わなければいけませんからそれなりにやることがたくさん出てきます。

また立地条件によっては深夜に出入りの多い店舗もあると聞いたことがあります。ですからもし楽な仕事を求めて漫画喫茶のアルバイトに関心がある人は、まずはお客として入店してみることをお勧めします。

そしてスタッフがおしゃべりをしたりだらだら意味なく歩いていたりしたら、そのマンガ喫茶は、かなりの確率で楽なバイトである可能性が高いと思います。

(楽なアルバイトの体験談 30代男性)

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