テレフォンアポインターの仕事は楽

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私は以前、某有名電話会社の代理店で勤務をしていたことがあります。職種はテレフォンアポインターでした。仕事は8:30の朝礼から始まり、17:30の終礼で終わります。朝礼で「本日のノルマは一人何件です」とリーダーがテレフォンアポインターたちに発令。BGMを流して場を盛り上げテンションが高まった状態で業務に入っていました。
テレフォンアポインターの業務内容は、顧客情報が記載されている電話リストを元に電話をかけて、アポイントを取るというものです。
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電話先のお客様は企業であったり、個人であったり様々でした。こちらが提案する話は生活に密着した内容でしたので、ほとんどは話を聞いて頂ける感じでした。ただ中には、面倒くさいといってすぐに電話を切られる方もおられましたが(笑)
提案する内容は今主流の光回線の契約でした。光回線とは、素材に光ファイバーケーブルを使用して、レーザー状の光で通信する回線のことです。 他にADSL回線というものがありますが、ADSLはメタル回線(電話回線)を使用して電気で通信しています。光回線は光を通信に使うことで、メタル回線には無いいくつかのメリットを持っています。たとえば光回線は電気の影響を受けないので、ノイズによる外乱に非常に強く安定した通信をできたりします。
今ではインターネットが普及して、ネット通信は情報の収集、動画の閲覧、ショッピングなど用途は広範に渡っています。私がテレフォンアポインターとして業務として行っていたのは、ネット生活を送る上での利便性、快適性の向上を図るための推進提案をするというものでした。
電話をして先方様が提案に興味をお持ちになっても「今はお金がない」「動画見ない」など、断られることはしばしばありました。しかし逆に、昔からの銅線を使ったアナログ回線にしたお客様が光回線に変えたいけどよく分からないという場合には、チャンスです。
わかりやすく説明するというのは、言うなれば幼稚園児にでも分かる言葉を使って説明することです。さすがにそれだと相手を甘くみていると思われますので、小学生以上に分かるぐらいの言葉の表現を使えば、大体理解して頂けましいた。中には稀に理解できない人もおられますが、基本的にその時点で理解できないお客様は契約時にキャンセルになる場合も多く、アポイントをとっても、功績にならない事が多かったです。
テレフォンアポインターの仕事は結果がものを言う仕事ですが、結果がついてくれば、それ相応のキャッシュバックがあるのが面白いと感じていました。
自分を磨く事が外面的、内面的に分けるとするとテレフォンアポインターの仕事は、内面的な自己鍛錬が必要だといえるかもしれません。といっても、基本的には冷暖房が利いた快適なオフィスでただ電話をかけるだけですから、楽な仕事だともいえると思います。
電話をかけていくうちに個別対応能力の向上もできるため、慣れれば慣れるほど仕事は楽になっていきました。もしアルバイト感覚でテレフォンアポインターの仕事をしたい方がおられれば、一度は体験してみるのも考え方によってはよいかもしれません。
       (楽な仕事の体験談・正社員・30代男性 )

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