新聞や雑誌などを読んでいると、ここ数年、転職希望者に有利な市場にあると言われているようです。
2018年2月に転職サービスDODAの調査によると、2018年2月の転職求人倍率は2.53倍 にもなったのだとか。
この転職求人倍率とは、転職希望者1人あたりに何件くらいの求人があるかを示した数値です。つまり2.53というと、転職希望者はひとりあたり平均2.53件の会社から内定をもらえる可能性があるということを示すわけです。
これはかなり高い数値だと思います。
転職サービスDODAによると、中でもit 関連、商社、金融関連の転職求人倍率が高いそうです。例えば it 通信関連ですと 転職求人倍率はなんと6.19倍!IT産業は伸びていますし、転職希望者はまさにより取り見取りというわけですね。
ちなみに2018年3月は 新年度に向けて各企業が中途採用に力を注ぐことからさらに転職求人倍率の数値は増えるのではないかという風に予測されているんだそうです。
ちなみに私は昨年の今くらいの時期は転職活動をしていたのですが、4社からほぼ同時に採用通知を受けました。最終的に選んだのはIT関連企業だったのですが、就職氷河期を経験した経験をふまえるとあっさり決まったなという印象でした。
とはいえ転職求人倍率が上昇したといっても、あくまでもアベレージの話にすぎません。マスコミなど人気の職種はどんな時代でも競争倍率が高いですし、介護分野ほか求人数の割にいつも応募者が少ない業界もあります。
結局はどんな分野を志望するかによって転職の様相は全然違ってくるということです。私の場合、転職活動をするなかで、転職求人倍率はあまりあてにはしませんでした。
なぜなら、要は働く本人が知識スキル経験を生かせるかが重要だと思うからです。やっぱり転職求人倍率が高かろうが低かろうが、妥協をせずに自分の適性にあった仕事を探すという意識を持つことが何より大切なのではないでしょうか。
(転職関連の話題 40代男性)