夜勤のコンビニに変な人がやってきて大変

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私は大学生の時、コンビニで夜勤のアルバイトをしていました。私がアルバイトをしていたコンビニでは夜1時までは2人体制ですが、朝1時~6時まではお客さんの数が激減するため1人での勤務体制でした。
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品出し、フライヤー交換、掃除ほかいくつかやることはありますが、基本的に深夜のコンビニはラクでした。なんせ、お客様の数が少ないのですからレジ業務がほぼ皆無だからです。それだけ仕事量が少ないながら、夜勤は時給が割増しになるので、忙しい日勤よりたくさん給料をもらっていました。
ただ、全くデメリットがあるわけではありません。ごく稀にですが変な人もやってきて対応に困るということです。普段は何もなく時間が過ぎるわけですが、今回はリスクを想定しておくべきという意味で、敢えてそんな話をしてみようと思います。
もう何年も前の話ですが、準夜勤の子も上がり誰も店内にいない夜中の3時頃でした。私はその時間いつもフライヤーの油交換や肉まんの棚など洗い物に、追われていました。そこにふと駐車場の方を見ると40代らしき男性が駐車場を大きなリュックを背負って徘徊しているのが見えました。その時はなにも意識せず時間が経てばどっかに行くだろうと思っていました。
私がもう少しで洗い物が終わりかけていた頃その人が店の中に入ってきました。そして本棚前に立ち立ち読みを始めました。するとそのお客様は小さな声でボソボソとなんかひとりで話しています。あまり気に留めずに私は洗い物を済ませ、次に床の清掃に入りました。店内にはそのお客様1人です。せっせと床の清掃をしてるとそのお客様に声をかけられました。
「ここの部分おもしろいよね?」と私には何のことかさっぱりわからなかったのですが「そーですね」と適当に相槌を打ってその場はやりすごしました。変な人だなーとは思ってましたが別に危害を加えてくるわけでもないのでそのままほっておきました。
そしてそれから1時間弱経過してもそのお客様は雑誌コーナーで立ち読みをしていました。あまりにも立ち読みが長い場合、お店のルールで注意することになっていたので、あまり長い立ち読みは禁止だとお客様にお声掛けをしました。
すると、「これ読み終わったらでますよ」と言われたのでまー少しくらいはいいかと思いレジの前で待っていました。しかし、声をかけてから30分経ってもまだ立ち読みをしていたため、もう一度お願いに伺ったところ、「わかったよ、もう出るから!」といい、店内で買い物を始めました。
すると買い物を終えてレジの前に来ると、その人が話し始めました。「俺は実は追われているんだ」。私は意味がよくわからなかったので「そーですか」と答え「なんかあったら警察呼ぶんで言ってください」と言いました。
するとその人がいきなり発狂し始め、まだ会計の済んでない商品を食べ始めお金を入れるトレーに咀嚼したアイスを入れ始めました。わたしはイラっとしてしまい「お前なにしてんの?」って少し怒り気味にいいました。すると「神が食べてここに吐けとお布施があった。従わなければお前も死ぬぞ」と言われました。
即警察に通報しました。警察がくる間もわけわからないことをずっと言い続け警察きてその人は結局逮捕されました。そのあと事情聴取があり、店長に電話したところすごく機嫌が悪く自分でなんとかしろと言われ私はその月でそのお店を辞めました。
深夜のコンビニバイトは来店数が少なく全体としては楽でありました。ただ、それだけに思わぬ事態が起きたときは大変なので注意も必要です。
   (コンビニバイトの体験談 20代男性)

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