現場事務員の仕事が楽すぎました。

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私は以前、市場の現場事務員の仕事をしていたことがあります。それが、とても楽な仕事でした。
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その仕事内容というと、現場にいてちょっとした事務作業をお手伝いするというものです。午前中にすべき仕事はというと、青果を加工する現場の人達に、加工予定数など書かれた指示書や値段シールを手渡すというだけです。
その指示書やシールは現場で発行するのではなく、違う場所で発行されたものを事務員が持ってくるので、私はただそれを待つだけ。それで午前中の仕事は終わりという楽ちんぶりです。
朝出社してから、指示書・シールが到着するまでは、なにもする仕事がありませんでした。あまりに暇すぎて私はハンコを押す作業で時間を潰していたほどです。マジックにインクを補充したり、掃除をしてみたり雑用的な事もしていましたが、それらをこなしても一時間がいいところ。それが終わってしまえば後はボーッとするしかありませんでした。
また、指示書やシールがきて、いよいよ仕事をするといっても、それを現場作業員に振り分けるだけなので一瞬で終わってしまいます。楽すぎでした。
ただ、その仕事で苦労したことが全くなかったわけではありませんでした。それは、使用する野菜を取ってくるのもお仕事のうちなのですが、どの野菜を使用するか等は出荷先によって違うので覚えなければならなかったこと。種類が多いので苦労したのを覚えています。
しかし、このお仕事で大変だなと思ったのはそれぐらいでした。野菜や出荷先の種類も一旦覚えてしまえば、当たり前になってしまうわけですし。
あまりにも仕事が楽で、やることがなさすぎてエクセルをいじったり、現場に入って作業を手伝ったりしました。それでもなおやることがなくて暇でした。
午後の仕事はというと、これもまた楽ちんそのものでした。作業が終わった後の指示書を集めて計算していくのですが確実に定時がくるまでに終わってしまいます。あまりに楽で時間が余ることもしばしばあったので、午後も現場のお手伝いをしたりしていました。
こんなに楽ちんで暇な職場は今までになかったです。「なにかやることないですか?」と上司に聞いたことも何度もあったのですが、上司も返答に困っていました。なんせ、その上司もやることがなくて暇だったので・・それなら何故人を雇ったのだろうと疑問に思うほど、楽すぎて暇すぎて毎日ちっとも疲れませんでした。
なので、お仕事が終わった後は毎日ゲームをしたりお酒を飲んだりして楽しい日々を送っていたことを覚えています。
基本的には座って行うお仕事ですし、それほどパソコンを使うわけでもなかったのでストレスも疲労感も全くありませんでした。元気いっぱいのまま帰宅できるので、当時の私にとっては、遊びたいだけ遊べる理想の職場でした。
その仕事は、妊娠をしたのをきっかけに辞めざるをえなかったのですが、出来ることなら続けていたかったです。後にも先にもこんなに楽なお仕事はないだろうなと思います。
                               (20代女性)

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