コンビニアルバイトは1か月続ければ!

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私は大学生のとき、コンビニでアルバイトをしていました。大学1年の夏から始めて大学卒業直前までつづけたので、約3年半つづけたことになります。
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コンビニアルバイトの仕事内容は、レジ応対が中心でその他諸々多岐に渡っていました。レジ応対をしながら、やるべきことがいろいろあったのです。例えば納品対応。決まった時間に1日3回、パンやおにぎりの納品があるので、納品されたらハンディを使って数をチェック・陳列します。
その前に、期限が切れそうなパンやおにぎりがあれば下げておきます。それは賞味期限切れの誤販売を防ぐためです。レジで期限切れの商品をスキャンしても登録できない仕組みにはなっていますが、その商品をどうしても食べたいと言う人とトラブルにならないように、賞味期限のチェックは徹底指導されていました。
納品と言えば、パンやおにぎり以外にお菓子や雑貨の納品もあります。裏にストックしてある在庫を動かしたり、新商品の納品があるときは新商品のコーナーを設けて入れ替えをするといった作業を行います。商品補充の際には、賞味期限を確認して新しい日付のものを後ろに入れ、日付が近いものを前に出すようにします。また、前陳といって、売れてしまってスペースが空いてしまったところを並んでいる商品を前に動かして見栄えを良くするという作業も行っていました。
コンビニでは、おでんや肉まん、フライドポテト、コロッケ、フランクフルト、チキンなどをレジ横で販売しています。そういった商品の調理も、コンビニ店員の仕事です。チキン、フライドポテト、コロッケ、フランクフルトに関しては、レジ奥にあるフライヤーを使って揚げてそれをケースに陳列していきます。
それらは単に揚げればいいというものではありません。商品によって揚げる時間がそれぞれ異なっているからです。ケースに入れた時間を記録しておいて、時間が経っても売れなかったものは廃棄処理をします。つまり、ケースに入れたままにしていい時間が決まっているというわけなのです。ちなみに、揚げ物のなかではフライドポテトが一番その時間が短かったと記憶しています。
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おでんは、つゆをお湯で割り、そのなかに大根やこんにゃくなど、おでんの具材を入れます。具によって火の通りやすいもの、通りにくいものがあるのでバランスよく入れるのがポイントです。そのバランスというのがなかなか難しく、私はこの作業は苦手でした。
レジ点検と言って1日で3回ほど決まった時間に全てのレジのお金がいくらあるのか計算するのも、コンビニアルバイトがやる仕事のひとつです。レジのお金とレジ登録されている売り上げの金額にどれくらい差が発生してしまってるのかを確認し記録するという作業です。差額は当然少ない方が良いわけですが、あまりにも差額が大きいときは店長やマネージャーなど上司にもチェックをしてもらうということになります。コンビニは24時間営業なので、閉店してレジを締めることをしません。ですから、途中でレジ点検を行うことで売り上げとレジのお金に差がないかチェックしなければならないのです。
他に、外に併設されてるたばこ自販機の補充を行ったり、店内をモップ掃除したり、朝刊や夕刊の納品をしたり、雑誌の付録つけをしたり、店舗のトイレ掃除をしたり、外のゴミ箱のゴミを捨てたり・・・等、コンビニアルバイトには書き切れないほど沢山のやるべき業務があります。コンビニアルバイトはシフト制ですから、入るシフトによってはやらなくてもいい業務も発生します。ただ、どのシフトに入っても、少なくともレジだけやってれば良いというわけではありませんでした。
私の場合、大学生になって初めてやったアルバイトがコンビニバイトでした。アルバイトがスタートしてしばらくは、上記したような多岐にわたる仕事内容を覚えるだけで大変でした。ところが、1か月ほどコンビニバイトに入っていたら次第に慣れてきて「楽しくて、結構楽なアルバイトかも?」と思えるようになってきました。例えば、袋の入れ方ひとつにしてもスムーズに出来るようになり、そうなると仕事が楽しく感じられるようになってきたのです。
あと、コンビニアルバイトを通して「楽しい」と心から思える作業もありました。それは、商品のPOPを描く作業です。私はイラストや文字をかくのが好きで、それを知った店長が「POPやってみないか?」と声をかけてくれたのです。私はそれから定期的に店内のPOPを描くようになりました。自分の描いたPOPを見て商品を買ってくれるお客さんもいるかもと思うととても嬉しく、仕事にやりがいを感じたものです。
ちなみに、コンビニアルバイトの仕事のなかに最も大変だったのは、たばこの銘柄を覚えることでした。入社当初は未成年だったということもあり、たばこの銘柄は殆ど知りませんでした。また、ボックスタイプとソフトタイプ、ロングとショートほか、同じ銘柄でも大きさや箱の形状が違うのでそれを確認して販売することも求められました。たばこのことを何も知らない状態で銘柄から1から覚えるのは本当に苦労したのを覚えています。
今は、ケースの番号をお知らせするシステムになってる店舗が多いですが、それでも名称で注文する人も多いです。とりわけ、正式名称で言ってくれる人は殆どおらず、略した名称で言う方が多かったため、最初のうちは何回も間違えてしまいました。略称をうまく聞き取れず、違った商品を渡してしまいお客さんから怒られたこともありました。ただ回数を重ねていくうちに段々銘柄が頭に刻まれてきて、次第にどの銘柄が人気なのかも分かるようになってきました。
あと、大変だったなあと思ったのは、花火大会の日の勤務でした。私が働いていたコンビニは、8月に開催される花火大会会場の近くにあったのです。花火大会の日はもちろんアルバイト全員出勤。しかし普段よりも何倍、何十倍ものお客さんが押し寄せると焼け石に水です。店舗に入りきらない程にあふれかえったお客さんを正確かつスピーディーにさばいていくのは至難の業でした。ただ、店長やアルバイト仲間と力を合わせて、その日を乗り切ったときの達成感は格別でした。そんなとき「このバイト、楽しいなあ」と心の底から思えたことを覚えています。
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以上のように、大学生のとき3年半に渡ってつづけたコンビニアルバイトは大変なことも多いアルバイトでした。とりわけ、入社してから最初の1ヶ月くらいは大変で泣きそうになったことが何度もありました。ただ、今から振り返ってみると、楽しくて、結構楽なアルバイトだったとも思います。また、大学生のときにこのコンビニアルバイトを経験できて本当に良かったとも思います。
というのは、社会人としての基礎ができ自信が芽生えたからです。高校生のときまでは鈍くさくて要領の悪かった私ですが、コンビニアルバイトを通して、決められた時間でテキパキ複数の仕事をこなすことが出来るようになったのです。コンビニアルバイトの日々を通して身に着いたことは、現在社会人として働くなかでも確実に役に立っていると感じます。
   (大学生時代の楽なアルバイト体験談 30代女性)

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