週末だけキャンペーンスタッフバイト体験談　

私は現在大学生で週末に「キャンペーンスタッフ」のアルバイトをやっています。女なのでいわゆるキャンペーンガールというやつです。携帯キャリアでの業務が一番多く、他にも電化製品等のPRを週末に行っています。このアルバイトが非常に楽なアルバイトだと感じています。

多くの方が一度は目にしたことがあると思いますが、キャンペーンガールはコスチュームを来てお客様に声をかけるのがお仕事です。服装が少々派手で恥ずかしいですが・・携帯や家電の会社のコスチュームは他のキャンペーンよりも比較的落ち着いていますし、お金のためを思えばと我慢できています。スーツで稼働できる時もありますので、そんな時は着替えをしなくてもいいので更にラクラクです。
お仕事の流れとしては、まず登録した稼働可能シフトの数日前に派遣会社の営業さんからメールが届きます。案内された業務内容に支障がなければ、派遣会社にその旨を返信し、詳細が送られてくるので、確認して当日に備えます。
派遣会社に返信メールを送ってからアルバイト前日までにしておくことは、集合場所への交通手段を調べることくらいです。あとは当日集合場所（だいたいは稼働店舗近くの駅）に赴き、他のスタッフと合流し入店します。合流できたあとの連絡や道筋、入店手続きのややこしそうなところはキャンペーン隊のディレクターさんがやってくれることが多いです。
入店したら担当者に挨拶や着替えやミーティング等があります。初めていく店舗も多いのでこの辺が少々気を使って面倒なところ。いざ実際のキャンペーンが始まってからの方が楽に感じることが多いですね。諸々の準備が終わればいよいよ売り場に立ってキャンペーン開始です。キャンペーンガールのお仕事は主に以下の通りです。
・盛り上げ
・抽選スタッフ
・アンケート（ヒアリング）
・接客
・サンプリング
初心者にはまず声を出してPRと呼びかけをする「盛り上げ」が一番大事。これさえできればあとの業務がおぼつかなくても問題ありません。実働6〜７時間×２日あるので声が嗄れてしまわないように調節とケアが必要です。たまの休日に大きな声を出すのはストレス発散にもなるので鬱憤がたまっている方にもおすすめのアルバイトかもしれません。
その次の「抽選スタッフ」というのは、その名の通りガラポンなどを案内して景品を渡す役割をするスタッフです。キャンペーンは抽選会等のイベントで集客し契約につなげることが目的とされています。抽選以外にもおかし配布等もありますが、店舗や時期によってバラバラなのでそのへんは臨機応変に対応します。
「アンケート」（ヒアリング）と「接客」はほとんど同じような業務です。ここで重要なラクラクポイントはキャンペーンガールは商品の案内や契約の案内を基本的にしないでいいということです。お客さんが商品を買いそうか見極めたり、気になっている方を引き止めるために話をする程度。少しでも興味を持ってもらえた方にはすぐに「詳しい者を呼んできますので！」といって退散します。ですから、携帯や家電のことなんて憶えられないよ・・という方も、キャンペーンガールは安心して働ける仕事なのです。
逆に少し知識が増えてきたら、軽い接客トークをしてみるのも楽しいです。携帯ショップは見に来ただけというお客様が大半なので、販売員にスイングできなくても怒られたりはしません。お客様と談笑しつつ時間をつぶせたら一番良いですからね。
「接客」も「抽選」も「盛り上げ」も、お客様に好印象を持ってもらうことが一番重要です。見に来ただけなのに色々と聞いてくる量販店の店員がいたら、お客さんは微妙な気持ちなってしまうもの。ですから、キャンペーンスタッフのバイトをやるときは、声をかけるのが仕事とはいえ、慎重に行動することを心がけていました。私の場合、心を鬼にしてせめて不快に思われないように笑顔で丁寧に接することに徹しています。
「サンプリング」は主にティッシュ配りです。単にティッシュを配るだけなので誰にも出できる単調で簡単な業務です。ただ、長時間やっていると飽きてくるので私はあまり好きではありません。
以上のように、愛想笑いを続けたり親御さんに放置されている子供に声をかけたりしているうちに、だいたいの日は、いつの間にか仕事が終わってしまいます。勤務時間が終了したら着替えて退店し、派遣バイトたちとぞろぞろ駅まで歩き解散です。店舗が遠かったりする場合、拘束時間が長くなってしまいますが基本的には自宅から1時間以内の場所を派遣会社が手配してくれます。
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　　　（楽な派遣バイトの体験談　大学生20代女性）