私は転職活動を2回経験しました。大学を卒業して新卒で勤めた会社を数年後に辞めた後が一回目の転職活動でした。
新卒で入った会社は部品などを作る製造業の仕事でした。製造業の仕事は職人肌の人が多く、毎日怒鳴られぱなしでした。それで精神的に耐えられなくなってやめました。
やめた後にハローワークに通って転職活動しました。ハローワークという場所はその場所にもよるかもしれませんけれども、私にとってはあまり心地の良いものでありませんでした。
スタッフの人々はどちらかというと他人事といいますか、上から目線で淡々と事務作業を進めてくる人が多いと感じました。ただ、ハロー枠には地元の求人情報がたくさんあるので私にとってはありがたい場所でした。
ハローワークで見つけ求人に応募し採用に。1度目の転職を終えました。転職先は商業ビルを管理する仕事です。
大きな商業ビルの裏方仕事で、照明が切れていないか運動は適切かどうかなどをチェックして調整を行います。後はエレベーターの停止・作動、ビルに入っているテナントの世話なども行っていました。
ただその仕事はとても暇が多い仕事でした。やる仕事が少なくてスタッフたちは控え室へ競馬の新聞を読んだり携帯をいじったり昼寝をしたりと好き勝手していました。
早く仕事が終わっても拘束時間は決められているのでその時間は暇つぶしをしていなければなりません。
スタッフの多くは50台や60台でその点当時まだ20代だった私はどこか溶け込めない面がありました。この場所にいたら成長することができないと思い2度目の転職活動をすることになりました。
2度目の転職活動では転職エージェントを活用しました。転職エージェントはインターネット調べて たまたま見つけ登録したのですけれども非常に便利な媒体でした。
登録すると1日も経たないうちに先方から電話がかかってきて登録会のにその会社に出向くことになりました。
登録会では転職エージェントの担当者と直接話をしてどんな仕事に就きたいのか今までどんな仕事をしていたかなどのヒアリングが行われました。
そしてその場で早くも私が希望するような仕事の求人情報をプリントアウトしてくれました。転職エージェントは非公開求人がかなり多くを占めているらしく、なかなか巷では出回らないような有名企業の求人情報屋給料が高めの求人情報もあり眉唾ものでした。
それからは転職エージェント担当者と連絡を取り合いながら転職活動を進めていきました。履歴書の書き方や面接を受けるコツなどについても担当者アドバイスをしてくれて非常に参考になりました。
いくつかの企業の面接を受け2度目の転職先に決まったのが 宿泊関連の会社でした。
ある有名温泉地の大型リゾート旅館などを運営する企業が私の転職先となりました。そこではリゾート旅館の広報や営業、人材に関する業務などを総括して行うような仕事を任されました。
元々旅行が好きで旅館などサービス業について関心を持っていたので私としては願ったり叶ったりの仕事でした。また快適なオフィスで給料も前職と比べて少し高くなったので非常に満足しています。
転職活動を通して思ったこととしては、就職難と言われる時代ですけれども、都会に行けば仕事はたくさんあるということです。ただ情報を集めることができる人とそうでない人で差が出やすいということ
私の場合、偶然インターネットを調べていて転職エージェントと出会ったのがラッキーでした。転職エージェントに登録してからはまさに順風満帆と言いますかトントン拍子に転職活動が進んだように思うのです。
もし転職エージェントの存在を知らずに一人で転職活動を進めていたら今のような良い条件の転職先は見つからなかったように思います。
就職活動ならばその情報が大学や短大などによってもたらされるかもしれませんが、転職に関する情報はあるようでまだまだ少ないというのが現状です。
そんな中でいかに良い情報を集めて効率よく転職活動を進めていくかが転職活動成功の鍵ではないかと感じました。
(転職活動の体験談 30代男性)