工場で電話帳をつくる流れ作業

スポンサーリンク
スポンサーリンク

私はフリーター時代にいろいろなアルバイトをやっていました。そのなかで一番楽な仕事だと思ったのは、工場で電話帳をつくる流れ作業です。
488618.jpg
一人2~3か所受け持ちがあり、そこへ電話帳のページの束を乗せていく作業をひたすら繰り返していくのです。多めに乗せすぎると機械が詰まってしまい迷惑がかかるため、乗せる量がむずかしい面はありました。ただ、すこしでも多くのせれば2分くらいですが座っていられます。コツを覚えれば、その微妙な分量を見極めて楽をすることができました。単調な作業でとにかく楽なバイトだと感じました。
また、工場でのアルバイトには珍しく、食事つきだったのもフリーターだった私には助かりました。工場内にある社員食堂にて定食やそばがついていたので空腹になる心配もありませんでしたから。さらに90分毎くらいに休憩があったので、体力的に疲れるということもありませんでした。
ただ、深夜勤務だったこともあり眠気が大敵でした。休憩時間に車にもどり目をつぶってしまったら眠ってしまい、呼びに来てくれる方がいて助かったことも。
深夜勤務で「眠い」ということを除くと、あれほど楽なバイトもないのではないかと思ったほどです。この電話帳のアルバイトは24年くらい前で1200円以上あり、楽に稼ぐことができました。納期前には2時間ほどの残業があることもありましたが、強制ではなく、できるか必ず聞かれた点も楽でした。残業をこなしたらもちろん、日給はさらに割り増しになります。バイトなのに最高で月30万近く稼いだ月もありました。
その当時日中のバイトは700円台もざらにありましたから、かなり割が良くて楽に稼げるバイトだと当時フリーターだった私は思いました。
ただ、お金を稼ぐだけでなく、アルバイトを通してスキルを身につけたり自分磨きをしたいという方にはおすすめできません。なぜなら、あまりに仕事が単純作業ゆえ、アルバイトを通して得られることがあまりなかったと感じたからです。将来の自分のやりたいことにつながるアルバイトなら、時給や楽さ加減を気にせず、自分にプラスになる職場を選ぶのがベストだと思います。
私の場合、その工場でのアルバイトの後は、販売業のアルバイトをしてそのまま正社員になりました。工場でのアルバイトを辞めた理由は、このまま続けても成長出来ないと感じたからです。作業的な仕事より人と接する仕事がしたかったので、アルバイトを変えたわけです。
それ後は、別業種の販売業へ転職。現在は本部でお店を支える部署での仕事をしています。大変なこともありますが、毎日が充実していると感じています。
今から考えてみると、フリーター時代にアルバイトを通して、自分の適性をいろいろ試すことができたことは本当に良かったと思います。いろいろな職種でアルバイトをしながら、そこでやりたいことが自分自身に定まってくる人も多いと思いました。私もそのひとりでしたから。以上、フリーター時代の私の楽なアルバイト体験談でした。
 (フリーター時代の楽なアルバイト体験談 40代男性)

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました