私がたどり着いた精神的に楽な仕事

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私にとって楽な仕事とは人間関係が楽な仕事です。大学卒業後に就職した大手住宅会社は給料はとても良かったですがきつかったです。厳しいノルマが課せられ、それを達成できなかったら部長から延々と説教されました。また先輩社員からは人格を否定されるような言葉を毎日のように浴びせられ、心身が滅入ってしまいました。仕事自体がしんどいというよりは、人間関係を苦にして20年近く勤務したものの住宅会社を辞めました。
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それからしばらく貯金で食いつなぎ、次は給料が安くてもいいから人間関係が楽な職場はないかといろいろ探しました。その結果たどり着いたのが、夫婦住み込みでのマンション管理人の仕事です。
その仕事内容は、マンションにやってくる業者さんの対応や雑用が中心でした。あとは清掃スタッフへの対応、朝晩の施錠、電話対応なども行っていました。
いろいろやることはあるわけですが、全体としては「留守番」に限りなく近い仕事でした。管理人室がありそこに座っているだけです。管理人室の奥はマンションの同じような住居空間になっているので、普通に生活を送っていました。平日の夕方以降および日祝日は管理人室は休みでカーテンを閉めます。基本的にカーテンを開けているときが勤務時間と言うことになります。
住居空間にはひととおり家電製品や家具もあるので、テレビを観たりラジオを聴いたり、夫婦で団らんのひとときを過ごしていました。ときには友達を呼んでパーティーをしたことも。それでいて結構良い金額の給料をもらっていたので、本当に楽な仕事だと思いました。
半月に1回くらい、管理会社の社員さんが巡回にやってきますが、何か変わったことや困ったことはないか聞かれる程度でした。それ以外は自分たちの好きなように生活することができたので、精神的に楽でした。私の場合、模型を作るのが趣味でしたので、有り余る自由時間を使って趣味を堪能していましたね。
デメリットとしては、留守番をしておくのが仕事のようなものなので、長期の旅行に行くなどは基本的にできないことです。お盆休みかお正月休みに近くの温泉地に日帰りで行って帰ってくる程度しかできませんでした。
マンション管理の仕事は、定年退職をした人が中心に活躍しています。ですから体力に自信がない人やコミュニケーションが苦手な人でも安心してできる仕事だと思います。インドア派で自分なりの自由な時間を過ごしたい人にはもってこいの楽な仕事だと思います。
     (楽な仕事の体験談 50代男性)

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