私は今まで行ったらアルバイト中で一番楽なアルバイトと思ったのは、 小論文添削のアルバイトです。こちらは在宅の仕事でした。
どうして小論文添削のアルバイトは楽なアルバイトだと思ったのかというと、自分のペースで在宅でできたからという理由が第一に挙げられます。結婚出産を経て専業主婦であった私は外に働きに出ることがなかなかできませんでした。
子供が小さい時はやはり何があるかわかりませんから家庭にいながらしてできるような仕事を選ぶ必要があったのです。同じようなことを考えている主婦の方はとても多いのではないでしょうか。
そんな時たまたま新聞の求人広告を見て知ったのが小論文添削のアルバイトでした。大学受験の時に小論文についても勉強したことがあって、その時学んだことを生かせるならばということで軽い気持ちで応募しました。
履歴書での書類選考の後簡単な筆記試験がありました。筆記試験では漢字 ほか正しく文字を読み書きできるかどうかの審査がありました。無事に採用になり数日間の研修を経てアルバイトの本番に入ることなりました。
まず与えられた課題は小学生が書いた作文を添削するという作業でした。採点のマニュアルというものがありそれに沿って赤ペンを使って部分天を衝け間違っているところは、アドバイスを書き込みます。その上で全体の点数もつけます。
最初のうちはとてもしんどい作業でした。というのは、誤字脱字があっても見落としてしまったり、あるいはマニュアルを読み込めてなくて違った観点からアドバイスを書き込んでしまったり・・
その都度、社員の人にダメだしされ何度も直しながら添削作業を進めていったことを思い出します。ただ、基本的に一つの課題に対して何十枚も添削と最低作業をしていくわけですから次第に慣れてきます。
数枚目まではマニュアルを何度も参照しながら時間がかかったものですけれども、途中からは何も見ずしてもスラスラと赤ペンで書き込むようになってきます。
ちなみにお金は一枚採点することに100円から250円という風な感じで、文字数ですとか課題の難易度によって違っていました。時給制ではなく完全出来高制でありましたから、素早くかつせいか 枚数をこなしていかなければなかなか稼げないようにはなっていました。
最初のうちは一枚添削するにも長い時間がかかってしまい、おそらく時給換算すると200円ぐらいでやっていたのではないかと思います。しかし枚数をたくさんこなしていくにしたがってどんどんスピードアップしていくことができます。
一週間に一度事務所に足を運んでいました。到着すると担当の人に添削済の解答用紙を提出します。担当の人は枚数を数え 、ざっと それらに目を通して何か不備があればその場で訂正をしたりします。
そして特に問題がなければ次の週までにやってくる課題を渡されるわけです。その時毎回のように「今週は何枚ぐらいできそうですか?」と聞かれていました。その点自由に決めることができるようになっていました。
ですから、家族で旅行に行くためあまり枚数ができないような時期は少ない枚数だけ受け取っていました。また特に用事がないような暇な手話たくさん枚数を受け取ってお金を稼ぐようにしていました。
週に一度そのように事務所に行きさえすればあとは自宅で勤務となります。添削作業は翌週までに決められた枚数をこなしさせれば良かったのでいつ働いても自由です。
私の場合主人を送り出して子供を保育園に預けて自宅に戻ってから、この小論文添削の作業を行っていました。休憩時間も自由です。ちょっと疲れたらティータイムにしてテレビを見ながらゴロゴロ過ごし、また気が向いたら添削の作業を再開するといった感じでのんびりと進めていたものです。
添削作業では何日頭を使いますし、時給換算にすると決して良い仕事とは言えないかもしれませんけれども、自分のペースで自由にできるという点がとても楽だと思いました。
また、添削作業を通してなかなか良い時間を過ごせたとも思います。解答用紙に面白いことが書かれていて思わず笑ってしまったり、あるいはなかなか鋭い視点からの 意見が書かれていて勉強になったり。
また、マニュアルいわその小論文添削するにあたっての様々な知識が書かれていますから毎回勉強になったとも思います。例えば環境問題、政治や経済に関する問題、教育やマナーに関する問題など色々知識が身につきました。
ですから色々勉強するのが好きな人ですとか文字を読むのが好きな人にとってこの小論文添削のアルバイトはなかなか面白いアルバイトなのではないかと思います。
ちなみにこのような自由な携帯でのアルバイトですから登録している人の多くは主婦でした。ただ中には大学生・大学院生の人もいました。
特に体力を使う仕事でもありませんし、働きたい時に働けるという点もとても自由で楽だなと思いました。
(楽なアルバイトの体験談 40代女性)