私がこれまでに経験した仕事の中で楽な仕事だと思ったのは宝くじ売り場での販売員の仕事です。雇用形態はパートでした。
こちらの仕事内容はスクラッチ、グリーンジャンボ、年末ジャンボ、ナンバーズ、ロト6といった宝くじをお客様に販売するというものです。あとは当選した宝くじをお客様が持参されたら当選しているかを照合後、換金作業を行います。
開店前は宝くじの枚数をカウントしたり、閉店後は売上金を数えて日報に記入するといったこともします。宝くじ売り場はコンビニやスーパーのように商品の種類がたくさんあるわけではありませんし、仕事内容はすぐに覚えらてしまいます。ですから未経験可での募集が多く、私も未経験からこのパートの仕事をはじめました。
宝くじ売り場販売員の仕事で気を遣うのはなんといってもお金のやりとりですね。お金を扱う商売であるゆえ、その点シビアな面はあります。ただ、当選しているかの照合は機械が読み取りますし、普通に勤務していたら問題ないと感じて今しあ。また、販売枚数についてもノルマがあるわけでもなく、売り上げが少なくても誰かに注意されないという点もラクでしたね。
もし飲食店の仕事などなら、売り上げが少なかったらチラシを配ったり店頭で呼び込みをしたりといった営業努力をせねばやらないところが多いと思います。そういった空気感が宝くじ売り場の場合皆無に等しく本当にまったりのんびりした仕事でした。
いらっしゃったお客様に笑顔で応対し、間違いのないように宝くじの販売や換金作業をすればいいという簡単な仕事でした。
宝くじ売り場販売員のパートの仕事はいろいろな意味で楽な仕事でした。仕事内容以外では「人間関係がラク」という点も挙げられます。売り場にもよるでしょうが、私が働いていた宝くじ売り場は小規模だったこともあり基本的に1人体制。ですから、先輩や上司に気を遣うということもありませんでした。
交代するときに他のスタッフと話をすることはありますが、仕事中はほぼ自分の世界に浸ることができるのがよかったですね。
ですから、お客様が少ない時間帯は携帯をいじったりマンガを読んだりと自由に過ごしていたものです。精神的に本当に楽な仕事でストレスフリーでした。また、エアコンが完備されているので夏は涼しく冬は暖かくという職場環境も最高でしたね。
あと、私はおしゃべりであることもあり、お客様とのちょっとした会話も楽しかったですね。何か技術が身につくといった仕事ではありませんでしたが、非常に快適かつ楽しい仕事でした。
(楽なパートの仕事の体験談 40代女性)