電波品質調査のアルバイトが楽で暇

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これは私が10代後半のときに体験した「暇で楽なアルバイト」の話です。
その「暇で楽なアルバイト」とは、某携帯電話新製品の電波品質チェックをするというアルバイトでした。

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電波品質調査対象となる携帯電話新製品の旧型を自分でも使っていたこともあり、始める前から非常に楽しみなアルバイトでした。
その求人は某アルバイト雑誌の「短期バイト募集欄」で見つけました。
アルバイト期間は2日間。特に面接もなく当日事務所に早朝より集まり、そこから1時間ほどかけて某所の山奥へ車移動。そこから数時間待機しました。
待機しているとスタッフから「電波品質調査を開始します」と声がかかり、実務がスタート。
その実務とは、本部のオペレーターと通話しながら山道を下山して双方向で通話品質のチェックするというものです。
渡された携帯電話新製品で通話をしながら指定された場所まで山道を降りたらその地点の電波品質調査は終了。
次は違うスポットに向かい、そこでまた電波品質調査を開始します。
その繰り返しで、回数にして10回ほどだったと思います。
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一回の電波品質調査は10分もかからないくらいで終わるので、1日の実働時間は2時間に満たないくらいになるでしょうか。
その調査自体よりも待機時間をどのように過ごすか考える方が大変でした。
空き時間は、幅広い年代のメンバーらとジェネレーションギャップを感じながらの雑談をしたり、ひたすら携帯電話をいじっての暇つぶしをしたり・・。それがかなり長く感じましたね・・
この携帯電話新製品の電波品質調査のアルバイト、実務時間が約1割でそれ以外の9割が待機時間といった感じの暇すぎるアルバイトでした。
とはいえ、1時間に1回電波調査をするといったように回数もきっちりと決まっておらず、本部と各現場の兼ね合いから実務のタイミングが指示されました。
ですから、一日を通して、不定期といった感じで逆に暇すぎて疲れがような気もしなくはありません。
待機しているといきなり呼ばれて電波調査が始まり、その地点での電波調査が終わったら長い待機時間になったり・・
実務時、電話をする相手である本部のオペレーターの方はどんな人なんだろう?と想像するのが唯一の楽しみだったような気がします。
電波品質調査一日目は待機時間の疲労で帰宅後すぐに就寝。2日目もほとんど同じメンバーで終始和やか。
ただ2日目、一緒にその電波品質調査のアルバイトをした友人が、あまりにも暇すぎて待機時間に寝てしまうハプニングが発生!
結局、友人に代わって電波品質調査を行う場面があったのでちょっぴり損した気分でした。
ただ、友人が寝ているのを見ながらにして、スタッフの方は特に注意する様子もなく、なんともゆるすぎる現場だなあと逆に感心してしまいました。
携帯電話新製品の電波品質調査はあまりにも楽で暇すぎて、寝てしまう気持ちはわかります。
ただ私は、寝ないように寝ないようにと気合いをいれていた分、アルバイト終了後、友人とそのことで喧嘩をしたのも、今となっては良い思い出です。
後日、新発売された携帯電話の新製品を店頭で見かけました。「あ、俺はこの商品の開発に少しだけ関われたんだな」という優越感を感じた記憶があります。
携帯電話新製品の電波品質調査のアルバイトは、実働時間は短いものの拘束時間が半日もあったため、結構割高の日給だったので大満足でした。
                    (楽なバイトの体験談 30代男性) 

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