町の小さなパチンコ店でのアルバイト

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私は以前、パチンコ屋さんでアルバイトをしていました。パチンコ屋さんで働こうと思ったきっかけが時給が良かったからです。当時はまだ若かったこともあり、面接でもわがままを言いました。
「休日はあまり出たくありません」
「大型連休は出れません」
「ホールには出たくないのでカウンターだけがいいです」
などなど、店の都合など全く考えず平気で自分の要望を言っていました(笑)それでも、なぜか面接受かってしまいました。しかし、それから試練が待ち構えていました。
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研修の時は、教えてくれる先輩がすごく厳しい方だったのです。
お昼もその先輩と一緒で、細かいことを指摘されてはずっと叱られていました。
毎日が辛くて、家に帰って泣きました。そして、いざ研修が終わって現場に出たら、、一体どれだけ大変な仕事になるんだろう・・と想像しては、パチンコ店でのアルバイトを安易に選んだことを後悔しました。
2週間の厳しい研修を終えて、一人でカウンターに立った業務初日、さすがに緊張しました。また、これ以上辛い思いをするなら今日にもパチンコ店を辞めようと思っていました。ところが思いがけず、とても楽な仕事だったのです!
ずっと立っていることさえ慣れてしまえば、カウンターの中はお客様には見えないのでお気楽ムード。さらに、私がアルバイトをしていたそのパチンコ店はとても暇な店で、やる仕事量が非常に少ないという状況でした。暇な時間は他のスタッフの人たちとインカムで会話をしたり、クイズを出してみたりと正に自由なムード。店長も自由な人で、私と同じ歳という事もあって気を使わずに友達感覚で接していました。接客についても仕事をしているというよりは 近所の人と会話をして笑って話している時間の方が多かったです。
そのパチンコ店は、たまにイベントがあり忙しくなっていましが、常連さんが多い店だったので和気あいあいの雰囲気でした。知らないお客さんにキツくあたられるといったこともなく、小規模のパチンコ屋ゆえの、お気楽なムードがただよっていて精神的にも楽でした。
仕事に慣れてくると、だんだん、そのパチンコ店に行くのが楽しくなってきました。仕事をしに行っているというよりは、友達と会話を楽しみに行くような感覚で出勤していたことを思い出します。シフトも自由に組めましたし、時給も高め。さらにお客さんが少なく、仕事がラク!こんな素敵な職場環境はなかなかないなと思いました。
人間関係にいざこざもありませんでしたし、みんな仲良しだった点も精神的に楽でした。月は1度は店長のおごりでみんなで飲みにも行ったりもしていました。居心地があまりによすぎて、すぐに辞めるつもりが、結局、結婚&出産までの6年間も働きました。
アルバイトを辞めて随分年月が経った今でも、当時仲が良かったアルバイト仲間とたまに飲みに行ったりもしています。中には、10年以上もアルバイトを続けている子もいたりします。そのように現役で働く子から「今もみんなでご飯を食べに行く楽しい雰囲気だよ」みたいな話を聞くと、いいなあ!と思ったりしています。そんな私も、子供が少し大きくなったら、またそのパチンコ店で働けたらな。
パチンコ屋は、年末年始にも営業しているくらいなのでガッツリ働きたいという方以外には不向きな仕事かもしれません。社員で就職という形ではなく、アルバイトという形で働くなら、町の小さなパチンコ屋さんをおすすめします!
       (楽なアルバイトの体験談 30代女性)

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