私は現在30代女性で主婦をしています。結婚する前は色々なアルバイトをしていました。短大を卒業してか保育士として2年間働いていたのですが人間関係がうまくいかずに退職。体調を壊してしまいしばらく実家で暮らしていて、その後は短期バイトを中心に色々なアルバイトを経験しました。
その中では思ったよりもしんどい仕事もあれば意外と楽な仕事がありました。そんな私なりに今まで経験したおそらく40種類以上のアルバイトの中で楽だったアルバイト、きつかったアルバイトを5つずつランキング形式で紹介したいと思います。
ではきつかったアルバイトのランキングをまず紹介したいと思います。
きつかったアルバイトランキングベスト5
きつかったアルバイト第5位「通信教育の添削」
通信教育の添削バイトをしていたのは、35歳の時でした。結婚して子供が生まれ専業主婦となった私は何かアルバイトをしたいと思いました。しかし子供が小さいゆえになかなか外に働きに出ることはできません。そんな時たまたまタウンワークというアルバイト求人誌で添削指導のアルバイトを募集してるのを知りました。こちらは在宅でできるアルバイトだということで私も出来ると思いました。
書類選考と筆記試験を経てこの通信添削のアルバイトにこぎつけました。それなりに在宅でできるアルバイトというのはありがたい面もあったのですが実際にやってみると思いのほかキツかったです。
というのは何して単価が安すぎるということです。作業スピードは個人差があるかと思いますが、私の場合、時給に換算するとおそらく300円とか400円ぐらいになってしまっていました。確かに外に出て働かないぶん通勤電車に揺られるなど必要はないのですけれどもそれでもかかる労力を考えるとお金になりにくいという意味できつい仕事だなと感じました。
私の周りには通信教育の添削を何年もやってる人がいますが、彼女自身も同じような事を考えてきたという風に話していました。相当慣れた人でもなかなかお金に結びつきにくい仕事だということです。給与面は在宅のアルバイトというより、内職に近い
ではなぜ彼女がずっと何年も続けてるかと言うと受験教育に携わることが彼女の趣味だからということです。お金のためというよりは趣味のためボケ防止のためにやると言うなら通信教育の添削バイトもありではないかと思います。少なくとも私には無理でした。
きつかったアルバイト第4位「飲食店ホールスタッフ」
30代主婦の私がきついと思ったアルバイトの第4位は飲食店のホールスタッフです。こちらはたまたまアルバイトを探していた時にママ友から紹介された仕事でした。もともと食べることが好きだったので何気なく応募したのですがそれが間違いでした。
その飲食店は中華料理を扱っているお店あったのですがとにかく忙しいお店でした。ランチタイムはまさに戦争状態です。ホールスタッフの役割はお客様から注文を聞いて集合にそのオーダーを流し仕上がった料理をテーブルに持っていくという仕事です。
お客様の数が少ない時はまだゆったり仕事は出来るのですがランチタイムとなればとにかく忙しく走り回っていました。それでいて同時に注文が入るわけですからもう何が何だかわからなくなります。厨房にで働いていた料理人たちは皆ぶっきらぼうだったり態度が悪かったのでそれも精神的に参る原因でした。何度怒鳴られたか数え切れません。
大して時給も高くありませんでした。まかないがでることや安定した給料が出るという点においてはよかったかもしれませんが、それ以外あまりメリットがない仕事だと思いました。
きつかったアルバイト第3位「リゾートバイトの仲居」
こちらは20代の後半の時にリゾートバイトと呼ばれるものに参加した案件です。1ヶ月の住み込みで信州にある温泉旅館に仲居として働きました。
その動機は温泉に入れて旅行気分で仕事できるなんてなんてラッキーなアルバイトなんだと思ったことです。実際はそうだったわけではないのですが少なくとも求人広告からそのように伝わってきました。
しかし温泉旅館に到着するといやいなやまさに奴隷のようにこき使われました。もう20年近く働いていると言うベテランの仲居さん達の下で働くわけですが、中には新人いじめをするようなおばさんもいたりして・・。
リゾートバイトで来ている新人は右も左も分からないわけですからそれをいいことに心無い言葉を浴びせられ・・自分たちの運ばないといけない重たい荷物も持たされました。いってみればイジメですね。
仲居の仕事は主に配膳です。こちらは朝食夕食のセッティングを行い後はお客様が食べ終わられた後にその食器類を片付けるという作業です。こちらも時間との勝負となりますし慣れないうちはとてもしんどかったです。
あとは布団を敷くという役割も行います。こちらは2名一組で各部屋を回って布団を敷いていくという作業です。ベテランの人は要領よく布団を敷いていましたが私はなかなか慣れることが出来ず毎回のように叱られていました。
仲居の仕事は朝は早く夜は遅いです。一応温泉に入ることはできますがそれはお客様たちが入られた後こっそりという入る感じなので全くゆっくりすることはできませんでした。と言うかもうくたくたになってからなのでもうほとんど意識がありません。
寮に戻ったらもうバタンキューでそれで目が覚めたらもう起きて次の日の仕事に取り掛からなければなりません。当初は観光気分でリゾートバイトに参加した私でしたが、とてもではないですがリゾート気分なんで味わうことはできませんでした。
仕事を一から覚える労苦はまだしも、いびつな人間関係に疲れ果ててしまいました。もちろん親切にしてくれる人もいたのでそういった人々には感謝感謝ですが。
リゾートバイトをやるメリットとしては食費や光熱費など一切かからないのでお金が貯まるということですね。1か月で25万近く稼げたかと思います
どちらかというとリゾート気分を味わいたいという人よりも社会に出る練習をしたい人ですとかサービス業とは何かを知りたいという人サービス業の裏方を味わって実態を確かめてみたいという人が向いてるのではないかと思います。私はもうやりたくないですね・・
きつかったアルバイト第2位「テレアポ(発信業務)」
今まで行ったアルバイトの中で2番目にきつかったのはテレフォンアポインターです。
テレフォンアポインターは快適なオフィスを中でさんに電話をしていればいいだけですから、楽なアルバイトだと考えられがちです。確かに椅子に座っての作業ですから足腰は疲れないわけですから、ラクといえばラクです。
しかしなんといっても精神的にかなり疲れます。テレフォンアポインターにも2種類あって私が経験したのは発信業務でした。一方、発信業務ではないテレフォンアポインターは受信業務と言います。
受信業務の場合お客様から電話がかかってきた時だけ対応してそれ以外はただ電話待ちをしているのでその業務内容によっては楽なケースもあろうと思います。
一方の発信業務の場合お客様のリストを渡されてこちらから電話をかけるという作業をひたすら行います。ですからそのリストが終わらない限り、仕事は延々とつづきます。
もし勝手に休憩しようというものならばリーダーから注意されてしまいます。そしてこの電話業務というのが私にとっては予想以上にきついものでした。
中には丁寧に対応してくれるお客様もいらっしゃるわけですが、中には本当にきつい方もいらっしゃいました。
心無い言葉で罵倒してくる方も数え切れません。電話越しですしいくら仕事とはいえそこまで言われる筋合いはないだろうと何度思ったかしれません。
それでも仕事と割り切って頑張ろうとはしたのですが無意識のうちにお客様から叱られたこと心無い言葉を受けたことが心の傷となっていきました。
そしていつしか電話をすること自体がこわくなって電話できなくなってしまいました。多分、軽いうつ病にかかっていたのだと思います。そういう状態になってからは、もう自分には無理だと思い、テレフォンアポインターの仕事をやめてしまいました。
テレフォンアポインターのアルバイト特に発信業務をしたいと思う人はお客様から何か言われても少々なことで気にしないような精神的タフな人しか難しいと思います。私の場合少し人から何か言われただけですぐへこんでしまうところがありますので、もともと向いていなかったと言えばそうなのかもしれません。
ただそういう風に精神的にしんどいということもあってかテレフォンアポインターの時給は一般的なアルバイトよりも1ランク上です。私が経験したテレフォンアポインターの仕事は時給1400円でした。
椅子に座っての仕事でそれくらいの高い時給をもらえる仕事はそうそうないと思います。それだけの高時給で働いてのですから少々きついことをお客様から言われたとしても耐えることができるかどうかが長続きするか否かにつながってくるんじゃないでしょうか。
きつかったアルバイト第1位「交通量調査員」
交通量調査バイトは一度だけ経験してもう二度とやるかと思ったアルバイトです。
道路の近くに椅子を置いて座り、車の台数を数える人がいると思いますがそれが交通量調査のアルバイトです。はたからみると椅子に座ってただ車の台数を数えているだけで何て楽な仕事なんだと思われるかもしれません。
確かに見方によっては交通量調査バイトは楽な仕事です。でも、実際にやってみると思いのほかがきつかったです。
交通量調査バイトをきついと思った理由、それは2つありました。
一つ目の理由は時間が経つのがとにかく長いということです。ほぼ一日中椅子に座って単に車の台数を数えているだけですからとにかく暇で暇でしょうがないのです。もちろん仕事中に飲食をしたり音楽を聴いたりするのはNGです。
私はどちらかと言うとおしゃべりなので周りに誰かいないと落ち着かないし孤独を感じてしまいます、それがこの交通量調査バイトは孤独であり話し相手がいないという状況で作業を続けなければいけません。人によってはそれが楽だという考えもあるでしょうが誰か周りにいないと落ち着かない私は逆にしんどいと感じましたね。
きついと思った理由の二つ目は自然の影響をもろに受けるというわけです。交通量調査バイトを経験した時は天気がいい日でした。一般的には天気がいいといい条件だと思うかもしれませんが交通量調査バイトに関しては全くその逆です。女性の天敵である紫外線が容赦なくふりそそいでくるからです。
日が昇ってくると燦々と日が照りつけてくるわけです。交通量調査員は決められた場所で車の数を数えるわけですから、陽が照ってきたからといって、自由に日陰に移動なんてことはできることではありません。許される場合もありますが全く光がない場合もあったりするのです。
ちなみに、私はその状況に耐えれなくなり、巡回している社員さんに相談しましたが、「調査地点はあらかじめクライアントから決められている」ということで、椅子を日陰に移動することは許されませんでした。
女性にとって紫外線を浴びつづけることは非常に厳しいことです。日焼け止めクリームをたくさん塗り、板で太陽を遮り顔をガードしましたが、こんがり日焼けしてしまったということは言うまでもありません。なんせ、朝7時くらいから夕方の日が沈むまで、8時間くらいは太陽の光を受けているので・・
ちなみに、交通量調査バイトが終わった翌日、友達から「どこか海でも行ってきたの?いい感じで焼けてるね」「あれ?なんか日焼けしてない?」などと皆から指摘されました。色白肌がアピールポイントだった私としては、かなりショックでしばらく引きこもってしまったことはいうまでもありません。
そして自然の影響を受けるといえば寒さ暑さの影響ももろに受けます。昼間はまだ日差しがあったので暖かかったのですが夕方以降日が落ちてしまうととにかく寒くて寒くて仕方ありませんでした。
その季節はちょうど秋から冬へと移行する季節だったのですが夜は何と氷点下を記録するという特別寒い時期だったということもあって・・とにかくきつかったです。日焼けするし寒い思いもするし散々でした。
日給は確か9000円ほど頂いたと思います。アルバイトとしてはかなり良い日給だと思います。それでも私は二度とこのアルバイトは参加しないと心に決めました。
あと補足ではありますが。なんとなく雰囲気的にも嫌でしたね。好みによるかもしれませんが交通量調査バイトに参加してる人はその多くは男性です。女性は集まっていた50人ぐらいの中で2、3人だったと記憶しています。いかにも男の現場なんだと思いました。
女性が参加しにくいアルバイトと言いますか寒さや暑さをもろに受けて時には劣悪な条件の中で調査を続行しなければならない。さらに天気がいい日は灼熱の太陽を浴びて日焼けから逃げられない。そういった点から女性はなかなか参加しにくいアルバイトと言えるのではないでしょうか。
楽だったアルバイトランキングベスト5
ではお待たせしました。上記とは逆に今までやってきたアルバイトの中で楽だったなと思える楽なアルバイトを5つ紹介したいと思います。
楽なアルバイト第5位「封入作業」
アルバイトをやるには楽なアルバイトがいいですよね 私もそんな観点でアルバイトを探してきました。そんな中たまたま地元のコミュニティ雑誌で掲載されていたのが封入作業のアルバイトです。
こちらはパートなのですが主婦歓迎という文字が光りました。勤務時間は朝の10時から夕方の3時までということで時間的にも短めですし家から近いので応募しました。
封入作業とはその言葉どおり封筒の中に書類を入れていくだけの簡単なお仕事です。それに加えて書類のチェックをしたり、封筒にのりづけしたりという作業もありました。いずれにしても簡単なお仕事というわけです。
そういった作業を一人黙々とするわけではなく主婦の人々とわいわいおしゃべりをしながらやっていました。一人で作業をするなら単純作業ですから面白くなく逆に苦痛になっていたかもしれません。しかしおしゃべりをすることでそういったこともなくいつのまにか時間が過ぎたことを思い出します。
ちなみにおしゃべりの話題としては、主婦ならではの話が中心で、耳寄りな情報を得ることもできそれも良かったです。
例えば、特売のあるスーパー、腕のいい歯医者、評判のいい学習塾、おいしいレストランなど。そういった生きた情報がどんどん入ってきて、主婦の私としては非常に有益でした。
封入作業のアルバイト料はそんなに高くはありませんでしたがそのような平和な雰囲気の中で安定した仕事を得られたというのは、ありがたかったなと思います。
楽なアルバイト第4位「洋服店店員」
私が選ぶ楽なアルバイトの第4位は洋服店の店員です。こちらのアルバイトは近所のママ友から引き継いだ仕事です。
スーパーマーケットの2階に設けられている婦人服売り場で店員をするという仕事でそれはまた楽な仕事でした。
立地にもよるでしょうが、洋服というのは、食材のようにそうそう売れるものでもありません。ですからどちらかというとその場にいてお客様とお話をするというのが仕事でした。
私はおしゃべりするのが好きですから自然とこの仕事に馴染むことができたように思います。ちなみに1回の食品コーナーはお客様が溢れかえっているような雰囲気でレジ打ちをしているような人はひっきりなしに手を動かしていました。
しかし2階の婦人服売り場は特に忙しい時間帯というのもなく終始のんびりと仕事をしていたように思います。
また、私の場合、洋服自体好きというのも楽な仕事だと感じた要因かもしれません。特にやることがない暇な時間は店内を回って洋服の整理整頓をしつつ、このデザインかわいい!デザインの服また欲しいななんて思いながら楽しみを見つけつつ仕事をしていたのです。
好きなものに囲まれていたら時間を忘れてしまうこともままありますが、今から考えてみると、そこあたり楽なアルバイトだと思った大きな理由だと思います。
楽なアルバイト第3位「スーパー試食販売」
スーパーマーケットの試食販売は20代の半ばに行っていた派遣バイトです。
スーパーマーケットでは時々試食を配っている人々がいるかと思います。その仕事を土日を中心にやっていました。
試食販売のアルバイトは立ちっぱなしの仕事ですし、一見すると、色々ノルマなどありそうで大変な仕事に思える場合もあるかもしれません。しかし実際にやってみたところ非常に楽でストレスフリーな仕事だとわかりました。
例えばある日はウインナーの試食販売の日でした。その日の作業を少し書いてみたいと思います。
まず指定されたスーパーマーケットに行きます。そして従業員用の入り口から入り畜産部の責任者に挨拶をします。すると派遣会社から試食販売で使う機材と台車が郵送されてきていますのでそれを受け取ります。機材は、ホットプレート、爪楊枝、紙皿、包丁などです。あとは責任者の指示のもと、指定された場所に台車を移動させて試食販売をはじめるわけです。
店がオープンしてからは、試食販売のウインナーを飾るレタス、トマトといった野菜など彩り豊かにできるような素材を(派遣会社の経費で)購入。試食販売をスタートします。
ホットプレートでウィンナーを温めてそれを包丁でタコ型に切って爪楊枝で刺します。それを紙皿に並べていきお客様が通られたら、ウインナーの販売元の名前を連呼しつつ試食を勧めます。
つくった試食は無料ですから主婦の人々たちがあっという間に集まって「私もちょうだい」「ひとつおくれ」みたいな感じであっという間になくなっていきます。そんな時に、中には「ウインナーおいしかったわ~ひとつ買っとこうかしら~」なんて、カートにそのウインナーの商品を入れてくれる方もいらっしゃるというわけです。
試食販売バイトは特にノルマがあるわけでもなく、一日中中にそんな作業しているだけで日給1万ほどをもらっていました。
緊張する時というのは初めて行くスーパーで担当者に挨拶をする時ぐらいでしょうか。いざそれが終わってしまったら後は自由に作業ができたので本当に楽な仕事だと思いました。
立ちっぱなしの仕事ではありますが、自由に近くを歩くこともできましたし足が疲れるという感じでもありませんでしたね。
近くの人々の中にはおしゃべり好きもいて立ち止まって世間話をするのも楽しかったです。そういった作業の中で商品を購入していただくとまた嬉しいものがありました。
試食販売のアルバイトで楽しみだったのはたまに遠方のスーパーにも行けるということです。もちろん派遣会社が交通費など出してくれますし遠方手当も加算されてより高い日給をもらうこともできました。
地方のスーパーに行くと色々な発見がありますし、ある温泉地のスーパーマーケットに派遣されたときは、日帰り温泉に入って帰ってきたこともありました。そのようにちょっとした旅行気分を味わうこともできたのも良かったです。
楽なアルバイト第2位「家庭教師」
私が経験した楽なアルバイト第2位は家庭教師です。短大に入ってた時から、小学生を教えていました。まずは家庭教師のセンターに登録してそこから紹介されるご家庭に教えに行っていました。家庭教師のアルバイトはそのご家庭に足を運んで勉強をしているというのが仕事内容です。
教えられるだけの最低限の学力は必要ありますが、どちらかというと、弟や妹の面倒をみるという感覚に近いですね。ケースにもよりますが、家庭教師を依頼するご家庭の多くは、子供が勉強嫌いで、学校の勉強についていけるように家庭教師を雇うというケースなのです。
雑談をしながら、勉強を一緒に楽しみながらやるという感じの感覚でした。私はもともと子供好きですから、ストレスフリーで働けるとても楽なアルバイトだと感じました。
緊張したのは最初にご家庭に行った時ぐらいでしょうか。ご家庭に行くと親御さんもいるわけですから最初ばかりは緊張しました でも打ち解けるあとはもう友達みたいなもので。それに先方様は先生とこちらのことを呼んでくれますし丁重に扱ってくれました。
家庭教師を雇うご家庭は裕福な家庭が多いです。ですから勉強の合間にはケーキですとかコーヒーといったようなお菓子をいただくことも多かったです 一緒にご飯をお呼ばれしたこともしばしばありました。
元々子供が好きで短大を卒業した後は保育士になろうとその当時から思っていたので、子供達と接するのはとても楽しかったです。
小学生ともなれば勉強教えているというよりは親戚の子供達と遊んでいるというような感覚に近かったですね。それでいてご家庭の皆様からは感謝され手厚い待遇を受けられる、致せり尽くせりでした。時給も確か1500円ほどもらっていたかと思います。
学生の身分で時給1500円ももらおうと思えば相当な力仕事をするかぐらいしかないと思います。それが椅子に座って単に勉強してるだけでもらえてしまうのですから本当にお得な楽なアルバイトだなと思いました。
家庭教師をやってみたい人は家庭教師を派遣している派遣会社に登録するのが良いかと思います。そこでは最初に採用試験があることが多いです。教えたい科目についての最低限の知識があるかどうかを判断するもので、それらをクリアすればあとは自分の条件に合った生徒さんを紹介してもらうという流れになります。
自分の条件とは例えばこの科目のみ教えられる、教えに行けるのはどこどこの路線がいい、通勤時間は30分以内、教えることができる性別、教えられる曜日といった具合です。
条件に合う生徒さんがいれば家庭教師の派遣会社から連絡があって、承諾すればご家庭の場所を教えてもらって教えにいくというスタイルです。
毎回教えに行ったら帰りに親御さんからハンコをもらって帰ってくる。ただそんな感じで家庭教師の派遣会社との関わりは形式的なもので、後はほとんど出向くこともなく事務的な作業になります。
ご家庭との関係性さえしっかりと構築できれば後は本当に楽なアルバイトになるかと思います。あと家庭教師は子供の成長を直に見ることができるという面で非常にやりがいのあるアルバイトです。生徒さんの成績が伸びたら生徒さん自身も親御さんも喜んでくれますし私自身も嬉しく思っていたことを思い出します。
教えていた生徒さんが中学受験で志望校に合格したときはもう最高でしたよ。そのときは、一緒に豪華な夕食を御呼ばれし御礼ということで金一封もいただきました。
楽なアルバイト第1位「企業の事務員」
楽なアルバイトだと感じた第1位は一般企業の事務員ですね。こちらは保育士の仕事を辞めた後に入った会社での事務員です。
業種は住宅関連だったのですがとにかく楽な仕事でした。やるべき仕事は決まっていて書類の整理をしたり簡単な会計をしたり、あとはたまに電話で応対するといったものでした。
事務ではワード、エクセル、パワーポイントの基礎的な技能はいりました。
営業の人々はノルマがあったりして色々大変そうに過ごしていました。しかし事務員はそういったノルマはありません。決められたことをきっちりとしさえすれば後はのんびりお菓子を食べながら仕事をする。そんなまったりとした雰囲気の日々を送ることができる仕事でした。
私が働いていた会社は小規模だったということもあり営業の人々がみな外回りに出かけてしまうと一人で残っていることが多かったです。いわゆる留守番に近いものがありました。たまに電話がかかってくることもありましたがそんな時は用件を聞いてメモをしておくという程度のものでした。
会社のオフィスは冷暖房がきいていますし、快適そのものでしたね。椅子に座っての作業なので全く疲れることもありませんし、仕事がひと段落したらスマホをいじったり、こっそりネットサーフィンをして楽しんでいたものです。それでいて会社事務の仕事は意外と給料が高いことが多いです。
立ち仕事のアルバイトよりも明らかに楽なのに時給は1300円ほどもらっていました。
ただそのように仕事が楽なのに時給が高いわけですから事務員になりたいという人はわんさかいるというのも実際のところです。ひとたび事務員の募集広告がでると、1人の募集に数10人の応募があるなんてことも珍しくないそうです。
ですから仕事が始まってからの仕事の難易度というよりも、仕事に就くまでがそれなりに難しいかもしれません。
私なりの考え方ですが事務員の仕事でまず重要なのは愛想の良さだと思います。必ずしも美人である必要はないと思いますが、会社の皆さんが快適に過ごせるようそして会社外から来た人が会社に良い印象を持ってくれるようになるためには、事務員の愛想の良さがかなり重要なんです。
例え、素晴らしい事務のスキルがあったとしても、ぶっきらぼうな人が応対したら「なんだこの会社は?喧嘩売ってるのか?」ってなってしまうわけです。ですから、会社としては、事務員の資質として実務能力よりも人物評価に重きを置いているのではないかと思います。
ですから笑顔を作れて愛想よく過ごせる人というのは事務員に採用されやすいと思います。それ以外は実務的なことになりますがテキパキと仕事をこなせるかということですね。
私の場合、家庭教師のアルバイト経験がありましたからそこあたりが評価されたと感じています。ワードやエクセルを使って自作のプリントを作っていたりもしていたのでそんな話はかなり好印象だったと思います。
あとは最低限の英会話能力ですね。外資系でもない限りネイティブレベルの英語力は必要ないと思いますが、できれば英検準1級(TOEIC700点以上)あたりは持っておきたいですね。インバウンドの強化で来日する外国人の数も増えていますから、今は今は英語力がより求められている可能性はあります
受付に外国人の来客があり応対できないと話になりませんからね。英語以外にはパソコン関係や秘書検定といったような実務と直結するような資格を持っていたら事務員への道は大きく近づくと思います。
いろいろなアルバイトをやって思ったこと
主婦にとってネックなのは子育てとの両立だと思います。家事に子育てにと奮闘し、さらに仕事となると、できる仕事も限られてきます ですからなるべく効率のよく稼げる楽なアルバイトを選ぶのがいいのではないかと思います。
ただ現実のところ良い条件の会社というのは年齢を重ねていくにしたがってなかなかありつける確率が低くなっていきます。
女性の場合、若くて綺麗な人間を採用する会社が多いですからね。それは会社でも外に看板として良い印象を与えるという意味でも間違った考えではないと思います。ですから女性が年を重ねてもより良い条件で良い仕事にありつくためには、若い時に色々な経験をしてスキルを磨き、さまざまな資格を保有しておくのが良いのではないでしょうか。
仕事というのは実際にやってみないとわからない面もあります。女性の場合特にそうですけれども職場での人間関係によってその職場が天国か地獄か左右されることがままあるものです。
いくら仕事が楽だからといってお局様みたいな人に目をつけられたら毎日出社するのが嫌になりますし逆にきつい仕事であっても人間関係が良好であればストレスを感じることは少ないと言えるでしょう。
いずれにしてもまずは行動してみることが重要だと思います。
私の場合、いろいろなアルバイトを重ね、さまざまな環境に身を置いたことで自分の適性や長所短所が分かったという点は良かったと思います。
自分自身では適当な性格だと思っていても周囲の人間からするととても真面目な風に写ってる場合もありますしまた逆も然りです。他人からの評価というのは大体は的を得ていることが多いです。さまざまな声に耳を傾けているうちに、今後どのような道に進めばいいのかどのような分野なら自分が最大限に力を発揮できるのかが分かってくるものです。
皆様がより良い仕事にありつき毎日を楽しく幸せに過ごすことを陰ながら願っております。長々となりましたが以上、30代の主婦である私が選ぶ、「楽なアルバイト」「きつかったアルバイト」のランキングでした。
(楽なアルバイト・キツかったアルバイトランキング 30代女性)