夏の高校野球でのスコアラーのアルバイト

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北はクラーク記念国際高校(北北海道代表)から、南は嘉手納高校(沖縄県代表)まで、甲子園出場を決めた49代表校による熱戦が今から楽しみな2016年夏の高校野球
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高校野球といえば、私は以前、夏の高校野球の試合において、スコアをつけるアルバイトをしていたことがあります。野球部のマネージャーをしていた経験がある私は、ルールの知識もあり、スコアをつけることもできました。経験者ということで声がかかり、日程があったのでそのまま働くことになりました。
夏の高校野球の試合でスコアをつけるアルバイトの仕事内容を簡単に言うと、バッターボックス後ろの一番よく見える場所でスコアをつけるというものです。その場所はスタンドとは違い、クーラーが効いている空間。テーブルもありとても快適に作業をすることができました。
もともと野球好きでマネージャーをしていた私にとっては、一番いいポジションから快適に試合観戦ができて、願ったり叶ったりの最高なアルバイトでした。
高校野球のスコアの付け方に関しては、人によってさまざまなので、仕事内容の説明の際にそれを統一するため記号や付け方の一覧が渡されました。長年自分が使っていた方法と少し違う部分もあり、慣れるまではちょっと大変でしたが必死で覚えました。
夏の高校野球でのスコアラーのアルバイトでの細かい仕事内容としては以下の通りです。
基本的に試合の開始一時間程前には球場に出勤し、作業の準備をします。大した準備こそありませんが、FAXの起動確認や先攻後攻、スターティングメンバーが決まれば予め書き込んでおきます。そうすることでスムーズに仕事を進めていけるのです。
高校野球の試合が始まると、いよいよ本番です。一球一球しっかり集中して観察し、スコア付けをしていきます。そして回が終わるごと(もしくは点数が入り試合が動いたとき)に専用のFAX用紙にその情報を書き込んで新聞社に送ります。
その情報を使ってインターネットで見ることができる試合速報を更新しているという話を聞いていました。試合中にホームランが出たとき、選手交代があったときもその詳細を書き込みました。そして試合が終わり最後のFAXを流した後に、打数や打点、投球数等の最後の集計作業を素早く行い、書き上げたスコアを持って大会本部の元に行きます。
大会本部では、高校野球連盟の先生方の中で一人、私と同じようにスコアをつけている人がいるので、その人がつけたスコアとの答え合わせをします。それはデータに間違いがないようにダブルチェックするためです。基本的に最後に集計で出したトータル数のみ確認していきます。もしそこに間違っている箇所があると、スコアの内容の間違いがわかるからです。そして問題がなければ、完成ということになります。その後は持ち場に戻り、その完成したスコアを新聞社に送って、一試合分の仕事は完了です。
一日中試合のある日は、昼食のお弁当も支給されていました。お弁当は、試合と試合の合間に素早く食べていましたね。試合が終わると後片付けをして帰宅となります。夏の高校野球の場合、試合開始時間や試合終了時間は当日の試合数や試合内容によって異なってきます。ですから、勤務表に開始と終了時間を記入し、後日精算という形でアルバイト料をいただいていました。
夏の高校野球でのスコアラーのアルバイトは、高校野球が開催されている時期だけの短期バイトでした。冷房の効いた空間で作業をできた点も良かったのですが、何より、球児たちの活躍を間近に観ることができる感動的なアルバイトでした。今考えても、私にとってダントツでお気に入りのアルバイトです。
    (夏の高校野球関連のアルバイト体験談 20代女性)

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