食品工場でのバイト体験が思いがけず進路の指針に(楽なアルバイトの体験談 20代女性)

暇で楽なアルバイト(短期)の体験談④
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大学生のときに経験した短期バイト中で楽な仕事だと思ったのは 食品工場での短期バイトです。

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それは大学2年生の夏休みのとき、同じ大学に通う友人から一緒にアルバイトをしないかと誘われて行ったのが食品工場でのアルバイトでした。

派遣会社に登録してそこから食品工場に派遣されるという形の派遣バイト。食品工場に到着すると白衣やマスクなどを着用し消毒をして弁当が流れるレーンの前に配置されました。

そしてベテランのパートのおばさんの指導のもとアルバイトを開始。工場バイト未経験者だったので不安に思っていたのですが、完全なとり越し苦労でした。

難しい作業ではなくお弁当の具材を機械的に詰めていくというだけの簡単な作業だったのです。その弁当の数々はコンビニでこれから販売される予定のお弁当。ご飯、卵焼き、魚、煮物などを詰めていくことで完成させていくのです。

お弁当のプラスチックケースは具材を入れるように形が決まっていて決められた場所に具材を機械的に入れていくだけ。とても簡単で楽な作業でした。

工場ではたくさんのパートの人々や私たち大学生と同世代と見られる派遣バイトの人々が作業を行っていました。それぞれの持ち場で協力し合ってひとつの弁当が完成するという意味では共同作業ということになります。

ただ一人一人が黙々と淡々と作業するだけでよいという感じで人間関係も楽で、なんだか不思議な雰囲気でした ただ時にはパートのおばさんたちの間で笑い声が起きたり世間話が始まるなどあったので 和やかな雰囲気はありましたね。

また休み時間は休憩所でお茶を飲みながら自由に過ごすことができるようになっていました。一緒に参加した大学の友人としゃべっていると、パートのおばさんがお菓子を持ってきてくれました。なんだか良い雰囲気だなと思いました。

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弁当工場での仕事は多少の手際の良さや手の器用さなどは必要でした。ただ、特別なスキルがいるわけでありませんし、重たいものを持つなど体力を使う作業は皆無でした。その点とても助かりました。

また弁当工場だけに夏場も汗をかくことなく涼しく働くことができたというのもありがたかったです。

お弁当工場での短期バイトは一週間のみの短期だったのですが、このアルバイトを経験してからというもの私はコンビニのお弁当に関心を持つようになりました。

どのようなルートで食材が入ってきてどのように調理されるのか。そして消費者たちはどのような視点でコンビニ弁当を購入するのかなど色々なことに関心が出てきました。

そんな興味が高じて、大学の卒業論文ではコンビニ弁当についての研究を論文にしたほどです。そして就職活動では食品関連の会社に入りたいと思い、ある食品関連会社に入社が決まりました。

今から考えてみると あのお弁当工場での短期バイトが食に関する仕事に就く大きなきっかけになったのではないかと思います。

大学2年生だった当時、コンビニ弁当は何気なく食べていました。それが実際に製造過程をアルバイトとして体験することで一つ一つの作業に色々な人を立たずさわり様々な工夫がなされていることがわかりました。

食品の世界ってなんだか夢があって奥深い仕事だなと感じたことを覚えています。

これは弁当工場でのアルバイトに限った話ではないですが、学生時代に経験するアルバイトというのはその後の人生において大きな指針となることが多々あるのではないかと思います。

アルバイトというものはもちろんお金を稼ぐという手段であるわけですけれども、自分の適性や夢を見つけるという意義もあるのではないかと思いました。

(楽なアルバイトの体験談 20代女性)

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