転職に学歴はどれだけ影響するかについて採用担当をしていた私が思うこと(50代男性)

転職あれこれ
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私は以前在籍していた中堅メーカーで採用担当者していたことがあります。

転職する場合、学歴がどこまで採否に影響するのかということについて気になっている人も少なくないと思います。

私が所属していたのは小規模な会社だったので参考になるか分かりませんが、自分なりの考えを述べてみたいと思います。

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結論をいうと、私の感覚では中途採用者の採否を決める指標において学歴は「2の次」でした。即戦力として使えるかどうかを第一の基準に採否を決めていました。

新卒の就職活動においては、確かに学歴が重視される面があります。

それは、学生は学生時代に打ち込んだことが千差万別であるため、公平にポテンシャルをはかる指標は学歴くらいしかないからだと思います。

しかし中途採用で人材を採用するときは、学歴を最重視するということは私の場合していませんでした。

最大の理由は、入社後に一から研修をするという余裕が会社にはなかったからです。前任者の穴をできるだけ早い段階で埋めなければならない。

会社の業務を停滞させてはならないことを考えると、どうしても即戦力として使える実務経験を有している人を優先的に採用したいという心境になっていました。

ですから、どんなキャリアを積んでどんな具体的実績を挙げてきたのかを職歴書・履歴書から読み取り、実務経験が十分なものか判断していましたね。

あとは熱意ですとか協調性があるかですとかも重要ですがそこあたりは感覚的に判断していました。

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ただ、実務経験が一定基準を満たしていて、かつ、やる気や協調性にも問題ないと思う人が採用人数より多くいれば、学歴の高い人を採用していました。

高い学歴があるということは、その人に高いポテンシャルがある可能性が高いと考えていたからです。

少なくとも入試を突破した年齢においては、努力を積み重ねられるあるいは地頭が良い(もしくはいずれも有している)というふうに評価できるわけです。

努力をできることや地頭が良いというのは、仕事においても高いパフォーマンスを発揮できる可能性が高い。私はそう考えています。

もちろん高学歴だったとしても対人関係に難があるですとか柔軟性がなかったりすれば、仕事があまりできない人になってしまうわけですが・・まあ確率論ですね。

特に40代~50代の幹部たちは日本で学歴が非常に重視されていた時代を生きてきただけに、学歴を評価の対象にする人が他の年代に比べて多いような気がします。

以上あくまでも私なりの「学歴と中途採用」に関する意見を書いてみました。会社の方針や面接官の価値観によって採否に何を重視するのかについてはさまざまなだと思います。参考の一つとして読んでいただければと思います

  (50代男性)

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