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カラオケボックス(夜勤)は穴場的な楽な仕事





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社会にはいろいろなアルバイトがあります。そんななかで、穴場的な「楽なアルバイト」は夜勤のアルバイトに多いのではないかと思います。
なぜなら深夜に働きたい人は少ないわけで、その分、楽なのに人が集まらない職場というのもゴロゴロあると考えるからです。
言ってみれば、夜勤の仕事は、掘り出し物的な仕事場の宝庫ではないかと思うわけです。

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ちなみに私が経験した夜勤の仕事は、カラオケボックスでのアルバイトでした。
私は夜の10時から朝の6時まで夜勤スタッフとして働いていたのですが、かなり楽な仕事だと感じました。
出勤してから1時間半くらいは最寄り駅の電車が動いているだけに、お客様の出入りはありました。
しかし、いざ終電が終わってしまうと、閑散とした状況に。来店するお客様は皆無に近い状況でしたし、ブース内で引き続きうたわれている方は基本的に朝までのフリータイムだけとなります。
つまり誰も帰宅しないという状況でした。
一応は受付付近に待機しているものの、忙しさというのは無縁の空間でした。
各ブースからは料理の注文もできるようになっているのですが、深夜となると 既に皆さん夕食をとられた後なので、注文がほとんどありませんでした。
ですから、暇な時間を延々と過ごしていたことを思い出します。
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カラオケボックスでの仕事は一体どのような仕事かというと、大まかに分けて「受付」「清掃」「調理」の3つです。一番メインとなる業務は「受付」です。
受付ではお客様が来店されたとき会員証を提示してもらい、何時間を歌いたいか、喫煙の部屋か禁煙の部屋か希望を聞いてブースを決めます。
そして伝票を発行してお渡しします。そして帰られる際はその伝票を基に精算業務を行います。
最初慣れるまでは覚えることはありますが、基本的にはレジのボタンを押すだけで自動的に伝票発行や金額計算がされるのですぐにこなすことができました。
2点目の「掃除」に関しては、お客様が歌われて帰られた後のブース内を清掃しカラオケ機器の調整を行うというのがメインにあります。
ブース内は狭いですし特に散らかるというものでもありません。ですから、本当に簡単な掃除で済んでいました。ブース以外では通路やフロント周りをモップで掃除をするということも行っていました。
3点目の「簡単な調理」は料理注文があれば、バックヤードで調理をしてブースに持参するという作業を行っていました。
私が働いていたカラオケボックスでは、たこ焼き、フライドポテト、唐揚げ、ソーセージ盛り、シーザーサラダ、アイスクリーム、プリン、ラーメン、カレーライス、カツ丼といったメニューがありました。
それらは調理すると言ってもレトルトものを電子レンジで温めてお皿に盛って出ですから、料理が特にできない人でも問題なくできる内容でした。
ただ、上記したように、深夜はほとんど料理の注文が出ないので、ごくたまに対応するという程度でした。
深夜のカラオケボックスはお客様の人数自体、とても少ないです。それにも関わらず、防犯の意味も兼ねて必ず複数のスタッフが待機していました。
ですから、スタッフひとりあたりの仕事量は非常に少ないものでした。全員で作業をしてもやることがなく暇になりますから、3人体制のときは2人が仕事をして1人は休憩という感じで交代交代で休憩をとっていました。
休憩時間は仮眠をとったり、スマホゲームをしたり漫画を読んだりと自由に過ごしていたものです。そして残りの2人も、暇にならないようダラダラと少ない仕事量を分け合ってこなしていました。
以上のように、カラオケボックスでの夜勤のアルバイトはとても暇で楽な仕事でした。
暇が多く楽なのに、夜勤ということもあって時給は日勤よりも高めに設定されていたので本当にお得でしたね。
また、カラオケボックスでは若者が中心でしたので、話もあって皆仲が良かったです。オフの日は皆でバーベキューをしたりボーリングをしたりそして二次会ではカラオケに行くというのが定番でした。
愉快な良い仲間もたくさんでき、ワイワイ楽しくアルバイト生活をすることができたことも懐かしく思います。
    (楽な仕事の体験談 30代男性)

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