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とにかく楽だったバス乗降客調査バイト





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私は以前、バス乗降客調査のアルバイトをしたことがあります。バス乗降客調査とは一体どんな調査なのかというと、バスに乗って、各バス停から乗ってくるお客の数を数えるというものでした。
これがかなり楽なアルバイトでした。

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バス乗降客調査はまず、路線バスが発着する最初のバス停から指定された路線バスに乗り込むことからはじまります。
そして、座席に座って、バス停でバスが停車するたびに、何人の乗客が乗車したかをカウントして用紙に記入していくのです。
路線バスにずっと乗っていると聞けば大変そうに思えるかもしれませんが、拘束時間は一日中というわけではなく交代制で、私はいつも昼間から夕方くらいで仕事が終わっていました。
なお、指定されたバスには、起点となるバス停からその路線の終点まで乗るわけですが、停車する全てのバス停で乗車してくる人の数を数えなければいけないというわけではありませんでした。
決められた幾つかのバス停からの乗車数を数えるだけでよかったので、カウントする作業自体もとても楽でした。
そして乗客の数をカウントするといっても、路線バスはそこまで乗車してくる人が多いわけではありません。特に昼間となると、数人が乗ってくるだけなので、数を数えるのもかなり楽でした。
バス乗降客調査では、指定されたバスが終点までいくと、次はそのバス停から、また新たに指定されたバスに乗り込んで調査をつづけます。
とはいえ、大抵は、次の路線バスに乗り込むまでには時間差があります。路線にもよるでしょうが、大抵は1時間くらいの時間があり、その間は休憩時間となりました。
ですから、私はバスターミナルの付近を散策してご飯を食べたり少し買い物をしたりしながら、本当に自由に楽しく過ごすことができました。
そして自分が乗る最後のバスになると、今まで通り各バス停から乗ってくるお客の数を数え、自分の担当するバス停全てを数え終えたところで仕事は終わり。
そのまま自分の家の近くのバス停まで乗って帰ってよく、行きも帰りも交通費がかからないというとてもありがたい点もありました。
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もちろん乗り込む路線にもよりますが、何よりこのバス乗降客調査のアルバイトは、基本的にはバスの中で座ってすることができる点が楽でした。
足腰が疲れないわけですし。また、夏の暑い時でも冬の寒い時でも、バスは冷暖房完備ゆえ、外気温は全く関係なくする快適に仕事に取り組めた点も本当に楽でした。
ちなみに、バスが満席になることが仮にあれば調査員は立っておく必要がありますが、今までこのアルバイトをしてきた経験上、バス乗降客調査に指定されたバスが満員になることはほとんどなく、数を数えるのに苦労した覚えも一度もありません。
むしろ、「これは仕事なのかな?」、「こんなに楽に楽しく過ごしてお金をもらっていいのかな?」とこちらが申し訳なく思うくらいの楽ちんぶりでした。
ただバスに乗っているだけのような楽な仕事ではありますが、それでも何か社会の役には立っているのだろうと思いながら納得していました。
以上のように、バス乗降客調査のアルバイトは非常に簡単で楽な仕事でしたが、真面目にするようにだけは心掛けていました。
一体何のためにこの仕事があるのかは今だに分かりませんが、やってる側からすると、とにかく楽でありがたい仕事でした。
         (楽なバイトの体験談 30代女性)

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