交通量調査バイトは人づきあいもラク

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人間関係が楽なアルバイトといえば、交通量調査バイトを真っ先に思い出します。なぜなら、交通量調査バイトは、他者とコミュニケーションをとる場面が圧倒的に少ないからです。
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交通量調査バイトは、アルバイト雑誌や求人サイトで時々募集されている人気バイト。求人が出たらアッという間に採用枠が埋まってしまいます。その仕事内容は至って簡単。指定された方向に走っていく車両(トラック、乗用車、バスなど)の台数をそれぞれカウンターでカウントし、1時間ごとに記録用紙に記録するだけです。
事前に2時間ほどの説明会がありますが、マニュアルに沿って社員さんが車種の分類方法などを説明するくらいで新たに覚えるようなこともほとんどありません。
交通量調査当日は早朝に集合。点呼後、それぞれの調査地点に車に分乗して移動します。調査地点に到着したら3人1組になって2つの調査地点を担当する流れになります。そこでは3人同士で少しだけコミュニケーションをとりますが、誰が最初に休憩をとるかじゃんけんをする程度です。その後は、ヘルメットや腕章を身に着け、それぞれの調査地点で待機し、調査開始時間になったらカウント調査を始めます。
交通量調査バイトはパイプ椅子に座っての作業なので足腰が疲れることもなく、何より各地点、ひとりで調査するので、人間関係が楽です。人によっては、話し相手がいないので退屈で苦痛と思う人もいるかもしれませんが、人づきあいが苦手な人にとっては、精神的に楽ちんそのものです。
しかも、交通量調査バイトは、その仕事内容があまりに簡単です。記録用紙にはどの方向に走っていく車両をカウントすればよいかが書かれているので、その通りカウントしていくだけ。例えば交差点を左折する車両と直進する車を数える指示が書かれているなら、信号が変わるごとに、その2方向に走っていく車両を、バス、乗用車、トラックなどに分類しながらカウントしていくだけです。台数を数えるときは専用のカウンターを使うわけですが、カチカチ押したら数字が増えていくアナログ式のものなので、数分もあれば慣れることでしょう(カウンターの使い方については事前の説明会でも説明が大抵あります)。交差点をボーっと眺めて指一本でカチカチとカウンターを押すだけ。1時間経過したら用紙にその数字を転記。こんなに楽な仕事が他にあるでしょうか?
休憩は2時間ごとにあります。しかも1時間も。休憩のときは3人1組のうちの1人と交代します。その時に、数分ほどコミュニケーションをとる機会がありますが、何も変わったことがなければ「お疲れ様です。」「よろしくお願いします」程度の会話で十分です。なんせあまりに仕事内容が簡単すぎるために、引き継ぐ上で伝達する特記事項も特にないというのが実際のところなのです。なお、互いにアルバイト調査員という立場は同じで上限関係もないゆえ、人間関係が楽ですね。
あとは1日に1~2回ほど、現場監督の人が見廻りに来て交差点の写真を撮影しに来ます。その時ばかりは少しだけ緊張します。といっても何もなければ込み入った会話をするような必要もありませんし、先方も「お疲れ様です。何か変わったことはありませんか?」くらいにしか聞いてきません。「お疲れ様です。大丈夫です」程度に答えておけばよいと思います。現場監督は写真を撮影したらすぐその場からいなくなってしまいます。いずれにしても人間関係が楽ですね。
交通量調査は12時間(または24時間)で行われることが多いです。そのうちの3分の1は休憩時間なので、実質的に車をカウントしているのは8時間(または16時間)ということになります。時間は長いですが、そのほぼ全ての時間は1人で車の数を数えているだけ。居眠りしたりさぼってその場を離れたりしない限りは、誰かに注意されたり叱られたりする心配もありません。ひとりでいることが好きな人なら、1日を通してのんびり平和な時間を過ごすことができるに違いありません。
調査時間が終われば、現場監督から日給が支給されます。金額は12時間調査で(交通費込)8000円~11000円ほど。24時間調査はその約2倍です。実働時間から時給に換算すると、時給1000円以上はあり、その楽な仕事内容からすると非常に割りが良いアルバイトだと言えると思います。
以上のように、交通量調査バイトは、仕事が簡単で、かつ人間関係が楽なアルバイトです。人づきあいが苦手な人、引きこもりの人、バイトで疲労したくない大学生にもぜひおススメの楽なアルバイトです。
   (人間関係が楽なアルバイトの体験談 20代男性)

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