私は大学生になってから今までに10個のアルバイトを経験してきました。コンビニエンスストアや飲食店、配達業務、仕分け梱包などの仕事。
どのアルバイトも丁寧な指導があり、とても良い環境でアルバイト経験を積ませていただいたことには変わりありません。
その中で最も「この仕事、楽な仕事だな」と思ったのは工場でのピッキングです。
このピッキング作業はめんどくさいと思われたり、同じことをずっとするのがとても嫌だと言われているのを聞いたことがあります。
しかし、実際にやってみると、ピッキング作業というのは簡単な差y号です。まず他のアルバイトと比べて最も違うところは特に頭を使う必要がないという点です。
ある程度は考えることは必要ですがこの仕事の重要なところは他にあります。
現場に来ている人は初めてピッキング作業をしたと言う方が結構多いです。それでもほぼ全員がこの仕事に慣れるまでそう時間を要していませんでした。
私自身もあまり複雑なアルバイトは好きではありません。ですが、ピッキング作業は私でも約1時間くらいで慣れることができました。
次に、人間関係が楽だという点も、ピッキングを楽なバイトだと思った理由です。
他のアルバイトは人間関係が大切でチームワーク等で成り立っているものが大半であると思います。たしかに、この工場のピッキング作業もチームワーク等で成り立っています。しかし、ピッキング作業ですとアルバイトが始まったそのときからから終わりまでほとんど一人での作業なのです。
つまり、怒られることであったり、喧嘩したり、接客によるストレスを抱えたりすることは全くといっていいほどないのです。これは人間関係の構築が苦手な私にとってありがたかったですね。
最後に特筆すべきことに、ピッキングバイトは体力をほとんど要さないという点です。どのアルバイトでも私は重いものを持つシーンは必ずといっていいほどありました。逆に言うと持たない時なんて一つもなかったと言えます。
しかし、このピッキング作業は重いものはないです。たとえ重いものがあったとしても一つ一つ持っていったりとまとめて持っていく必要がありません。
私自身、重いものを持ったりすることはあまりできませんし、筋トレ等も今まで避けていきてきたような人間です。そんな人間でも楽々できてしまう。それがピッキングバイトなのです。
ピッキングで運ぶものといえば、大半は服やアクセサリー等です。少なくとも私が勤務していた現場はそういった軽いものしか扱っていませんでした。
重いものですと靴くらいです。といっても軽々運べるほどの重さではありますが。
同じことを永遠と繰り返すように見えるピッキング作業も何か考え事をしながらしていると、あっという間に仕事が終わってしまっていました。以上、いろんな意味でピッキングバイトは楽なアルバイトだと思いました。
(楽なアルバイト体験談 10代男性)