試験監督補助は色々な意味で楽なバイト

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私は大学生の時に、試験監督補助のアルバイトを土日を中心にやっていました。試験監督補助バイトとは、資格試験や学習塾の模擬試験などで、試験を滞りなく遂行するためのお手伝いをする仕事です。私は試験監督補助のアルバイトを何度かやってみて、これは楽なアルバイトだと感じました。その理由は、暇が多くやるべき作業が簡単だったからです。
試験監督補助バイトは大学生や短大生が主に活躍しています。集合時間は試験が始まる約2時間前。まずは試験の責任者から当日の注意点や役割分担が発表され、それぞれ割り振られた教室で作業を進めていきます。
試験が始まるまでの時間は、教室の入口に席割表を貼ったり、注意事項を黒板にチョークで書くなどします。受験生(または生徒)が来場すると挨拶をして教室に誘導。試験時間が迫ってくると、教室に入って問題用紙と解答用紙を配布します。リーダーの試験監督員が試験に関する注意事項を読み上げ、試験時間が来るのを待ちます。
試験開始時間になると、リーダーの試験監督員が「始めてください」と合図をします。試験監督補助のアルバイト達は、試験中は後ろの方の席に座って(あるいは立って)、カンニングをしている者がいないかどうかを監視します 。ちなみに私は今までカンニングをしている人を見かけたことはありません。ただ、仮に見つけたとしても、自分で対応するわけではありません。そこあたり、事前の研修でマニュアルの一環として習うのですが、責任者にさりげなく伝達し後は 対応をしてもらうという形になるのです。つまり試験監督補助バイト自身が、自ら判断して行動するということはほとんどありません。とても楽なアルバイトだと思いましたね。
なお、質問がある人やお手洗いに行きたい人は挙手をして監督員に知らせるようになっているので、挙手を確認次第、個別に対応します。問題文についての質問ほか少しでも回答を迷うものは、リーダーの試験監督員にバトンタッチすればOKでした。試験監督補助バイトたちがやることはそこでも、頭を使う必要のないことばかりで楽なアルバイトだなと思いました。
なお、資格試験に関しては 顔写真と本人の写真が一致しているかどうかを、試験監督補助バイトも教室内を巡回してチェックしていくことがあります。そういったときはゆっくりと教室内を歩きながら、少し緊張しつつチェックウィしていました。
試験監督補助バイトの主たる仕事は「監視」ですから、とても責任ある大変な仕事であるというイメージを持たれがちです。ただ、実際のところ ほとんどの時間は やることがなく暇を持て余しているというのが実情でした。もちろん、カンニングしている人がいないか目を光らせているわけですが、そういった場面に遭遇する確率は、宝くじに高額当選する確率と言っていいくらい低いものでした。大抵の試験は何事もなく、過ぎていったのです。
ですから、試験監督補助バイト達は、問題を解いてる受験生(または生徒)の姿をただ眺めているだけ、という状況でした。1時間半の試験なら、1時間28分くらいは暇でやることがないケースも。あまりに暇で暇で・・何度あくびが出たか数え切れません。眠たくなってしまった時は、教室内を巡回しながら目覚ましをしていたものです。
試験時間が終了すると、リーダーの試験監督員が「終わってください」と合図をします。後ろから順々に解答用紙を 回してもらう形で、解答用紙を回収。枚数を数えて封筒に入れていきます。その封筒を試験の責任者に渡してその教科のお仕事は終了です。5科目の試験の場合、それを5回繰り返して1日お仕事は完了ということになります。
試験監督補助のアルバイトをした日々を思い返してみると、どの日も暇で平和な一日を過ごしたという思い出しかありません。誰かに叱られることもなく、ただボーっとのんびりとした時間を過ごすだけで日給をもらったという不思議な日々でした。そんな意味で、試験監督補助バイトは、「究極の暇つぶしバイト」と表現してもいきすぎでないと私は思います。
試験監督補助のアルバイトは単発バイトとして募集がかけられることが多いです。私の場合 求人情報サイトで
その案件を見つけました。試験監督補助バイトは 仕事内容がとても簡単で、求められる知識や技能などは特にありませんでした。必要なのは、暇な時間を過ごすだけの少しした忍耐力と、最低限の時間管理能力だけだと思います 大学生や短大生が多く活躍しているアルバイトであるだけに友達もできやすかったですよ。
   (楽なアルバイトの体験談 30代女性)

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