仕事も含め人生を輝かせるためには

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私は30代後半の男性です。最近、ある雑誌を読んでいると、中年男性が普段の生活を「つまらない」と感じる人の割合が70%以上もあるということを知りました。そして、その「つまらない」原因の最も大きな要素は「仕事」であるそうです。
70%といえば、相当高い割合であるということは想像するに難しくありません。
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「仕事がつまらない」といえば、先日、某大手企業に勤める友人が「会社なんてつまらないよ・・・」とぼやいていたのを思い出しました。
その友人は一流企業に正社員として勤めているわけで、客観的に見たら、肩書も年収も立派なのですが、当の本人は憂鬱な気持ちでサラリーマン生活を送っているというのです。
酒を飲みながら話を聞いてみると、30代半ばになり仕事も家庭も安定した後、仕事がつまらないと思えるようになったのだとか。
「20代の頃はしんどかったけど何か充実していたんだよなあ・・・でも30代になった頃な・・・」
そんな友人も、その会社に入社して数年は、仕事が面白くて気持ちが充実していたといいます。仕事を覚えるまではミスをして上司や顧客に叱られたり、幾多のピンチと対峙していたにも関わらずです。
しかし、30代になり、仕事も家庭も安定してくると「ああ、こんなもんか」と思ってしまったそうです。そして、仕事は人生を輝かせるものというより、生活のために仕方なくやっているという感覚に陥るようになったというのです。それがいつしか毎日となり、「仕事=つまらないもの」という等式が心のなかで定着してしまったのだとか。
私は友人の話を聞き、仕事をつまらないと思うか否かの分か目は、「目標の有無」にあるのではないかと感じました。未知のものを、今この瞬間、追い求めているかそうでないかが、気持ちに大きな影響を及ぼしているのです。
「会社で昇進したい」「ビッグプロジェクトを立ち上げたい」「たくさん稼いで素敵な人と裕福な家庭を築きたい」・・・・そんな未知のものに対するあこがれが目標になっていたからこそ、日々自身を成長させる方向でものごとを考えることができていた。だからこそ、友人は20代の頃、しんどくても辛くても、毎日がハツラツとしていたのでしょう。しかし、そういった目標がいざ実現してみると、何に向けて自身が進んでいいのか分からなくなり、前向きな気持ちが後退していったのではないでしょうか。
そう考えた私は、友人に、「何でもいいから新たな目標を見つけるべきだ」と話しました。現状に満足して思考を停止してしまうのではなく、常に何か新しいものに向け成長をしていくように自身を仕向けていく。そうすることで仕事も含め、人生が充実していくと思ったからです。
なお、そこでは仕事だけに固執する必要はなく、趣味に力を入れるといった方向性も良いのではないかとも思いました。ちなみに私の場合、週末にでかける温泉旅行が何よりの趣味です。ですから、仕事をするなかでつまらないなと思うことがあっても、温泉旅行のことを考えていると、心に広がりを感じ、不思議と気持ちが高まってくるもの。そして、「今日も仕事をがんばろう!」という明るい気持ちが湧き上がってくるのです。
常に変化をしながら何か未知なものを追い求めること。それが仕事を含め、人生を輝やせるための重要なキーワードではないかと私は思います。
     (仕事を楽しいと感じるための重要な要素とは 30代男性)

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