バス乗降調査のアルバイトは楽な仕事

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私は学生時代に短期バイトを中心に、さまざまなアルバイトを経験してきました。そのなかで、気楽にできて中々面白いと感じたアルバイトのひとつに「バス乗降調査」があります。
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「バス乗降調査」とは市バスや都バスなどが、バス利用状況を調べるためにときどき行っている調査のことです。どの区間にどれくらいの人数が乗り降りしているか、乗客がどんな要望を持ってるかなどを把握することにより、サービス向上につとめるというのがその狙いです。
調査はバス会社から調査会社が委託していて、アルバイト求人サイトや求人雑誌で1日の短期バイトとしてごく稀に募集を見かけます。バス乗降調査のアルバイトスタッフは一体どのような作業をするのかというと、早朝から夜遅くまで、指定されたバスに乗り込んで、アンケートの配布と回収をするのです。
仕事は2組で行います。ひとりがバスの入口付近で乗客にアンケートを配布し、もう一人が料金箱の近くでアンケートを回収するのです。基本的に揺れるバスの中での立ち仕事ですし拘束時間は長いですが、実際にやってみると楽な仕事だと感じました。
どうして私がバス乗降調査のアルバイトを楽な仕事だと感じたかというと、その理由は4つあります。1つ目は仕事自体が簡単ということです。乗客にアンケートの配布(または回収)するだけなので、技術や知識が求められることもありません。一日中、同じ作業をしていればいいだけですので、アルバイトをするにあたり準備をしたり暗記をしたりすることも特に必要ありません。
バス乗降調査のアルバイトを楽な仕事だと感じた理由の2つめは、実働時間が意外と短かったことです。ほぼ丸一日の拘束時間と聞いて、「長丁場になるなあ・・でもお金のために耐えるしかない・・」と覚悟していたのですが、拍子抜けしてしまいました。というのは、バスが行き先のバス車庫に着いたら、折り返しの便に乗るまでには時間差があったからです。調査をする路線にもよりますが、郊外や田舎に向かう路線なら、折り返しの便が出発するまで1時間~2時間くらい時間が空くことも。その時間差は自由時間になりました。バスが出発するまで、ご飯を食べてきてもよし、近くのまちを散歩してきてもよし、相方とおしゃべりをしていていもよしという自由な感じでした。
バス乗降調査のアルバイトが楽な仕事だと感じた3つめの理由は、バスで座っている時間帯も結構あったこと。お客さんが車内にいらっしゃらない時間(またはお客様から見えない場所に立っているとき)は、自己判断で座席時すわっても良いことになっていました。朝、夕はお客様の乗降が頻繁にあって立ち仕事を余儀なくされても、昼間や夜はお客様がひとりも乗っていない状態でバスだけ走っている時間帯が結構ありました。そういった時間帯は座席に座って単なる乗客と化していました。座席に座っているだけですから特に疲れることもありませんでした。
バス乗降調査のアルバイトが楽な仕事だと感じた4つ目の理由は、精神的にもラクだったこと。というのは、意外なことにお客様から「ご苦労様」などとねぎらいの言葉をもらうことが頻繁にあったのです。正直なところ、このアルバイトをする前は、乗客から嫌な顔をされると思っていました。揺れるバス車内でアンケートなど、少なからず抵抗感があると思ったからです
ただ、乗客はバス乗降調査は毎年やっていることもあってか、大抵の方はそのことを知っていました。「ああ、去年もやったあれね」みたいな感じで快く協力してくれる方ばかりでした。また、走行中にフレンドリーにいろいろ話しかけてくれる方も結構おられました。私たちとおしゃべりをすることが暇つぶしにもなったのか「ありがとう。楽しかったわ。がんばってね」といったあたたかい言葉をかけていただくかたもおられました。
以上の4つの理由から私はバス乗降調査のアルバイトを楽な仕事だと感じました。求人は「学生のバイトなら【アルバイトEX】」、「バイトル[大学生]のアルバイト情報を検索」などで調べると、見つかりやすいです。1年のなかでごく稀にしか募集がないレアなアルバイトですが、バスに長時間乗るのに問題なければ誰でも問題なくできるアルバイトだと思います。
     (楽なアルバイトの体験談 20代男性)

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