コールセンター(受信業務)は気楽!

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私は大学時代にコールセンターでアルバイトをしていました。コールセンターとは、電話でお客様に対応する窓口のことです。コールセンターといえば、なんだか難しそう・・というイメージを持たれている方もおられるかもしれません。ただ、実際にやってみると、マニュアル化されていてとても楽な仕事だったりするのです。
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コールセンターのアルバイトを私が楽な仕事だと思った理由は主に2つあります。ひとつ目は、「座り仕事である点」、2つめは「マニュアルが完備されている点」です。
コールセンターは座り仕事で体力的に楽!
世間にはいろいろなアルバイトがありますが、その多くは立ち仕事です。勤務時間が短時間ならよいのですが、一日中突っ立っていると足が疲れます。ましてや重たい荷物を運ぶ仕事なら、慢性的な腰痛を抱える事にもなりかねません。その点、コールセンターは冷暖房が完備されたオフィッスのなかで椅子に座っての仕事なので、体力的にとても楽な仕事だといえるでしょう。椅子に座ってただ単に電話をすればよいだけ。重たいものを持つ場面など皆無ですし、天候を心配する必要もありません。
コールセンターはマニュアル完備ゆえに未経験者も安心
コールセンターの仕事はお客様と電話一本でコミュニケーションをとっていきます。それだけに集中力と的確な対応力が必要で、難しい面があるのは確かです。だからといって「人としゃべるのが苦手で・・」「難しそうで自信がないですよ・・」などと不安に思う必要はないと思います。というのはコールセンターは、顧客に電話を通して満足感を与えたり、問題を解決する役割を担っているだけに、いろいろな場面を想定して仕事のやり方が体系化されているからです。「先輩の仕事を見て習得しろ」みたいな職人みたいなことはありません。アルバイトが始まる前に、しっかりとした研修があるコールセンターがほとんどで、マニュアルも完備されているところが多いです。
電話でどのようなことをしゃべればいいのか、どのように答えればいいのかは、マニュアルに例文が書かれています。それらを研修ではじっくりと学んでいきます。そこでは、滑舌や声のトーン、敬語の使い方など、しゃべりかたの基礎についても学ぶので、コールセンター未経験者や電話が苦手な人でも安心して取り組むことができます。
あとは電話の件数をこなして実践で慣れることですね。私の場合、最初のうちは、しゃべる内容をメモ帳に写して、それを読んでいました。電話は相手の顔が見えないだけに、そういったことも可能なので安心でした。
なお、コールセンターの宿命として、顧客からのクレームが来ることもたまにありました。ただ、そういったクレームが来ることもコールセンターでは想定済み。クレームが来た時の対応の仕方も、研修でシュミレーションしながら習得したので、落ち着いて対応することができました。また、自分ひとりで処理できないようなクレームに対しては、上司にバトンタッチするようになっていたので、自分一人で悩む心配がありませんでした。私の場合、幸い、上司や同僚に恵まれていて、困ったことがあったら先輩やベテランさんが率先して助けてくれたりアドバイスを送ったりしてくれていました。
コールセンターでも受信業務がおススメ
なお、コールセンターといっても会社によってその役割は若干異なっています。大まかに分けると、電話を受信する「受信業務」と、こちらから顧客に電話をするは「発信業務」があります。「楽な仕事」を探している人なら、おススメは断然、「受信業務」のコールセンターですね。というのは、「発信業務」の場合、ノルマがあることが多いですし、リストがある以上、延々と電話をかけていかねばならないからです。手を止めていたら、サボっていると思われるだけにかかるプレッシャーも多大なものがあります。
一方、「受信業務」の場合、顧客から電話がかかってきたときに対応すればいいので楽です。電話がひっきりなしにかかるときは大変でしょうが、電話がかからない時間は暇な時間となるからです。そんな暇なとき、一息つくことができます。私がアルバイトをしていたコールセンターは、受信業務専門でした。あるメーカーの商品に対する故障や操作に関する窓口だったのですが、あまり電話がかかってきませんでした。受信業務を担当していた私は、ただかかってくる電話を待つだけ。夏休みなど繁忙期は電話は結構かかってきていましたが、閑散期においては1時間に2件ほどしか電話がかからないこともありました。そんなときは、暇を持て余してしまい、ボーっとしているか、他のアルバイトの子とおしゃべりをしていることが多かったですね。
コールセンターのバイトをやって良かった点
私がアルバイトをしていたコールセンターでは、時給は1100円もありました。コンビニやファーストフード店など大学生定番のアルバイトよりも割がよく魅力的でしたね。冷暖房完備の清潔なオフィッスで、椅子に座って電話をするだけというその仕事内容からすると、こんなにもらっていいのかなあ?と申し訳なく感じるほどでした。
あと、コールセンターでのアルバイトを通して、いろいろなスキルが磨かれた点も良かったと思います。敬語の使い方からはじまり、社会人としてのマナー・礼儀まで学べることはたくさんありました。アルバイトをしばらくしていると、近所の人や大学の友達などから「〇〇さんは言葉遣いが丁寧だね」「〇〇さんは話しやすいなあ。気持ちが落ち着くよ」などと褒められるようになりました。それまで話し方について褒められたことはなかったので、明らかにコールセンターで話すスキルが磨かれたのだと思います。そんな話すスキルは、大学生・短大生にとっては就職活動に向けた良い練習にもなると思います。
あと、コールセンターでアルバイトをして良かったと思うのは、休みを取りやすかった点です。社員さん、アルバイトさん、派遣さんと、コールセンターは多くの人材を確保していることもあり、急遽休みたい日が出来たときも自由に休める雰囲気にあったのです。例えば大学のゼミ発表を急遽やらねばならなくなったときは、準備をするためにアルバイトを休みたいと思った日がありました。そんなとき上司に「来週、アルバイトを休みたいんですけど可能でしょうか?」と聞いたところ、「分かった。じゃあその日は派遣さんに代わってもらおう」みたいにすんなり休暇の許可が下りました。そういった職場環境も私にとっては精神的に楽だと感じました。
以上、私にとって、コールセンターでのアルバイトは体力的にも精神的にも楽なアルバイトでした。大学卒業までの約2年、コールセンターでアルバイトを続け、現在は某企業でOLとして働いています。電話をする場面もあり、当時アルバイトを通して身に着けた電話のスキルが今にも生きているなと感じる今日この頃です。
    (体力的にも精神的にも楽なアルバイトの体験談 20代女性)

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