暇で楽で割りが良いバイト交通量調査

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私が学生時代にやったアルバイトのなかで特に楽だったアルバイトは交通量調査のアルバイトです。「調査」というと難しそうなイメージを持たれる方もおられるかもしれませんが、交通量調査は誰でもできてしまうような簡単な仕事でした。
交通量調査でやることといえば、なんと「車の台数を数えて用紙に記入するだけ」!え?それだけ?と思うかもしれませんが、本当にそれだけです。幼稚園児でも余裕でできるような簡単な仕事内容でした。
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具体的には、車の台数を数える専用のカウンターを使い、目の前を通過していく車両を車種ごとに分類しながらカウントしていきます。車両の分類は、乗用車、小型貨物車、一般貨物車、バス、バイクの5種類。それらの分類の仕方は車の形ですぐに分かりますし、未経験者は事前に研修もあるので心配するに及びません。
バスが通ったら、カウンターのなかのバスのボタンをカチっと押し、大きなトラックが通ったら、一般貨物車のボタンをカチっと押す。それだけの簡単作業です。そして、1時間ごとに用紙にその台数を記入していくのです。
交通量調査は以上のように超簡単な仕事です。さらに、調査はパイプ椅子に座ってできるだけに体力的にも楽ちんです。立ちっぱなしの仕事と違って、椅子に座っての作業は足腰に負担がかかりませんし、動かしているのは指だけですから、体力的に疲労することもありません。
さらに交通量調査は、ひとりで行う作業であるだけに、ややこしい人間関係も皆無で精神的にも楽です。ですから、他者とのコミュニケーションが苦手な人でも、安心して取りくむことができるでしょう。仕事中(調査中)の感覚としては、仕事をしているというよりは、休憩しているような感覚に限りなく近いです。なんせ、車の台数を数えているだけですから(笑)。
しかも、交通量調査のバイトは休憩が長いです。私は12時間調査、24時間調査の両方やったことがあるのですが、実質的な実働時間はその3分の2に過ぎませんでした。残りの時間はというと「休憩」です。3人で2か所の調査ポイントをローテーションでまわしていくので、2時間調査をすると1時間の休憩という形になるのです。
交通量調査をやってみて大変だったことといえば、眠さとの戦いです。とりわけ昼間は車の数も少なくなり、ただぼーっと何もせず椅子に座っているという時間帯も増えてきます。調査中はスマホをいじったり音楽を聴いたりは禁止されているので、何もやることがない暇な時間が延々と過ぎていき、当然、まぶたは重たくなってくるわけです。過酷でキツイ仕事が世間にはたくさんあるなか、まあなんとも贅沢な悩みなわけですが(笑)
あと、私は経験したことはないですが、真夏と真冬の交通量調査は気候の面でかなり大変だと他の交通量調査員から聞いたことがあります。交通量調査の調査ポイントはいずれにしても暑さや寒さをしのぐものがない車道脇となりますので、そんな季節は自ずと修羅場と化します。そんなこともあってか、交通量調査のバイトをしているのはほぼ全員が男性で、日焼けや寒さなどあまり気にしてない人が多い感じがしました。
世間には数え切れないほどたくさんの仕事がりますが、交通量調査ほど楽な仕事もそうそうないと思います。しかも、交通量調査は日給が高い!具体的には12時間調査で(交通費込)日給9000円ほど(24時間調査で日給18000円)ももらえてしまいます。実働時間からしたら時給1000円を超えており、そういった意味でも、かなりおいしく楽なアルバイトだと思います。
     (暇で楽で割りが良いバイト、それは交通量調査 20代男性)

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