ベーカリーでの商品陳列・レジ業務

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大学時代、私は京都の有名ベーカリーでアルバイトをしておりました。元々そのベーカリーのパンが大好きで念願かなって働くことになりました。
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最初は100種類以上あるパンの値段を覚えるのに苦労しました。ただ、一度慣れてしまえば仕事内容は決まっていますし、イレギュラーが発生した時には社員の方に全てお任せできる雰囲気だったので安心でした。時給800円からのスタート。朝6時半から長いときには夜7時の閉店まで働いておりました。
ベーカリーでの仕事の一日は、早朝から始まります。オープン前売り場の清掃、パンの陳列、レジ、食パンの切り分け、サンドイッチのからしバター塗り、閉店後の清掃とつづいていきます。その仕事の流れややるべき作業は、同じシフトで働く社員の方の働き方を見て、真似をしながら覚えていきました。
 働くうえで、職場が精神的にしんどいか否かは、人それぞれ価値観の違いはあるとは思います。ただ、ひとつ言えることは、人間関係が良好か否かは、大きく左右されるところだと思います。というのは、給料には満足しているものの人間関係に悩んで退職してしまうといった話をよく聞くからです。
私が勤めていたベーカリーでの人間関係はというと、大きく二つに分けてお客様と従業員です。常連のお客様に関しては、お店の立地が京都市内でも有数の高級住宅地にあったため、富裕層のとても感じのいい方ばかり
でした。また、口コミを見て来てくださる方も、最初からお店に対して好意的な印象を持って来てくださる方がほとんどでクレーマーのような方はいらっしゃいませんでした。もしおられたとしても対応は全て社員の方がしてくださったでしょうが。
 従業員に関しては、パンの作り手・パンの売り手と合わせて合計15人ほどいました。皆20代30代の方がほとんどで和気あいあいとしたアットホームな職場でした。接客・レジ担当は、大学生のアルバイトでした。運よく気が合う人達ばかりでしたので、誰とシフトが一緒になっても全く悩まなかったです。私はリラックスできる仲間に囲まれ、楽な気持ちで大好きなパンを売って
いたのを思い出します。
 以上のように、私にはこのベーカリーでのアルバイトが最も精神的に楽だと感じました。その理由は、仕事内容、人間関係ともに自分に合っていたからだと思います。あと、私自身、実家が商売をしており接客の仕事が好きだったということも、ベーカリーでの仕事を楽に思えた要因だった面はあるかもしれません。
ちなみに、このベーカリーでもすぐ辞めたスタッフはいます。ですから、万人にとって楽な仕事では決してないと思います。私の性格と職場の環境が、たまたまうまくマッチしていたということがこの仕事を楽に思わせた最大の要因ではないでしょうか。
  (精神的に楽なアルバイトの体験談 30代女性)

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