住宅展示場モデルルームの仕事は、一人で時間を過ごすのが好きな人には最高!(40代女性)

暇楽な仕事(正社員・契約社員)体験談
スポンサーリンク
スポンサーリンク

私は現在 40代の専業主婦です。二十代三十代の頃は色々な仕事を転々としていました。その中で一番楽な仕事だと感じたのは、住宅展示場での受付の仕事でした。こちらは契約社員としての雇用形態での勤務でした。

スポンサーリンク


住宅展示場はいわいるモデルルームと呼ばれるもので、住宅会社が住宅を購入したい人などにその空間を味わってもらおうというために設けられたものです。

住宅会社が売り出していきたい家のサンプルというわけですね。そこで一体何をするのかというと、 来場されたお客様に簡単な案内をして希望される方にアンケートを記入していただく。そんなお仕事です。

採用になったとは一週間ほどの研修がありました。朝から夕方までびっしりと研修の講義があり住宅に関する知識ですとかマナーですとか色々なことを叩き込まれました。研修の期間はこの仕事は難しそうだなと感じました。

しかし実際に勤務が始まってみるとあまりにも暇で楽な仕事に拍子抜けしてしまいました。というのは住宅展示場にはお客様がほとんどいらっしゃらないのです。念のために私たちスタッフは待機していますけれども、実際に家を購入したいという方ですとか住宅に興味が入って入ってきたという方はほとんどいらっしゃいませんでした。

いらっしゃる方は、観光客がなにかなと思って入ってこられたりあるいは がふらりと休憩がてら入ってきたりというような感じでした。来場される方がいらっしゃったとしても、「二階もあるのでどうぞ」みたいに声をかけるなど簡単なお声がけ作業とアンケートを促すというだけでした。

そのアンケートには名前や住所に関する興味などの項目があるわけですけれども、強制的に書いていただくものでもありません。書いていただいた場合後日、住宅会社からパンフレットなどが郵送されるわけですけれど、それ以上のことは何もありません。

そのようなパンフレットをもって住宅を購入したいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そういった方々には正社員さんが対応するので私たちの知る由はありません。

スポンサーリンク


そんな感じの仕事でしたから、仕事をしているというよりは留守番をしているという感覚に限りなく近かったです。土日祝日など住宅展示場でイベントがある時にはそこそこお客様も来場されました。

しかし平日となるととにかく暇な時間が淡々と過ぎて行きました。特に何かやる作業もないわけですけれどもいつお客様がいらっしゃるかわからないので、その場にいる。ただそれだけで時給が発生し安くはない給料を頂いていたわけですから、こんなに楽な仕事はないなと思いました。

また住宅展示場のモデルルームはとにかく居心地がいい空間です。そういった空間を味わっていただくことで 中には住宅の購入を考えられる方もいらっしゃるわけですから、とにかくその快適さが重視されているわけです。

冷暖房の利いた快適な室内で、ゴージャスな家具に囲まれお金持ちの家で留守番をしている。そういった感じでした。

お客様がいらっしゃらないときはやることがないので携帯をいじったり本を読んだり自由に過ごしていたものです。それでたまにいらっしゃるお客様に対応するという簡単な仕事でした。

と言っても意外と長年にわたって勤めているという人はそうそう多くはありませんでした。というのはあまりに暇で楽な仕事であるが故に、飽きてしまうんですよね。とにかくやることがないので最初は楽でラッキーだと思っても、何ヶ月も勤めていると虚しくなってしまうというわけです。

逆に言うと一人での時間を楽しめる人にとってこんなに楽な仕事はないということが言えると思います。私の場合あまり他人とコミュニケーションをとるのが得意ではない一方、ひとりで時間を過ごすのが大好きでした。
また、家具とインテリアにも興味がありましたので、暇で退屈だというような感覚よりも、居心地がよくて幸せだなという感覚になることが多かったように思います。

結局結婚を機に地元に帰らなくてはいけなくなってこの住宅展示場モデルルームの仕事は辞めてしまいました。今考えるとまったり暇で楽な時間を過ごせてかつお金も溜まったので最高の仕事だったのではないかと思います。

子育てが落ち着いてもし地元でもそういった仕事を募集していたらまた是非行ってみたいなと思う日々です。ただ仕事柄、若い女性が優先的に採用されるでしょうから、もう中年になってしまった私は雇ってくれるかはわかりませんが・・。

(楽な仕事の体験談40代女性)

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました