家庭教師バイトは成長できる楽なアルバイト

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家庭教師バイトといえば、大学生・大学院生の定番バイトです。私は大学2回生~3回生までの約2年間、家庭教師のアルバイトをしていました。その日々を振り返ってみると、勉強を教えながら自身も成長できたように思います。
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家庭講師のアルバイトを始めるきっかけとなったのは、まずは家庭教師派遣会社に登録したことです。登録会に参加したあと、「条件に合った生徒さんが見つかり次第、連絡します」と担当者から説明を受けました。連絡を待つこと約1週間。電話が鳴りました。「家庭教師の○○と申します。〇〇駅から徒歩10分くらいの生徒さんなんですが、ご都合はいかがでしょうか?」話を聞いていくと、私の下宿から電車で通いやすい場所。中学生のご家庭が週1で指導を希望しているとのこと。特に断る理由も見当たらず、引き受けることになりました。
それから週1回、2時間、家庭教師としてその生徒さん宅に伺うようになりました。教えることになった生徒さんは、当時中学2年生で、勉強があまりできませんでした。親御さんの要望としては、公立高校にどこでもいいから入れたいので、何とか成績を上げて欲しいとのこと。
学力を判断するためにまずは簡単な試験をやってもらったのですが、九九が辛うじて言えるレベル。小学生で習う範囲も、かなり抜け落ちていることが分かりました。さらに、反抗期に入っていたため、何かとものごとを否定しがちで、なかなか勉強をしてくれませんでした。
「何で勉強しないといけないん?俺、別に高校なんて行きたくないし。」
「勉強なんて俺、全然興味ないし。土方になるなら別に勉強しなくてもいいんちゃうの?」
みたいに、何かにつけて勉強をしない理由を正当化しようとしてくる雰囲気でした。ただ、そういった質問に相手に共感しながら丁寧に答え、本人のことを褒めることを繰りま返しました。すると、回を重ねるごとに少しずつ心を開いてくれるようになり、勉強も頑張ってくれるようになりました。そして結果的に、翌年、地元の公立高校に合格することができました。
家庭教師のアルバイトを実際にやってみて感じたことは、他のアルバイトと比べると明らかに仕事が楽だということです。確かに反抗期の生徒を教えるのは大変な面もありましたが、仕事内容自体は、冷暖房の効いた室内で、勉強を教えたり雑談をするというだけ。しかも時給は1700円とファーストフード店やコンビニバイトの倍くらいももらえていました。
ちなみに教え方は家庭教師の裁量に任されていてその点も自由度が高いアルバイトだと感じました。私の場合、基礎的なことをひととおり説明した後、問題集を使って演習をこなすことで知識を定着させるようにしました。間違えた問題・解答はルーズリーフに書き写させて、何度も反復させるように工夫。
指導の初日は、どんな生徒さんと親御さんか分からないので緊張しましたが、慣れてしまうと、弟に勉強を教えているみたいな感覚で特にしんどいと感じることもありませんでした。生徒さんが反抗的な言葉で接してきたとしても、この間にも時給1700円が発生しているのだと思えば、全く苦に感じませんでした。親御さんも毎回快く出迎えてくれて、休憩時間にはジュースやお菓子を出してくれていましたね。
家庭教師のアルバイトを通して思ったことは、教えるのに必要なのは高い学力というよりも、生徒さんの気持ちに立って根気よく教える力だと思います。特に中高生となると、日頃から、いろいろな悩みや疑問を抱え、葛藤しながら生活しているものです。そういったことを理解し、勉強以外の話もじっくり聞いてあげることが必要だと感じました。そういった指導する日々のなかでは、こちらが逆に発見したり考えさせられたりすることもあり、自身も成長できたように思います
以上のように家庭教師のアルバイトは、勉強を教えるということを通して自身も成長できる素晴らしいアルバイトだと思います。その楽な仕事内容に比して時給が高いという点も魅力があります。家庭教師の仕事を見つけるには、主に、「家庭教師派遣会社に登録する」「大学生協の掲示板で求人票を見つける」の2通りがあります。前者なら「~日本最大級の派遣情報サイト~」、「学生のバイトなら【アルバイトEX】」、「バイトル[大学生]のアルバイト情報を検索」など求人情報サイトで探せばすぐに見つかると思います。
     (楽なアルバイトの体験談 30代男性)

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