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AIによって奪われるかもしれない仕事についてタクシードライバーを事例に(40代男性)





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仕事にまつわる考え方・統計ほか
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最近いろんな本や雑誌を読んでいるとAI(人工知能)の発達によって今後なくなっていく仕事が増えていくのではないか?といった記事をよく見かけるようになりました。

今まで当たり前のように存在していた仕事がAIによって奪われ人間がする仕事が激減してしまうというのです。

本来コンピューターの発達は人間に豊かさをもたらすために進められてきました。しかし今やコンピューターによって人間の仕事が凌駕されようとしているというのです。

もし今やっている仕事を奪われてしまえば、路頭に迷う人がどんどんでてくるのではないか・・?との懸念がふと浮かびました。

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AIによって奪われるかもしれない仕事の一例として、例えばタクシードライバーの仕事について考えてみたいと思います。

現在ではタクシーはドライバーが乗客から行き先を聞いて、手動で運転するという仕組みで運行されています。

もしそれがAIが本格導入されれば一体どのように変わっていくのでしょうか?

AIといえば、先日、AIタクシーと呼ばれるタクシーの導入が進められつつあるという特集番組を観ました。

現時点でのAIタクシーとは携帯電話ネットワークを使ってタクシー乗車台数予想をドライバーに知らせるシステムを搭載したタクシーを指します。

どこを走れば乗客を拾いやすいかなどは今までタクシードライバーの「熟練の勘」でしか予測できないとされてきました。

しかしこのシステムの導入によって、どのエリアを走っていれば乗客を拾いやすくなるかが一目で分かるようになるというのです。

つまり、熟練のドライバーでなくても、乗客を拾える確率が大幅に高まるというわけです。

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私はこの特集番組を観たとき、もしこのAIタクシーが進化して、自動運転をできるようになったらどうなるだろうか?とふと考えました。

もちろん、タクシーは路線バスのように一定区間を巡回するものではないですから、自動運転は一筋縄ではいかないと思います。

人が飛び出してくるリスクや狭い路地での細やかな対応など、無数のパターンを想定していることが必要だからです。

ただ、狭い位置で衝突を検知するセンサーシステムも精度が年々高まっているそうです。

もしそれらが進化して人間を越えたら、自動運転可能なAIタクシーが実現するかもしれません。

そうなったとき、タクシードライバーはただ運転席に座って、不測の事態が起きない見ておけばいいということになります。

そしてある日、AIのみで安全性に問題なしという時代が来たとき、タクシードライバーは必要なくなることでしょう。無人タクシーでことが足りてしまうからです。

そんな日がきたとき駅前のロータリーには、無人タクシーがたくさん停まっているようになるかもしれません。

タクシーに乗り乗車して行き先を告げると、AIがその音声を検知して地図アプリでルートを確認。自動的にシートベルトが閉まって自動運転がスタート。目的地に到着したらシートベルトが開錠され、料金はクレジットカードに課金される・・

そんな時代がもし今後きたとき、大量のタクシードライバーが失業してしまうことになるでしょう。一方、タクシー会社の経営陣は人件費を削減でき収益力がアップするでしょうが。

AIタクシーもそうですが、社会にAIが浸透していくことで社会は大きく変化していくに違いありません。

考えれば考えるほど、今当たり前にある仕事の多くはAIに奪われていくのではないか?との懸念が湧いてくるのは私だけではないでしょう。

ただ、考えようによってはメリットもたくさん存在します。例えば、面倒な単純作業や精密さを要する作業をAIに任せて人間だけにしかできないようなもっとクリエイティブな仕事に専念できるなど。

そんな人間にしかできない仕事を今から考えておくのは決して早くはないかもしれません。

  (40代男性)

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