暇な会社事務の楽々短期バイト

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まだ大学生だった20代だった頃、研究室の先輩に頼まれて、私はある冬休み限定のバイトを引き受けました。そのアルバイトは時給こそ高くはなかったのですが、とても楽な仕事で今でも印象に残っています。私がその短期アルバイトをすることになった会社は都心のビジネス街の一角にあり、小さなビルの上下2フロアを借りて営業していました。
私はアルバイト初日、勤務開始時間より早めに会社前に到着しました。しかし誰もおらず、ドアの前で待つことに。勤務開始時間の10分くらい前に、やっとひとり人目の社員が出社してきました。結構適当な会社なのかな、と思っていたら勤務開始ギリギリになって皆さんぞろぞろ出社。皆さん、遅刻にならない程度には来ているようでした。
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その会社で私に課せられた仕事は会社事務でした。
ただ、実質的には雑用という感じで、お茶汲みと電話番がその仕事内容の全てでした。
しかも電話は取次ぎだけでしたし、お茶汲みは2人いた女性社員も一緒にやってくれたので、殆どやる事のないアルバイトでした。
しかもお昼休みだけでなく、午前午後にも休憩時間があってお菓子もお茶と一緒に全員に配られるという好待遇ぶり。これにはびっくりしました。何とも贅沢な話でですが、私はそのアルバイト期間が終わった時点で、結構太ってしまいました。
また、私がアルバイトをしていたのは冬だったのですが、その職場は、エコとはまさに敵のような職場環境でした。暖房をつけていたのですが、これがガスファンヒーターで結構火力が強く段々暑くなってくると男性社員が「暑いなあ」と言いながらエアコンをつけるみたいな感じで。
そんなエアコン、ガスファンヒーター完備のぬくぬくの職場環境の中で私はのんびりお気楽に仕事をすることになったのです。仕事といっても、電話もそう頻繁にかかってくるわけではありませんでしたし、取次だけなので知識も要りません。とはいえ、仕事は皆さん勿論キッチリやっていらっしゃるので、話しかけるわけにもいかず。やることがなくただボーっとしていました。暇で暇で仕方ない毎日が過ぎていく、仕方ないのでこっそり、学校の課題をやったり本を読んだりしていたこともありました。
何しろ当時の私は若かったですし知識も無く、また短期のバイトという事で気にもしなかったのですがあの会社、一体何の会社だったのだろう?と今になって不思議に思うのも事実なのです。あまりに暇で楽すぎる仕事内容だっただけに、アルバイト期間終了時にお給料をいただいた時、給料泥棒の気分になったことも言い添えておきたいと思います。
                               (楽な仕事の体験談 20代女性)

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