インド料理店でのお気楽アルバイト体験談 

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私は今まで飲食店を中心にいろいろなアルバイトをやってきました。その多くは個人経営の飲食店でした。というのは、個人経営の飲食店では、いろいろなまかないを食べられるからです。ある時期にアルバイトスタッフとして勤務していたのはインド料理屋でした。
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所属していたスタッフは、私以外には日本人1人とインド人3人でした。
アルバイト試用期間ということで初日は無給で働きました。その日もまかないにナンを食べさせてくれ、美味しい!と感じたのを覚えています。
無事に試用期間が終わり、その翌日からははきちんと1人のアルバイトスタッフとして働きはじめました。分からない事はインド人に聞きながら徐々に仕事を覚えていったのですが、いろんな意味で気楽にできるアルバイトだと分かってきました。
例えば言葉の問題ひとつにしてもそうです。インド人スタッフに対しては堅苦しい敬語を使う必要がありませんでした。
なぜなら、丁寧に敬語を話してもあまり伝わらないどころか、逆に理解されないことが多いことが分かったからです。堅苦しい敬語を使わず、友達のように接することができたので、精神的に楽でした。なお、日本語がまるっきりダメなインド人スタッフには、身振り手ぶり等でコミュニケーションをはかりましたが、それもかえって楽しかったです。
お客さんは日本人のほか外国からの観光客もいらっしゃいましたが、その多くは近所の会社に勤めるサラリーマンでした。常連さんが多く、インド人スタッフが少々気の抜けたような接客をしても寛大に対応してくれていました。出勤して一週間も経つと、インド人スタッフともかなりコミュニケーションも取れるようになり私もそのインド料理屋のスタッフのひとりとして馴染んで行きました。
仕事中は私語厳禁といった決まりもなく、職場は常に家庭にいるような気さくな雰囲気でした。そんな、良い意味での「適当な職場環境」が私にとっては気分的にかなり楽でした。今まで勤めていた飲食店では、細々した決まりがいろいろあり、常に神経を尖らせピリピリしていましたが、そのインド料理店の雰囲気は全くそれらと違っていました。
ただ、一度、インド人スタッフのミスでお客様とトラブルになったことがありました。そのとき、ミスをしたインド人スタッフは何もなかったように、のほほんと口笛を吹きながらナンを作り続けていました。私はそのときばかりは彼を叱咤し「今すぐお客様のところに謝りにいきなさい!」と言って、責任者のインド人にも連絡をしました。最終的にそのお客さんには飲食代を返金する形で対応し、そのお客さんも許してくれて、また以前のように来てくれるようになりました。そんな姿を見てか、他の常連さんに「若いのに(当時20歳代)凄いね。」と言われた事もありました。
かれこれ、そのインド料理店で約5年間勤務しましたが、トラブルがあったといえばその一回きりでした。今考えてみると、このアルバイトを通して、インドの文化に触れることもでき良かったです。
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また、インド人の時間感覚といいますか、かなりアットホームな職場で働くことが出来ていろんな意味で「楽な仕事だったな」と思います。
   (楽なアルバイトの体験談 30代女性)

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