楽だった家庭教師のアルバイト

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私が経験した暇で楽な仕事は、大学生のときにやっていた家庭教師のアルバイトです。私はある大手家庭教師センターに登録してそこから該当する家庭を紹介してもらっていました。
各ご家庭はあらかじめ、求める家庭教師の条件(学歴、性別、得意教科、交通の便など)を登録していて、その条件に合致する家庭教師がいれば、家庭教師センターが家庭教師に電話をかけるわけです。
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例えば、「○○駅の近くに住んでいる中学1年生の生徒さんが毎週金曜日の夜7時から、英語を教えて欲しいということなんですが、いかがですか?」みたいに。
それで家庭教師がOKしたら、ご家庭の場所を書いた地図など詳細資料が送られてきて、そのご家庭に出向き指導開始となります。
私は中学生を中心に何人か教えていましたが、学校の勉強についていけなくなった成績の悪い子が多かったですね。
そんな子の多くは、もともと勉強の習慣がなく、椅子に長時間座っていられない子も少なくありませんでした。嫌いな勉強をうまく機嫌をとりながらやらせるわけですから、勉強を教えるという前に、しつけ係という感じでした。
教える生徒さんのご家庭は、家庭教師センターからテキストを購入しており、それらのテキストや学校の教科書をもとに勉強を教えていました。勉強を教えるといっても一方的に家庭教師が話すということはほとんどなく、基礎的なことを少し説明したら、問題集をやってもらい、その間は暇になっていました。また、教える内容もごく基礎的なものばかりでしたから、教えられず困るということはあまりありませんでした。ただ、中学生の場合、副教科もありますし、そこあたりの知識はとうの昔に忘れていたので予習をしていましたね。
家庭教師の仕事でやりがいを感じたことは、やはり生徒さんの定期テストの点数が上がったときでしょうか。そんなとき、親御さんも「先生に来てもらって良かったわあ」と喜んでくれたとき嬉しく思いましたね。それまで勉強が嫌いだった子が、それをきっかけに自らの意思で宿題をやってくれるようになったときも、うれしく思いました。また、家庭教師のアルバイトは時給も高めで2000円近くいただいていました。仕事が椅子に座りっぱなしで楽なことを考えると割りが良かったですね
大変だなあと思ったことは、生徒さんが机に向かってもらうようになるためには、雑談を通して、生徒さんとの距離を縮める必要性があったこと。もちろん勉強だけを教えていてもいいわけですが、それだけでは勉強が嫌いな子は、なかなか机に自ら向かってくれないと思ったのです。ちなみに私が教えていた中学生の女の子は人気アニメのポケットモンスター好きだったので、私も話を合わせるためにポケットモンスターのことを勉強したりアニメを観たりしてました。その生徒さんは「先生、先週のポケモン観た?」と必ず話しかけてくるので、「観てない」とは答えられなかったです。「これも生徒さんのためだ」と思って興味もないアニメを観たりして共通話題を広げる努力をしていました。
そこで学んだことは、家庭教師は、高い学力を有していることよりも、楽しく会話をしながら生徒さんの心を開き、勉強を好きになってもらうよう誘導する能力が必要だなと思いました。やはり子供さんを相手にする以上、子供がある程度好きで、根気よく教えていくという包容力が必要なのだと思います。とはいえ、仕事自体は楽で、他のアルバイトのように疲れてクタクタになるようなことは無縁でしたね
家庭教師の仕事は求人雑誌や【アルバイトEX】など求人サイトで随時募集がなされています。教えられるだけの一定の学力があって、子供好きの方には良いアルバイトではないかと思います。あと、ご家庭によっては毎回食事やケーキを出してくださっていました。当時大学生だった私は食費の節約にもなって一石二鳥でした。
                             (楽な仕事の体験談 20代男性)

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