簡単だったチラシ配りのアルバイト体験談

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今までやったバイトのなかで、チラシ配りのバイトが一番ラクだと思いました。皆さんも、駅前や街角で居酒屋や旅行会社などのチラシを配っている人を見たことがあると思います。あれです。私はそういったチラシ配布のアルバイトを大学生のときにやっていました。
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仕事内容は説明するまでもありませんが、通行人にチラシを配る。ただそれだけです。特にスキルも必要なければ学歴やバイト歴も必要ありませんでした。そんな簡単なアルバイトなのに時給は1200円と当時としてはかなり高時給だったのも魅力的でした。
ただ、全く楽なバイトかというとそうでもありませんでした。というのは、チラシというものは通行人にとってメリットがあるものでもないので、なかなか受け取ってくれる人はいるものでもなかったからです。笑顔でチラシを渡そうとしても、ほとんどの人は無表情で素通りしてしまいます。そんなとき、自分は社会から疎外されているような孤独感を感じました。また1度だけですが「どけ!邪魔だ!」とサラリーマンの方に突き飛ばされたこともありました。そのときは無性に悲しくなり、バイトを辞めてしまおうか真剣に悩んだものです。ただ、仕事だと割り切ってしまえば気持ちが楽になりました。
チラシ配布のバイトは、「チラシを配るだけ」というその仕事内容以外にもとても楽で自由でした。バイトリーダーを中心に、数人のアルバイトたちで行動し、警察から許可を得たポイントでチラシを配布するというだけでした。特にノルマもなく、あまり配れなかった日でも注意されることはありませんでした。ただ、バイトリーダーが見廻っているので、さすがにサボることは厳禁です。
季節によりますが大体2~3時間の勤務でした。ですから、大学に通う合間に仕事をちょくちょく入れることができ、スケジュールを立てやすかったです。また、立ちっぱなしの仕事とはいえ、足が疲れるという感じでもありませんでした。バイト中はひとりで行動しますし複雑な人間関係に巻き込まれることもなく、自分の世界に浸ることができた点もラクだと感じましたね。
チラシバイトに来ている人は、大学生、短大生のほかお笑い芸人志望のフリーター、バンドマン、陶芸家など、いろいろ個性的な人がいて面白かったです。また、一般的なバイトのようなシフト制ではなく、自分が出勤できる日を申告するような自由なスタイルだったので、大学の授業との両立をしやすい点も良かったです。
   (楽なアルバイトの体験談 30代男性)

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