簡単だった大学図書館での本のシール貼り

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私がまだ大学在学中のとき、事務局の前にいろいろなアルバイト求人の張り紙が貼ってありました。
私はしばしばその張り紙ををチェックしていたのですが、ある日、図書館の本を整理するためのシール貼り業務をする人材を募集しているのを見つけました。

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夏休みで暇していたこともあり、試しに応募してみました。
いざ、就業先である図書館に行ってみると優しそうな司書さんが待ってくれていました。
給与振り込み先を登録し、いざ作業を開始。渡された紙を見ながら、本の背表紙にシールを貼っていく作業でした。
脚立を使用しながら、シールを黙々と貼っていきます。誰とも話さなくていいですし、とても楽な仕事だと感じました。その日の作業が終わり次第家に帰宅してよいといわれさらに楽だと思いました。
2~3人その日に仕事する学生さんがいて、午前中の3時間ぐらいが作業にかかる時間でした。作業時間も短くその代わり給与額は少ないですが、とてもラクで楽しかったです!
私の場合、静かな雰囲気の中で作業出来ることに大きな喜びを感じていました。なぜなら私はあまり人付き合いの得意な方でないからです。
人とのコミュニケーションをあまりとらなくてもよいこの仕事にとてもやりがいを感じるとともに、お金が稼げるという自信にもつながりました。
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気になる仕事内容は本当に3時間ぐらいずっと、ひたすらシール貼りをしているだけです。あまりの単純作業だけに終盤のほうが若干、飽きたのかなとも思います。
でも、その日のうちに与えられた分量の作業は終えないといけないので、ひたすら黙々つづけていました。
こんな事を考えていると、苦痛でしかたがないので、静かな空間で黙々出来るところに執着して作業していくしかないです。
いずれにしても、他の仕事に比べたらまぁ楽です。こんなに人と付き合わなくて作業出来る仕事が世の中にあるとは驚くべきことだと思うほどです。
「本」という物体との付き合いをしています。本は、感情を持ちませんし、勿論理不尽なクレーマーになることもありません。それが何より楽な仕事だと感じた要因でした。
仕事中、従業員たちは私語厳禁でした。おしゃべりな人にとってはストレスがたまるかもしれませんが、私の場合、会話さえしないというスタンスは、むしろやりやすく有り難かったです。
大学の友達との付き合いをしているよりバイト中の方が充実しているのではと考えてたり、このような本を読むのかと空想にふけったりして時間を過ごしていました。
この大学図書館でのほんのシール貼りバイトは2日のみの短期バイトでした。このような楽なアルバイト生活を2日体験させていただき、とても有意義な経験だったと私自身思います。
それまでは図書館に入ること自体あまりなく、図書館の雰囲気を感じられた点だけとってもとても満足しております。
給与額は、1万円にも満たなかったですが、洋服一着買える金額を稼げただけで貧乏学生としては満足でした。
最終日は、やりきったと思い、とても誇らしい気持ちで家路まで自転車を走らせたことを覚えています。お給料は、1ヶ月ちょっとで銀行口座に入りました。
   (楽なアルバイトの体験談 20代女性)

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