一石二鳥のおいしいアルバイト

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私は高校時代の夏休み、夏休みを利用して地元のプールで監視員のアルバイトをしたことがあります。
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まかないはついていましたが、時給は当時620円と最低雇用金額。
勤務時間は朝9時から夕方の5時までで昼休憩はなし。
制服はアロハシャツが支給だったものの、水着は自前という条件でした。
その勤務条件を面接のときに聞き、割りが合わないブラックバイトかも?と思いましたが、当時の私は少しでも早くお金を稼ぎたいと思っていたので、とりあえずやってみることにしました。
アルバイトの内容ですが、朝、競技用プールにコースロープを張ることから1日の仕事がはじまります。その作業が終わると、三人体制で10分交換ローテーションで監視台に上がりプールの監視をします。10分の監視を終えると20分は休憩になります。その間はプールに入る以外は何していても自由ということになっていました。
緊急時は呼ばれるとのことでしたが、そんなことは1度もなく10分働いたあとの20分は、学校の夏休みの課題をしたり、友達とメールしたり、本読んだり、火照った体を冷やしたりと・・と自由に過ごしていました。本当に今日は働いてるのか?と思ったほど、楽な状態だったのを記憶しています。
監視していたのは、競技用のプールがメインだったのですが、大体はどこかの学校かスイミングスクールによる貸切でした。もちろん学校やスイミングスクールには、水泳が得意な先生が複数人いるわけです。もし何か不測の事態が起きれば勝手に対応してくれるわけで・・・私たち監視スタッフは、ここに居る意味があるのかな?と正直なところ思いながら働いていました。
とはいえ、不測の事態など、そうそう起きるはずもありません。一日ぼんやり監視をしているというか、椅子に座ってのんびり日なたぼっこをして1日が終わっているという感じでした。
このプール監視のアルバイト、とにかく楽ちんそのものでした。楽だったのはその仕事内容が簡単だったことにもありますが、勤務日にもその要因がありました。というのは、屋外のプールだったため、雨になったら休み、気温が20度超えなければ休みと決められていたのです。ですから、寒さや暑さによって大変な思いをするといったことも一切ありありませんでした。
監視以外の業務としては、砂浜が近いということもあり、プール内に砂が入ってしまうと困るので、それを吸い取る作業や塩素をまく作業はありました。ただ、それも簡単で時間がかかる作業ではありませんでした。
まかないは併設の食堂で700円まで好きなものを食べていいと言われていました。休憩の20分間にメニューを決め注文をして10分監視台に上がり終わったら食べに行くという感じでした。中華が美味しくよくチンジャオロースや麻婆豆腐などをご飯を大盛りにしてもらっていました。夏だったので冷やし中華と杏仁豆腐のセットなんかも食べていました。当時、高校生だったので、特に動かなくてもお腹が空きますし何を食べても美味しかったですね
あと、お年頃だったので、他県から合宿に来ている子や遊びにプールに来ている同い年くらいの子と仲良くなってメール交換してたり、アルバイトスタッフ同士で
くだらない会話をしたりしたのも面白かったです。青春だったなぁと今から思うと懐かしく思い出されます。そんな楽なアルバイトでお金もきちんと貰えていたので、私にとって一石二鳥のおいしいアルバイトでした。
     (楽なアルバイトの体験談 30代男性)

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