「自宅でできる仕事を探しているけれど、特別なスキルが必要な仕事はちょっと難しそう」
「子育てをしながら、空いた時間にパソコンでできる仕事はないかな?」
そんな人が求人サイトなどを見ていると、ときどき見かけるのが在宅PC採点の仕事です。
私は40代の子育て中の主婦で、大学はMARCH卒。もともと国語などの文系科目は比較的得意なほうです。
そんな私も、実際に在宅PC採点の仕事をやったことがあります。
結論からいうと、在宅採点は「仕事内容自体は単純。でも、意外と集中力が必要で、向き不向きがかなり分かれる仕事」でした。
私の場合、実際に作業時間と報酬を計算すると、時給換算でだいたい500円くらい。
正直なところ、「これだけやって500円くらいか……」と思ったこともあります。
ただし、パソコン1台あれば自宅でできて、通勤もありません。職場の人間関係に悩まされることもほぼないので、向いている人にはかなり働きやすい仕事だと思います。
この記事では、私が実際に経験した在宅PC採点について、仕事内容、収入、メリット・デメリット、向いている人まで詳しく紹介します。
- 在宅PC採点バイトってどんな仕事?
- 国語の記述問題はこんな感じで採点する
- 単純作業だけど、意外と集中力が必要
- 一番難しかったのは「意味が同じか」の判断
- 採点スピードは人によってかなり違う
- 私の場合、時給換算すると約500円だった
- 最大のデメリットは「仕事が不定期」なこと
- 在宅採点のメリットは「通勤がない」こと
- 自宅だけでなく、条件次第では好きな場所でできる
- わずらわしい人間関係がないのも大きなメリット
- 在宅採点は向き不向きがかなりハッキリしている
- 10年以上続けている人もいるほど、向いている人には向いている
- 特に子育て中の主婦には相性がいいと思う
- 「好きな時間に働ける」と「いつでも仕事がある」は別
- 在宅採点だけでなく、在宅求人を探すなら「ママワークス」もおすすめ
- 私が感じた在宅PC採点のメリット・デメリット
- 在宅PC採点をやってみた感想まとめ
在宅PC採点バイトってどんな仕事?
在宅PC採点とは、その名の通り、自宅などでパソコンを使って答案を採点する仕事です。
昔の採点アルバイトというと、答案用紙を大量に並べ、赤ペンで○や×を付けていくイメージがあるかもしれません。
在宅PC採点では、答案がデジタル化されていて、パソコンの画面に受験者や生徒が書いた解答が表示されます。
採点する側は、あらかじめ決められた採点基準を確認しながら、それぞれの答案に点数を付けていきます。
私が担当したのは、主に国語の記述問題でした。
国語の記述問題はこんな感じで採点する
国語の記述問題の場合、単純に「模範解答と同じなら正解、違ったら不正解」というわけではありません。
問題ごとに、かなり細かい採点基準が設定されています。
たとえば、イメージとしては次のような感じです。
【採点基準の例】
・漢字が間違っていたら、1カ所につき-1点
・「~から」という言葉が抜けていたら-1点
・必要な要素が一つ不足していたら-2点
・表現は違っていても意味が合っていれば正解
・答えの意味そのものが違っていれば0点
こうした基準を確認しながら、答案を一つずつ採点していきます。
たとえば10点満点の問題なら、
「漢字が1文字間違っているから9点」
「必要な言葉が抜けているから8点」
「部分的には合っているけれど、大事な要素がないから5点」
「そもそも意味が違っているから0点」
といった具合です。
そして判断した点数をパソコンに入力し、次の答案へ進みます。
答案を見る → 採点基準と照らし合わせる → 点数を決める → 入力する
基本的には、この作業を延々と繰り返します。
単純作業だけど、意外と集中力が必要
仕事内容だけを見ると、
「採点基準を見ながら点数を入力するだけなら簡単そう」
と思うかもしれません。
実際、作業そのものはそれほど複雑ではありません。
ただ、やってみると単純作業だからこそ、かなり集中力が必要です。
最初のうちは問題ありません。
ところが、同じような答案を50枚、100枚と続けて見ていると、だんだん頭が疲れてきます。
「この答案、漢字の間違いを見落としていないかな?」
「今の答案、この言葉が抜けていたのに減点するのを忘れていないかな?」
ということが気になってきます。
採点では、1枚目であっても100枚目であっても、同じ基準で正確に判断し続けなければなりません。
慣れてくると作業スピードは上がりますが、その一方で、慣れによる見落としにも注意が必要です。
一番難しかったのは「意味が同じか」の判断
国語の記述問題で、私が特に難しいと思ったのは、模範解答とは表現が違うけれど、意味としては近い答案です。
明らかに正解なら簡単です。
明らかに間違っている答案も、それほど迷いません。
困るのは、その中間です。
「この言い方でも、採点基準の意味は満たしているのかな?」
「似たことを書いているけれど、よく読むと意味が少し違うのでは?」
そんな答案が出てくると、一度手が止まります。
そして採点基準をもう一度読み直します。
国語が得意だから簡単、というわけでもありません。
むしろ重要なのは、自分の感覚で判断するのではなく、決められた採点ルールに忠実に判断することです。
採点スピードは人によってかなり違う
在宅採点は、作業スピードによって実際に稼げる金額がかなり変わると思います。
採点基準をすぐ理解できて、答案を見た瞬間に判断できる人なら、かなり速く処理できます。
逆に、私のように、
「この場合は何点だろう?」
「念のため、もう一度採点基準を確認しよう」
と慎重に作業していると、どうしても時間がかかります。
そのため、単純に「1件いくら」といった報酬だけを見ても、実際の割の良さは分かりません。
自分が1時間でどれくらい処理できるかが重要です。
私の場合、時給換算すると約500円だった
私が実際に在宅採点をやったとき、作業時間と報酬を計算してみると、時給換算でだいたい500円くらいでした。
一般的なパートやアルバイトの時給と比べると、かなり低い金額です。
もちろん、これはあくまで私の場合です。
在宅採点に慣れていて、短時間で大量の答案を処理できる人なら、もっと時給換算額が高くなる可能性があります。
逆に、慎重に確認しながら作業する人の場合は、さらに低くなることもあるでしょう。
在宅ワークを選ぶときは、報酬の総額だけを見るのではなく、必ず「実際に何時間かかったのか」を記録して時給換算するのがおすすめです。
最大のデメリットは「仕事が不定期」なこと
在宅採点を経験して、一番大きなデメリットだと感じたのは、仕事が常にあるわけではないことです。
採点する答案がある時期には仕事がありますが、ないときには仕事そのものがありません。
そのため、
「毎日3時間働きたい」
「毎月5万円は必ず稼ぎたい」
と思っていても、自分の希望通りに仕事量を確保できるとは限りません。
在宅採点だけで、毎月安定してがっつり稼ぐという働き方にはあまり向いていないと思います。
私自身も、メインの収入源というよりは、副業・お小遣い稼ぎの一つという位置づけのほうが現実的だと感じました。
在宅採点のメリットは「通勤がない」こと
一方で、在宅採点にははっきりしたメリットもあります。
一番大きいのは、パソコン1台で仕事ができることです。
一般的なアルバイトの場合、3時間働くために往復1時間かけて職場まで行くこともあります。
さらに、着替えたり身支度をしたりする時間も必要です。
在宅採点なら、パソコンを開けば仕事を始められます。
子育て中の私にとって、この「移動時間がない」というのはかなり大きなメリットでした。
自宅だけでなく、条件次第では好きな場所でできる
パソコンとインターネット環境があれば、仕事のルールが許す範囲で、場所を変えて作業することもできます。
自宅で作業したり、静かな場所で集中したり。
決められたオフィスへ毎日出勤しなくていいのは、やはり楽です。
ただし、答案は取り扱いに注意が必要な情報です。
カフェや図書館など自宅以外で作業してよいかどうかは、必ず勤務先の規約や情報管理ルールを確認してください。
わずらわしい人間関係がないのも大きなメリット
私が個人的にかなり良かったと思うのが、職場の人間関係がほぼないことです。
普通のパートやアルバイトでは、仕事そのものだけではなく、上司や同僚、お客さんなど、いろいろな人との関係があります。
在宅採点の場合は、基本的にパソコンに向かって一人で黙々と作業します。
職場の雑談に付き合う必要もありません。
人間関係で気を遣う場面も少ないです。
「仕事はしたいけれど、職場の人間関係はできるだけ少ないほうがいい」
という人には、かなり向いていると思います。
在宅採点は向き不向きがかなりハッキリしている
実際にやってみて感じたのは、在宅採点は誰にでもおすすめできる仕事ではないということです。
仕事内容が難しいという意味ではありません。
むしろ単純です。
だからこそ、性格との相性がかなり重要になります。
在宅採点に向いている人
・一人で黙々と仕事をするのが好き
・単純作業が苦にならない
・同じことを長時間続けられる
・細かい間違いを見つけるのが得意
・決められたルールを正確に守れる
・集中力がある
・人とあまり関わらず仕事をしたい
・在宅でできる副業を探している
特に、「決められた基準に沿って、正確に単純作業を延々と続けるのが苦にならない人」にはかなり向いている仕事だと思います。
在宅採点に向いていない人
・単純作業をしているとすぐ飽きる
・クリエイティブな仕事が好き
・自分でアイデアを考えることが好き
・人と話しながら働きたい
・チームで仕事をするのが好き
・毎月安定した収入が必要
・短時間で高収入を得たい
文章を書いたり、企画を考えたり、新しいものを作ることが好きな人からすると、採点はかなり退屈に感じるかもしれません。
また、人とコミュニケーションを取ることで元気になるタイプの人にも、あまり向かないと思います。
10年以上続けている人もいるほど、向いている人には向いている
在宅採点の仕事には、10年以上続けている人もけっこういるようです。
それを聞いたとき、私は「向いている人には本当に向いている仕事なんだろうな」と思いました。
通勤なし。
接客なし。
職場の人間関係もほぼなし。
決められた仕事を黙々とこなせばいい。
こういう働き方が好きな人にとっては、かなり居心地がいいはずです。
特に子育て中の主婦には相性がいいと思う
私は子育て中ということもあり、在宅でできること自体にはかなりメリットを感じました。
子どもがいると、外で決まった時間に働くのは意外と大変です。
学校行事があったり、長期休暇があったり、急な予定変更があったりします。
在宅の仕事なら、少なくとも通勤時間をなくせるので、それだけでも時間を使いやすくなります。
ただし、在宅採点は集中力が必要です。
そのため、
「子どもの相手をしながら片手間で採点できる」
という仕事ではありません。
子どもが学校へ行っている時間や、静かに集中できる時間を確保して取り組むほうがいいと思います。
「好きな時間に働ける」と「いつでも仕事がある」は別
在宅ワークでは、ここを勘違いしないほうがいいと思います。
好きな場所で仕事ができることと、好きなだけ仕事があることは別です。
在宅採点にも締め切りがあります。
また、自分が「今日は3時間働きたい」と思っても、そのときに採点案件がなければ仕事はできません。
自由度は高いですが、必ずしも安定しているわけではありません。
在宅採点だけでなく、在宅求人を探すなら「ママワークス」もおすすめ
在宅採点は自宅でできる便利な仕事ですが、先ほど書いたように仕事が不定期なのが大きな弱点です。
そのため、子育てをしながら在宅で収入を増やしたいなら、採点だけに絞らず、いくつかの在宅ワークを並行して探しておくほうが現実的だと思います。
在宅の仕事を探すときにチェックしておきたい求人サイトの一つが、「ママワークス」です。
名前の通り、主婦や子育て中の人が仕事を探しやすい求人サイトで、在宅でできる仕事も探せます。
「子育て中なので通勤は難しい」
「家事や育児と両立できる仕事を探したい」
「採点以外にも、自分に合う在宅ワークがないか探してみたい」
という人は、一度求人をチェックしてみてもいいと思います。
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私が感じた在宅PC採点のメリット・デメリット
メリット
私が実際にやってみて感じたメリットは、次のような点です。
・パソコンがあれば自宅でできる
・通勤時間がかからない
・一人で黙々と仕事ができる
・職場の人間関係がほぼない
・接客する必要がない
・仕事内容そのものは比較的シンプル
・子育て中でも取り組みやすい
・副業として利用しやすい
デメリット
・仕事が不定期
・毎月安定して稼げるとは限らない
・採点スピードによって実質時給が変わる
・私の場合は時給換算で約500円だった
・単純作業が延々と続く
・集中力が必要
・人によってはかなり退屈
・クリエイティブさはほぼ必要ない
在宅PC採点をやってみた感想まとめ
在宅PC採点を実際に経験してみて感じたのは、「稼げるかどうか」以上に「自分の性格に合うかどうか」が重要な仕事だということです。
国語の記述問題であれば、
「漢字が間違っていたら1カ所につき-1点」
「必要な『~から』が抜けていたら-1点」
「意味そのものが違っていれば0点」
といった採点基準に沿って、答案を一つずつ採点していきます。
やることはシンプルです。
しかし、大量の答案に対して同じ基準を正確に適用し続けるには、かなり集中力が必要です。
私の場合、時給換算すると約500円でした。
また、仕事自体が不定期なので、在宅採点だけで毎月安定して大きな金額を稼ぐのは難しいと感じました。
一方で、
パソコン1台で自宅からできる。
通勤しなくていい。
わずらわしい職場の人間関係もない。
というメリットはかなり大きいです。
特に子育て中の主婦にとって、自宅でできる仕事は貴重です。
決められた採点基準に沿って、単純作業を正確に延々と続けるのが得意な人なら、かなり向いているでしょう。
逆に、クリエイティブな仕事が好きな人や、人とのコミュニケーションを楽しみながら働きたい人には、あまり向いていないと思います。
10年以上続けている人もいるようなので、向いている人には本当に向いている仕事なのでしょう。
在宅採点に興味があるなら、最初から「これで毎月○万円稼ぐ」と考えるより、まず一度やってみて、
「自分は1時間でどれくらい採点できるのか」
「この単純作業を苦痛に感じないか」
「実際の時給換算はいくらになるのか」
を確認してみるのがおすすめです。
そして在宅採点だけで仕事が足りない場合は、ママワークスなどで別の在宅求人も探しながら、複数の仕事を組み合わせるほうが現実的だと思います。
在宅ワークを選ぶときに大切なのは、「家でできるか」だけではありません。
その仕事の作業そのものが、自分に合っているか。
在宅PC採点は、それをかなり実感した仕事でした。


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