交通量調査バイトは大学生ににもおススメ

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大学生のときにやっていたアルバイトのなかで「こりゃ人間関係が楽なアルバイトだなあ」と感じたものがあります。それは、交通量調査のアルバイトです。
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初めて交通量調査のアルバイトをやったのは大学3回生のときでした。就職活動に資金がいるので、何か楽に稼げるバイトはないかなあといろいろ探していたときでした。同じ大学に通う友達から教えてもらったのが交通量調査バイトでした。
交通量調査バイトとは、一体どのような仕事をするのかというと、椅子に座って車の台数をカウントするだけ。実際にやる前は「え?そんなおいしいバイトあるわけないよ!」と半信半疑だったのですが、実際やってみたところ、友人の話す通りの楽な仕事でした。
交通量調査は朝6時に駅前などで集合し、そこから調査地点まで移動し朝7時から12時間(または24時間)調査が行なわれるケースが多かったです。あるいは遠方の調査地点の場合、前日の23時に集合してマイクロバスまたは車で移動といったこともたまにありました。
調査地点に到着すると現場監督から地図と記録用紙を受け取り、どの方向に走る車の数をカウントすればいいのかなどを確認します。あとは、腕章やヘルメットを着用して、朝7時になったら調査を開始。調査中は歩道の端にパイプ椅子を置き、それに座って作業できるので足腰が疲れることもありませんでした。
信号が変わり、指定された方向に車が走っていくと、カチカチと台数を数えるカウンターを押しながら車の数をカウントしていきます。カウンターにはいくつかのボタンが並んでおり、それぞれ乗用車、バス、トラックなどに分類できるようになっています。車の形を見ながらそれぞれの台数をカウント。そして1時間ごとにそのカウンターの数値を記録用紙に記入していくのです。
2時間調査をすれば他の調査員と交代して1時間の休憩となります。休憩が終わればまた2時間調査をして1時間休憩・・といったサイクルです。ですから12時間調査の場合、実質的には8時間がひとりあたりの調査時間ということになります。休憩時間は近くの公園で読書をするなりファーストフード店でご飯を食べてくるなり過ごし方は自由です。
誰かとコミュニケーションをとる場面といえば、休憩するときに交代する調査員に引き継ぎをするときと、現場監督と受け答えするときくらいです。仕事があまりに簡単すぎて誰かに叱られるような場面もまずありませんし、人間関係は楽ちんそのものです。
調査時間が終われば、パイプ椅子など機材一式を片づけ調査用紙を現場監督に提出して仕事終了です。その後、封筒に入った日給が現場監督より支給されます。日給は12時間調査で7000円~11000円ほどとその楽な仕事内容からするとかなり良い金額でした。あとは集合地点まで送迎してくれ自由解散となります、
交通量調査バイトは、一日限りの単発バイトです。拘束時間こそ長いですが、その分がっつり稼ぐことができます。難しい知識を覚える必要もありませんし、体力的にも人間関係も楽なので、就職活動中の大学生も取り組みやすいと思います。
交通量調査バイトはとにかく仕事が単調で、暇なバイトです。人によってはその暇すぎる状況を苦に感じるようですが、それは考え方次第だと思います。ちなみに私の場合、暇な時間に、就職活動でPRすることを考えたり自己紹介や志望動機を話す練習を、ぶつぶつつぶやきながらしていました。とにかく時間だけは膨大にあるので、考え事など、普段は忙しくてなかなかできないようなことをできる機会にもなりえると思います。
ちなみに、交通量調査バイトに参加しているのはほとんどが男性です。女性もごく稀にいますが、あまりリピーターはいないようです。それは、野外に一日中いるだけに雨風をしのげないというのと、日焼けが避けられないというのがあるのだと思います。参加している年齢層は私のような大学生から60代くらいと幅広いです。
   (人間関係が楽なアルバイトの体験談 20代男性)

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