かなり前の話になりますが、私は以前、ちょっとユニークな楽なバイトをやっていたことがあります。それはモーニングコールを代行する副業です。
モーニングコール代行の仕事内容とは
世間には自分で起きれないという人、朝は清々しい気分で目覚めたいという人が一定する存在します。そういったニーズに応えるべく、指定された時間に電話をかけるというのが、モーニングコール代行業にたずさわる人々です。
あまり知られてはいませんが、社会にはモーニングコール代行業者というのがあり、登録者を募ってモーニングコールを発信する業務を日々行っています。
ここでは具体的な会社名は書きませんが、GOOGLEやYAHOOJAPANで「在宅 モーニングコール代行」みたいなキーワードで調べたらそういった業者がいくつかでてくると思います。
今はスマホアプリなどの普及で数は減っているような気がしますが、当時はとても人気が高い副業で、私はたまたま欠員が出るタイミングで登録することができました。採用ときには、声の質も重視されました。基準がどのようになっているのかは定かではありませんが、相手に心地よい気持ちにする声というのが必要であるわけです。あとは活舌の良さですね モーニングコール代行業者に登録したら、自分が担当できる曜日や時間帯などを登録。
するとモーニングコールをかけてほしいお客様の電話番号が業者から知らされるので、指定された時間に電話をかけていくことになります。
朝は大体5時~9時くらいまでの範囲。ひとりに電話をして要する時間は大体1分程度でした。丁寧に電話をすることが重要ですが、一方で時間を見ながら手際よくひとりひとりに電話をかけていく機敏さも必要です。
私がこのモーニングコールの副業をしていたとき、1件あたりの報酬は100円で、1日10人担当している人なら一日1000円の日給、20人担当する人なら2000円の日給という計算になっていました。
モーニングコールバイトの大変な点と向いている人
きっちりと予定されている件数に電話をかけるには、毎日それなりに緊張しましたし労力もいりました。
また、活舌よくさわやかな声で発音できることも重要なので風邪をひかないなど、普段から体調管理にも気を配ることも必要でした。また、生活音がほとんど聞こえない静かな場所から電話をしなければいけないので、それなりに環境を整えることも求められました。
とはいえ、なんせ電話をかけるだけですし、在宅でできる副業としてはかなりおいしかったですね。電話をするのが好きで、かつ早起きと声に自信がある人ならトライしてみるのもよいのではないでしょうか。朝、子供の送り迎えでバタバタする必要がない人なら、主婦の副業にも適していると思います。
(楽な在宅バイトの体験談 40代女性)