暇で楽すぎたリスティング広告審査の仕事

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以前私が働いていた「リスティング広告の表現審査」というお仕事はまさに楽そのものでした。
リスティング広告とは、Yahoo!やGoogleでサイト検索を行うと検索文字に対応してページ上部に表示される広告のことです
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そういったリスティング広告の審査を行うわけです。なぜ審査しなければならないかというと、世の中には商品やサービスの良さをアピールして顧客の購買意欲を高めようとするあまり、誇大な表現をする業者が存在するからです。
特に健康食品等、消費者の健康に関わるような広告は事実とあまりにも乖離した表現を行わないよう、表現できる効能効果の範囲が薬事法により定められているほどです。
また、過激なアダルト表現やグロテスクな表現など、一般の人が不快感を感じるような表現も審査で落とすように決められています。
ちなみに、広告審査の依頼主の多くはサイトの運営元です。主に自社サイトのイメージが悪くなったり法律に抵触したりして不利益を被らないような方針のもと、審査の内容は細かく定められています。
広告審査のやり方は対象サイトにより様々です。基本的には、インターネット検索を行って表示された広告を審査。NGなものについてまとめて報告する形で仕事を進めていきます。
リスティング広告は文字列だけのものもあれば画像付きのものもあります。私たち広告審査スタッフは、研修で学んだ薬事法や景品表示法等の法律やサイトの運営元の方針に沿った内容で審査していきます。
この仕事について1年ほどは毎日PCを見続ける状態だったのですが、ある時審査の依頼元の会社へ出向し業務委託という形でお仕事をするようになってからはぐっと業務量が減りました。
その業務量の少なさは驚くほどで、平均的に始業から10分程で全てのお仕事が終わってしまうようになりました。つまり・・当然残りの時間は暇となるわけです。暇であるとはいえ、同室で働いている人たちは真面目なタイプの人ばかりで雑談をできる雰囲気にありませんでした。
ですから、私はインターネットで何となくネットサーフィンをしたりして時間を潰していました。暇で楽なのは良いことかもしれませんが、空調の効いた部屋で座っているだけでお給料を貰うというポジションも世の中にはあるということを不思議に感じたものです。
今はもう転職してしまいましたが、この広告審査のお仕事が私の体験した一番楽なお仕事でした。
                                    (30代女性)

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