小論文添削のアルバイトに採用されやすくなるために押さえておきたい8つのポイント

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通信添削や出版社が募集している小論文添削のアルバイトは、主婦・主夫たちに大人気です。育児中であっても細切れ時間などに自宅で自由に作業をできる。そこあたり高い人気を誇る大きな理由である気がします。

私自身、以前、小論文添削のアルバイトを約3年間やった経験があり、小学生~高校生の小論文の添削を在宅で行っていました。今は引越しをしたこともあり、辞めてしまいましたが、今回は小論文の添削アルバイトに採用されやすいコツについて自分なりに述べてみたいと思います。

小論文添削のアルバイトに採用されやすくなるために押さえておきたい8つのポイント

私が小論文添削のアルバイトに応募した動機は、好きな時間に好きな分量だけ仕事をすることが魅力的だと思ったからです。新聞の折り込みチラシに掲載されていた人材募集記事を読んで応募したと記憶しています。

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採用までの流れ

まずは履歴書を郵送しての書類選考があり、後日、採用試験がありました。

採用試験は筆記試験面接がありました。筆記試験では漢字の読み書きを問う問題が多く、一部は、マニュアルをもとにした簡単な添削課題がありました。

筆記試験が終わると、ブースごとに担当者と面接がありました。 採用試験を受けてから1週間くらいして採用の通知がありました。 後から知ったことですが、意外と狭き門で、一緒に応募した友人は皆不採用になっていました。

私だけがどうして採用になったのか。それを思い出しながら、どのようにすれば小論文の添削アルバイトに採用されやすいのかについて述べたいともいます。ただ、こちらは私の憶測に過ぎないのであくまでも参考程度に留めていただければ幸いです。

➀「誤字脱字のミスをなくす」

小論文添削でまず第一段階として求められることは、漢字の読み書きを正確にでき、かつ基礎的な文法を適切に活用できるかということです。

実際にお仕事が始まると、生徒さんが書いた答案を読んで、誤字や脱字を発見して赤文字を入れるという作業を行います。そこでは、自身の知識をベースに、見落としをしないというのも添削者として求められる重要な要素なのです。

それを考えたとき、書類選考で郵送する履歴書および採用試験での筆記試験答案において、まず第一にチェックされるのは誤字脱字がないかという点です。

なお、筆記試験ではもし分からない問題と遭遇すれば、何か埋めなければ!と無理に答案を埋めるよりも、確実に分かる問題をミスなくこなすほうが印象がよいかもしれませんね。

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②「文字は丁寧に分かりやすい字で書く」

小論文の添削アルバイトでは添削方法としては2つのタイプがあります。1つ目は生徒さんが書いた答案に直接赤ペンで文字入れをするタイプ。もうひとつは、パソコン端末を使って専用ソフトによって文字入れをするタイプです。両方を行っている会社もあります。ちなみに私が所属していた会社は前者でした。

もしあなたが受けようとしている小論文添削の会社が前者のタイプであれば特にそうですが、丁寧に文字を書けるかということはかなり重要になってきます。

どれだけ的確な添削指導を行えることができる能力があったとしても、文字入れされた答案を読むのは小学生から高校生の生徒さんということなります。つまり、どのような生徒さんであってもその赤文字を確実に読むことができる文字の綺麗さというものが求められるというわけです。

必ずしも習字や硬筆を習った経験などは必要はありませんが、文字が極端に小さかったり丸文字だったりする人は、ペン習字の学習帳などで、きれいに文字を書くコツを少し学んでおいてから試験にのぞむほうがよいかもしれません。少ししたコツをおさえておくだけでも文字は各段にきれいになります。

筆記試験では漢字やひらがなを書く欄が多いわけですが、一文字一文字を丁寧に、かつバランスよく書くことを意識するといいと思います。バランスについては、書く文章が長くなるにしたがって、文字の羅列が曲がらないように注意することも重要です。そこでは、几帳面さがあるかどうかも判断されるからです。文字が曲がらないためには定規を使ってバランスをとるのもよいでしょう。

③「几帳面な性格であることをアピールする」

小論文添削の会社にとってのお客様は各学校であり生徒さんたちです。ですから、お客様からあずかった答案をきれいに扱ってくれる人材を、小論文添削アルバイトとして採用する人材にも当然求めているということになります。

どれだけ素晴らしい添削指導をできたとしても、答案の管理が悪くて汚してしまったり、意味もなく折り曲げたりして雑に扱ってしまうような人はまず採用sれないでしょう。その点、採用担当者は、応募者の「几帳面さ」をいろいろな観点からチェックしていると思われます。

例えば消しゴムで誤字を消す際にも、きっちりと消し残しがないか、消しゴムのカスが用紙に付着していないかもチェックされていると思います。

また、履歴書や筆記試験の扱い方も重要です。一生懸命書くあまり、用紙が折れ曲げてしまったら、几帳面さがないと判断されてしまう可能性があります。履歴書の写真については、枠にきっちりはまっているかも重要です。

④「指示どおりのことを正確かつ的確に行う」

小論文では独創性が重要な分野だといわれます。ただ、小論文添削のアルバイトに求められる能力は独創性ではなく、正確さと的確さです。

実際にお仕事が始まると、小論文添削のアルバイトには、課題に応じたマニュアルが渡されます。そのマニュアルには模範解答のほか、細かい採点基準やチェックすべき項目の詳細が書かれています。

その基準や項目にしたがって、赤ペンで文字入れを行い採点を行う。その能力が添削者には求められているのです。ですから、自分の感覚でものごとを決めたり行動したりしないと気が済まないという人は添削指導に向いておらず採用もされにくいと思います。

つまり、斬新な独自の視点を持っていたり、文学賞を狙うような文章力があったりして、それを必要以上にアピールしてしまうと、逆効果ということにもなりかねないでしょう。そういった能力は求められていないわけですから。むしろ「この人は添削の仕事では物足りないと感じるだろう」と判断されてしまうと思います。

また、変に気配りがあるといいますか、温情をかけすぎる人もあまり添削指導に向いていないと思います。例えば、原稿用紙にはみ出て一生懸命文章を書いていて内容にも問題ない答案があったとします。しかし、採用基準に「文字数を超過していたら0点」とあった場合、その答案が1文字でも超過していたら容赦なく0点にしなければなりません。

それは極端な例ですが、添削アルバイトに求められるのはあくまでもマニュアルを正確に読み解き、それに従って淡々と作業をする能力なのです。採用基準に満たないものは容赦なく減点できるというシビアな面も求められる要素だったりするのです。

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⑤「理由を述べる習慣をつける」

上記した今までの私の文章を読んで、ある程度感じていただけるかと思いますが、何かを述べたら、そのように考える「理由」もどこかでふれているかと思います。実のところ、それは小論文を書いたり読み解いたりする際に重要な要素だったりするのです。

つまり、何かを主張するとき、その論拠も示すことができる人は、小論文に求められる思考回路を持っている人ということで採用されやすくなると考えられるのです

ですから、たとえば筆記試験に自由作文のような課題があったとしても、自分の好きなことをつらつらと感情的に述べるだけにどどめないようにするほうがよいと思います。誰でも知っているような単純なことがらであっても、どのようなことなのか、そしてどうしてそのように考えたのか理由も明確にするのがポイントになるのです。

⑥「会社の都合に合わせて働く意向を示す」

小論文の添削アルバイトは、通年で募集されていることが多いですが、その忙しさは季節によって大きく変わってきます。大まかにいうと、小学校~高校の長期休暇中については答案数は極端に少ないです。一方で、長期休みが明けた春や秋などの時期はかなりの答案枚数があります。閑散期でも繁忙期でも基本的に納期について変わることはありません。

また、小論文添削バイトの報酬ははっきり言ってかなり安いです。同じ小論文課題を何度もこなしているベテラン勢ならマニュアルを改めて読む必要がないですから、そうでもないかもしれません。しかし、一般的には、基本的には添削を始めて間もないアルバイトは薄給と考えたほうがいいと思います。

つまり、募集元の会社からすると、そのような不規則なスケジュールでありかつ報酬が安くても不満を持たずに働いてくれる人材を求めているということになります。

ですから毎月安定した報酬を求めている人だったり、あるいは家庭の都合で繁忙期を中心に対応することに抵抗があるといった人はなかなか採用されないと思います。

「小論文添削バイトに専念して、がんばって生活費を稼ごうと思います」 という人よりも、小論文添削バイトは趣味の一環としてやりたいので、報酬が安くても不定期でも構わないというスタンスの人が優先的に採用されるような気がします。

前者の場合、理想と現実にギャップがあり、どこかの段階で不満が生じて続かないと判断されてしまうだろうからです。実際のところ、 私が所属してた会社でも10年以上やっているというベテランは、生活費を稼ぐ為というより、文章が好きで趣味でやっている人が多かったです。

⑦「必要なことを的確に述べれるかどうか」

小論文は限られた文字数のなかで、いかに自分の主張したいことを論拠を示しながら筋道を立てて述べられるかが重要な分野です。小論文添削会社の社員さんには仕事柄、実際のところ、そういった人が多いですし、裏返せば、そのような思考回路でなければ、小論文添削にはあまり向いていないということになります。

ですから、あまり脈略のないことを自分の感情をたよりに自由に述べている人は採用されにくいと思います。 例えば、志望動機の欄に「将来の夢はマイホームを購入することで、そのために小論文添削アルバイトをがんばりたいと思います。」と書かれていた履歴書があったとします。

一般的には別に悪くはないのですが、おそらくそういった履歴書を書いた人はは採用されにくいでしょう。

なぜなら採用担当者は次のように考えるだろうからです。

「他にいろいろあるアルバイトのなか、どうして小論文添削を選ぶのか?それがお金以外でづ小論文とマイホームが結びつくのか?論拠と説得力が足りない」。

つまり、必要なことを絞り込んで述べ、そう考える理由もしっかりと述べるということが採用になるためには重要になるということです。書類や面接の折にそういった観点からもチェックされている可能性は高いのでその点、意識してみると良いと思います

⑧「学生に寄り添ってものごとを考えられるかどうか」

小論文の答案をつくるのは小学生~高校生の生徒たちです。中には大人顔負けの優秀な小論文を書く生徒さんもいるのですが、多くは何を主張しているのか分からない答案であったり、あるいは文字が汚くて判別できないような答案や誤字脱字だらけの答案です。

小論文添削バイトに求められるのは、いわば出来の悪い答案であっても、親身に寄り添えるかどうかです。どうせ赤文字を書いても読まないだろうみたいに考えて適当な指導を行わないことです。どんな答案に対しても、公平かつ的確に添削指導できる人。そういった人材を会社としては求めているものだと私は考えています。

ですから履歴書や面接では、そのように誰かに寄り添う姿勢で物事を取り組んだ経験があれば、積極的にアピールするとよいと思います。

ちなみに、私の場合、大学時代にある公立中学に通う生徒さんお家庭教師をしていたのですが、成績がクラスでビリだった生徒さんを指導して、学力を伸ばしたことをアピールしました。

そこでは、実績というよりも、粘り強く指導したことで熱意が生徒さんに伝わり、勉強をがんばってくれたことがうれしかったという旨の、精神的なことを述べた記憶があります。 根気強くものごとを継続して、人の気持ちを変えたということが評価されたのではないでしょうか。

まとめ

以上、小論文のアルバイトに採用されるために押さえておきたいポイントについて8つの項目に分けて述べました。要は、答案を丁寧に添削できること、論理的思考力ができるかどうかということです。あらかじめ、小論文添削のアルバイトに求められる人材像を知り、それを意識しながら採用試験や書類選考に挑むということが重要なのだと思います。

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