観光地土産屋でのアルバイトは楽でした

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私がお盆期間中にしたことのあるアルバイトの中で、体力的にも精神的にも楽な仕事だと感じたのは、『観光地のお土産屋』でのアルバイトです。
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私がお盆期間中にアルバイトをしていたのは、ロープウェー乗り場のお土産屋で、お土産だけでなくレストランも併設されている施設でした。そこではお土産のレジ担当とレストランの皿洗い担当に分かれていて、その日指示されたいずれかを担当するという感じになっていました。
観光地のお土産屋というと混みそうなイメージを持たれがちですが、その店はお土産に力をいれている訳でもなく、そう土産は売れていませんでした。商品も『○○に行ってきました』みたいなありきたりな物や、子供むけのおもちゃのような物、茶碗や置き物など、ごく平凡なモノばかりでした。
そんなお土産屋ですから、お盆期間中であってもレジが混雑するようなことはまずありませんでした。併設のレストランは時間帯によって多少混みましたが、セルフサービスの食券方式で、自動で注文が入ってくるシステムだったため仕事自体は楽でした。注文を聞くこともありませんし、水を配る必要もなかったからです。
昼食の時間帯は調理に従事するスタッフは忙しそうでした。ただ調理はパートのおばちゃんが担当していて、私達アルバイトはひたすら皿洗いでした。皿洗いといっても、ごみと残飯を捨て、大まかに汚れを流して食器洗い機に入れるだけの単純作業でした。
なお、食器洗い機から出した食器は分類しながら片付けるのですが、混雑しているような時はそのままパートのおばちゃんが持って行くので機械から出すだけという感じでOKでした。ですからとにかく楽でしたね。
作業自体、流れ作業で食器を右から左に流していく様な 簡単で楽な仕事。人によっては単純な作業が嫌いですとか、立ちっぱなしの作業で腰が痛くなるなどあるかもしれません。ただ私は、特に苦に感じることはありませんでした。というのは、単純な作業が嫌いなわけでもなく、幸いなことに、流し台の高さが自分の身長に合っていたのか腰が痛くなることがなかったからです。
アルバイトの勤務の割り振りは当日の朝に決められていました。大抵のアルバイト仲間は土産屋よりレジに行きたがっていましたね。というのは、レジの方が皿洗いより涼しいし仕事が楽だからです。ちなみに私は接客が得意でないため、率先して皿洗いを選んでいました。その姿勢が良かったのか、担当の方には大変ありがたがられ、以降、長期バイトとして働くことになりました。
勤務時間は朝10時から夕方17時。混むときは18時まで残業があることもありました。その中でも皿洗いが忙しいのは11時から16時くらいまでで、あとは掃除や片付けをのんびり行っていました。暇を持て余す時間も結構あり、楽なアルバイトでラッキーだなあなんてその都度思っていたものです。
なお、このお盆期間中にやったアルバイトは賄いつきでレストランのメニューから好きなものを食べさせて頂けました。当時学生だった私は、アルバイトとしてお金を稼ぎながら同時に食費の節約もでき、大変とありがたかったです。
給料は時給制ではなく日給制で日給5000円をもらっていました。時給にすると800円弱ですのでそんなに高いわけではありませんが、日払いだったので働いた成果をその日のうちに味わえたので大変うれしかったです。仕事の好き嫌いは人それぞれあると思いますが、個人的には、単純作業かつ適度な忙しさのある仕事が、精神的にも肉体的にも楽な仕事になるのではないかと思います。
私はお盆期間にそのアルバイトをやり始めて、以降、大学卒業するまで長期で働くことになりました。その期間、土日も年末も嫌がらずに引き受けていたので、社員さんやパートのおばちゃんにも可愛がって貰えました。そういった人間関係が良好だった点も、このアルバイトを楽な仕事だと感じた要因かもしれません。
今では社会人になりましたが、定年してからまたその土産屋でアルバイトをしてお小遣い稼ぎをしてもいいかなと時々考えたりしています。それだけその土産屋でのアルバイトは体力的にも精神的にも楽なアルバイトでした。
 (お盆期間中の楽なアルバイトの体験談 30代男性)

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