施設を警備する警備員は楽な仕事でした

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私は今まで経験した仕事の中で、施設警備員の仕事が一番楽な仕事だと思いました。警備員と言っても、道路に立って交通整理をする警備員はかなりハードだと思います。一方、似てはいるのですが、施設警備員はあくまでも決められた施設の中を巡回しながら何か不審者や不審物がないかをチェックするだけなのでとても楽でした。全体的な印象としては仕事をしているより散歩しているという感覚に限りなく近かったのを覚えています。
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私が所属していた警備会社では主に新しく建築される施設の警備にあたっていました。例えばある時はマンションが新しく建設されるにあたり、マンション内と周辺エリアの警備するわけです。と言っても新しく建設されるマンションには住民さんもまだ入居していませんし、何も盗むものなどないわけですから不審者もいるはずがありません。
顔を合わせるとすれば工事で出入りしている人々とすれ違った時に「お疲れ様です」「ご苦労様です」などと声をかけながら歩くくらい。工事現場で働く人々は世間ではぶっきらぼうで怖いイメージを持たれているかもしれませんが、実際は気さくな人が結構多いです。
決められたルートで各チェックポイントをチェックしていけば、あとは過ごし方は自由というのも気楽なものでした。あまり手際よく巡回すると暇になる時間も多くなってしまいます。ですから仕事中は、自分の歩きたいペースで巡回し、適度に休憩を挟みながらのんびりと仕事をしていたのです。監視する人もいなければ、住民さんもいないので、とにかく精神的にラクでしたね。
施設警備員の仕事は同僚とのおしゃべりもまた楽しいものでした。数人のスタッフで交代で警備を行っていくのですが警備室に戻ると、友達の家みたいな雰囲気。テレビも置いていましたし、おしゃべりをしたりお茶とお菓子で一服したり、あるいは仮眠をとったり。楽しく暇つぶしをしていたものです。警備さえしっかりとやってれば誰かに何か言われることはありませんので自由に過ごすことができていたというのも、今となっていは良い思い出です。
    (楽な仕事の体験談 30代男性)

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