美術館監視員のアルバイトは暇でラクすぎ

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私は美術系の大学を卒業したのですが、在学中、とても楽なアルバイトをしたことがあります。それは美術館で開催される企画展で監視員として働くというものです。
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美術館監視員は一体どんな仕事をするのかというと、来場者が美術品に手を触れたり展示室で飲食をしたりしていないかをチェックしてするのです。もしそういった違反行為をしている来場者がいたら注意をしに行くことで美術品を守るというのがその役割でした。
文章で書くと、とても大変で責任感の重い仕事ではないかと思われがちですが、実際にやってみると、単なる暇つぶしと言っても過言ではないほど楽な仕事でした。
美術館の展示室に1人ずつ配置され、隅の方に置かれている椅子に座って勤務スタート。最初のうちは目を光らせて、違反行為をしてる人がいたらすぐに厳しく注意をしに行こうと身構えていました。ところが、待てど暮らせどそういった場面はやってきませんでした。
そもそも、美術館にやってくる人の多くはマナーをわきまえているもの。 ですから監視をしているといっても何か起きるということは非常に稀で、来場者が巡回するのをただ見てるだけ・・と言う暇な状況になりました
土日祝日はそれなりに人の数も多めで、展示室内で走っている子供さんを注意するということも何回かありました。しかし、平日となると、美術館の客数は激減。誰もいない展示室内で椅子に座って、ただぼーとしてる時間が多くなりました。そんな暇な時間でも時給が発生しているのですから、おいしいといいますか、むしろ申し訳なく思ったほどです。
展示室内に私の他誰もいない暇な時は、椅子から立って付近をうろうろしたりしながら暇つぶしをしていたことを思い出します。こんな暇つぶしをしているだけでお金をもらえるなんて、世間広しといえどもなかなかないのではないでしょうか。
また美術館は作品を保存するために空調管理が行き届いています。ですから、美術館監視員のアルバイトが真夏に行われようが真冬に行われようが全く問題ありませんでした。常に快適そのものでした。むしろ快適すぎて眠たくなるのが辛いほどでした。さすがに監視員が居眠りをしているというのはまずいでしょうから、眠たくなるのを必死でこらえていたことを思い出します。
美術館監視員って眠さをこらえるのが仕事!?途中からはそんな風に思うようにさるほど楽なアルバイトでした。疲れてもいないのに休憩時間は結構あり、昼休みはお弁当が支給され皆でおしゃべりをしながら美味しくいただきました。美術館監視員アルバイトしている子は美術系の大学が多く、それ以外にも大学生短大生ばかりで話も合いました。それぞれの大学のこと、サークルのこと就職活動のことなど色々おしゃべりをしているうちに友達が増えた点も
良かったです。アルバイトの間に上下関係もなく、その点でも気楽にできる楽なアルバイトだと感じました。
  (楽なアルバイトの体験談 30代女性)

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