暇な貿易関連会社で身についたもの

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私は大阪に本社がある、とある企業の東京営業所で働いていたことがあります。営業所とはいっても、連絡所を兼ねた事務所のような小規模な営業所で、東京事務所長のほか社員私1人で仕事をしていました。毎日の仕事はというと、のんびりまったりした雰囲気でした。
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東京事務所長は関連会社の下請けでしたので、定年が近い管理職の人が2~3年間の勤務で転勤してきていました。私は正社員としてその営業所に約6年も勤めましたが、毎日が本当に楽チンでした。その仕事内容と言うと、電話番と取引先とのやりとりと書類集め、あとは資料配布くらいのものでした。
本社からの支払いや給料などが振り込まれるので、その伝票作成については少々面倒でもありました。といっても、計算をしたり書類作成をしたり、郵便を出したり受け取ったり・・。それぞれの作業はどれも簡単で単純なものばかりでした。貿易に関する仕事でしたので、その書類を作成したり、船会社に行って書類を受け取ったりと外出も割と多かったです。
暇なときは本当に暇で、そんなときは何をしても自由だったので、雑誌・本を読んだり、貿易の仕事に関する勉強をしたりと大変のんびり仕事をさせてもらいました。
その後、貿易に関して詳しくなったこともあり、その東京事務所をやめて派遣の仕事に転職。ただ、今までののんびり感がしみついてしまっていて、転職先では忙しく感じたものの、前職より給料が上がりました。



東京事務所での仕事は暇ではありましたが、貿易に関する知識はたくさんつきました。そのおかげで派遣会社を通して、貿易事務の仕事依頼も来るようになり時給はさらに少し上がりました。
今から考えると、暇な会社生活があったお陰でいろいろ勉強でき、その後の仕事につながったといえるかもしれません。ですから、今暇な会社で時間を持て余している方がいるとすれば、その暇な時間を将来のために大いに活用するというのも考え方のひとつかもしれませんね。
あと感じたのは、正社員としての採用はアルバイトやパート採用と比べて福利厚生の面などいろいろメリットが大きいこと。そこでは正社員だからこそ責任ある仕事をできた面もあり、貿易に関する仕事の知識を身につけることができたようにも思います。
                     (暇で楽な正社員の仕事の体験談 50代女性)

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